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2022年11月2日(水)昨夜は仕事を終えてから熊本まで移動してこちらの店を初訪問。こちらは熊本ラーメン発祥の一角を担った創業68年を迎える老舗です。20時07分に到着すると、遅めの時間である事から先客は至って疎らな状況です。席に着いて「ラーメン」を注文すると、待つ事わずか3分ほどでラーメンが到着です。純白な豚骨スープには油が殆ど浮いておらず、中太麺の上にはチャーシュー、キクラゲ、海苔、刻みネギ、ニンニクチップが乗っています。先ずはスープを飲んでみると、至って控えめに効いた醤油の塩味と共に、淡麗でいて輪郭を保った動物出汁の味わいが口の中に広がります。出汁は豚骨や鶏の動物系との事ですが、自ら味わう限りでは根菜類から出たと思しき自然な甘味も若干ながら介在している様な気がします。また、スープからは油っぽさやコラーゲン臭が殆ど感じられず、肉質や骨髄に含まれるエキスのみが極めて精巧に抽出されている印象です。一方、軽やかなスープの旨味が下地となる事で、ニンニクチップから滲み出た油分の香ばしい風味が舌に極めて鮮やかに浮かび上がります。尚、スープからは胡麻油らしき軽微な風味を感じると共に、それによってニンニクチップから放たれる香ばしさが見事に補完されています。次に麺を食べてみると、低加水寄りの中太麺が若干硬めに茹でられていて、噛み締めると強やかなコシと共に小麦の鮮明な風味を感じます。そして、太めな麺と至ってライトなスープの組み合わせではあるものの、両者の相性不足による物足りなさは不思議と一切感じられません。次にチャーシューを食べてみると、豚腿肉と思しき小振りな煮豚が薄めにスライスされています。肉質はパサ付く事なく柔らかな弾力を保っていて、噛み締めると仄かな醤油ダレの風味と共に肉質の素朴な味わいが舌に素直に伝わります。食べ終えた感想ですが、至って薄味なラーメンではあるものの、ニンニクチップを巧みに使う事でさり気ない魅力を与えている印象でした。因みに、熊本ラーメンの起源は久留米の「三九」と言われていますが、この一杯からは確かに古き久留米ラーメンの面影を色濃く感じます。嘗てラ博で食べた時はこの味の魅力が一切分かりませんでしたが、ラ博を訪れる機会があれば再びこちらの支店も訪れてみたいと思います。ご馳走さまでした。
昨夜は仕事を終えてから熊本まで移動してこちらの店を初訪問。
こちらは熊本ラーメン発祥の一角を担った創業68年を迎える老舗です。
20時07分に到着すると、遅めの時間である事から先客は至って疎らな状況です。
席に着いて「ラーメン」を注文すると、待つ事わずか3分ほどでラーメンが到着です。
純白な豚骨スープには油が殆ど浮いておらず、中太麺の上にはチャーシュー、キクラゲ、海苔、刻みネギ、ニンニクチップが乗っています。
先ずはスープを飲んでみると、至って控えめに効いた醤油の塩味と共に、淡麗でいて輪郭を保った動物出汁の味わいが口の中に広がります。
出汁は豚骨や鶏の動物系との事ですが、自ら味わう限りでは根菜類から出たと思しき自然な甘味も若干ながら介在している様な気がします。
また、スープからは油っぽさやコラーゲン臭が殆ど感じられず、肉質や骨髄に含まれるエキスのみが極めて精巧に抽出されている印象です。
一方、軽やかなスープの旨味が下地となる事で、ニンニクチップから滲み出た油分の香ばしい風味が舌に極めて鮮やかに浮かび上がります。
尚、スープからは胡麻油らしき軽微な風味を感じると共に、それによってニンニクチップから放たれる香ばしさが見事に補完されています。
次に麺を食べてみると、低加水寄りの中太麺が若干硬めに茹でられていて、噛み締めると強やかなコシと共に小麦の鮮明な風味を感じます。
そして、太めな麺と至ってライトなスープの組み合わせではあるものの、両者の相性不足による物足りなさは不思議と一切感じられません。
次にチャーシューを食べてみると、豚腿肉と思しき小振りな煮豚が薄めにスライスされています。
肉質はパサ付く事なく柔らかな弾力を保っていて、噛み締めると仄かな醤油ダレの風味と共に肉質の素朴な味わいが舌に素直に伝わります。
食べ終えた感想ですが、至って薄味なラーメンではあるものの、ニンニクチップを巧みに使う事でさり気ない魅力を与えている印象でした。
因みに、熊本ラーメンの起源は久留米の「三九」と言われていますが、この一杯からは確かに古き久留米ラーメンの面影を色濃く感じます。
嘗てラ博で食べた時はこの味の魅力が一切分かりませんでしたが、ラ博を訪れる機会があれば再びこちらの支店も訪れてみたいと思います。
ご馳走さまでした。