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「濃厚黒胡麻坦々麺(辛さ:普通)」@麺処 井の庄の写真3/18
麻味(花椒の刺激):★★★☆☆
辣味          :★★★★★
芝麻醤(胡麻)    :★★★★☆
濃密度         :★★★★☆

辛味ラーメン(つけ麺)の雄が創造する担々麺とは如何なるものか。新たにスタートした日替わり限定の中でも最も注目していたメニューです。辛さは選択可能ですがとりあえず「普通」で。

具は挽肉、レタス、青梗菜、ナッツ、桜海老。写真だと今一つ判りにくいと思いますが、深みを湛えたラー油の赤が非常に印象的。
丼の上に顔をやるとこのラー油からズゥゥンと重く、沈みこんで行くような押しの強い芳香。口にするまでも無く、この担々麺のキャラクターが判ろうというものです。(エー

スープは塩っ気が強い濃厚でぶ厚い豚骨魚介。ここまであからさまに「豚骨魚介」を主張している担々麺はちょっと記憶にないですね。急ぎ攪拌する事10秒ほど。良い具合に黒胡麻ベースの芝麻醤とラー油が交じり合って来たので本格的に行ってみましょう。
同店自慢の図太く重い質感のラー油と唐辛子からなる辣味が支配的。一方花椒は比較的押さえ気味の為、舌先がビリビリとして感覚が判らなくなるという事は無い様です。ヘンに香辛料を多様して"中華"っぽくなっておらず、こういったタイプの辛さならこの店のファンならすんなりと受け入れられそうです。濃密な豚骨魚介の出汁と大量の芝麻醤が加わり、まさに"どろんどろん"な状態。他店を引き合いに出すならば、天空記のどろどろ&濃密な黒胡麻担々麺に近いかも知れません。あれを情け容赦無く、辛くした感じ。
濃厚・濃密な担々麺は大歓迎ですが、ベースの豚骨魚介の密度が高く、ちょっと「逃げ場が無い」という感じもしますね。塩分も多そうです。

麺は「ぐし」とした噛み心地の弾性と粘性を併せ持った中太タイプ。咀嚼している内に滲み出てくる仄かな甘さ。こういった麺が楽しめるのが「ラーメン店の担々麺」の良さでしょうね。中華ベースの担々麺だとまずお目にかかるのは稀な類の美味い麺です。

担々麺、とくれば青梗菜なんですが・・どうでしょう、ここまでオリジナル色が強い担々麺になってくると必要かな?という気にもなってきます。レタスだけで十分なんじゃないかな?また、ここまでスープの味が強いと、挽肉や桜海老の甘味というものも、あまり効果を発揮し切れていない感じもしますね。

「ラーメン店の担々麺」としては非常にレベルの高さを感じる一方、万人向けの味とはちょっと言いにくいところがありますね。かなりマニア向き。辛さもさることながら、ちょっとスープの味が強すぎるかな、と感じます。辛さに耐性のある人でも「辛さ:控えめ」の方がより調和の取れた井の庄流担々麺を味わえるんじゃないかと思います。

大きめ画像はこちら。
http://photos.yahoo.co.jp/ph/takec503/vwp?.dir=/8725&.dnm=98e7.jpg&.src=ph&.view=t&.hires=t

最後はライス割り。しかしながらこれは失敗。ここは「小」でもけっこう飯の量がある上、スープの濃度がハンパではない為、後半は舌にも腹にもキツかった・・。ライス投入後、一気にゴマのむせ返る様な風味が立ったのが印象的でした。
http://photos.yahoo.co.jp/ph/takec503/vwp?.dir=/8725&.dnm=8698.jpg&.src=ph&.view=t&.hires=t

投稿(更新) | コメント (3) | このお店へのレビュー: 3件

コメント

おっ、待ってました!待望のレビューですね!
この辛さでここまで味を詳細に伝えられるとは、さすがといったところです。

>レタスだけで十分なんじゃないかな?
レタスの存在に疑問符を抱いてましたけど、むしろこちらが必要に感じたみたいですね。
辛さにそれほど耐性が無い自分としては、辛さを抑えてくれる役割として青梗菜よりも十分存在意義を感じましたが。

>最後はライス割り。しかしながらこれは失敗。
あれっ?ダメでした?
僕はこの方が辛さが少しでも軽減してくれて食べやすかったんですけど。
ま、量は確かにありますわなw。

corey(活動終了) | 2009年3月24日 10:28

こんばんはー。

おっアップされましたね。
正直自分が食べたのよりもっと辛いって想像できないですw。
とはいえ、たしかにただ辛いだけではなく濃厚でしたね。
ただ私はもうちょっと万人向けのやつの方が良いなあw。

かのう(レビュー終了) | 2009年3月24日 23:43

こんばんは、コメントありがとうございます。

corey(活動終了)さん江
当初は「なんでレタス?」なんて思っていましたけど実食して納得しました。このスープにはレタスの瑞々しさがとても合ってるんですね。思い切って青梗菜を省いてレタスなりキャベツなりを\"こんもり\"と、というのもアリかな?などと食べながら思いました。

ライス割りはですねー、前半は良い感じだったんですが後半がキツかったです。辛さ的には良いんですが何しろあのスープの重さでしょ。胃腸年齢がもう若くないですからw
花道の番長つけ麺スープ割りなしのつけ汁にライスをぶっ込んだ時以来のキツでしたね。(あの時は死ぬかと思いましたw)

かのう(レビュー終了)さん江
>とはいえ、たしかにただ辛いだけではなく濃厚でしたね。
そこにこの店の一種の「意地」の部分が見えた様な気がしたんです。ただの濃厚濃密なだけの担々麺じゃなく、それを「豚骨魚介」で表現してやろう、といった感じの。
かなり「リキが入った」感じの一杯だと感じたんですが、もう少し肩の力を抜いた、ナチュラルな感じのものもいつか食べてみたいな、などと感じました。いずれにしてもあまり他所では食べられぬ類の担々麺だったと思います。