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「新庄とりもつラーメン(限定)」@渡なべの写真2023年2月12日(日)

一昨日は2軒目に私の中ではお馴染みであるこちらの店を訪問です。

こちらは濃厚豚骨魚介系の元祖となる店ですが、現在は寧ろ「渡辺樹庵」氏が生み出す数々の御当地インスパイアが人気を集めています。

16時10分に到着すると、店内の席は僅かながら空いている状況です。

尚、この日の限定は「新庄とりもつラーメン」と「山形辛味噌ラーメン」でした。

ただ、後者は発祥である赤湯の「龍上海」で経験済である事から、今回は未だ食べた事のない「新庄とりもつラーメン」を選択しました。

そして、指定された席に着いて食券を渡すと、待つ事8分ほどで待望のラーメンが到着です。

透き通ったスープは薄らと醤油の色味を帯びていて、艶やかな中細麺の上には数種の鶏モツと共にメンマや粗切りのネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、軽やかに効いた醤油の風味と共に、シンプルでいて膨らみに満ちた鶏出汁の味わいが口の中に広がります。

出汁は商品名の通り鶏が主体ではあるものの、自ら味わう限りでは昆布と思しき極自然な甘味がさり気なく介在している様な気がします。

シンプルな構成とは思えないほど重層的な味わいではあるものの、慎重に味わっても尚他の素材が存在する気配は一向に感じられません。

また、スープに浮いた鶏油がコクや香ばしさを与えると共に、そこに仄かな醤油の風味が重なる事で味わいに独特なフックが生まれます。

一方、醤油の風味が控え気味である割には塩味が適度である事から、タレは恐らく薄口醤油を主軸として構成されている様な気がします。

次に麺を食べてみると、多加水寄りの中細麺が適度な硬さに茹でられていて、形成されたグルテンのコシや風味をバランス良く感じます。

そして、艶やかな麺にはスープと共に鶏油が存分に絡み込み、噛み締めるとそれらが混ざり合う事で味わいに更なる奥行きが生まれます。

次に鶏モツを食べてみると、部位は砂肝やレバーに加えてキンカンの様ですが、その他にも細かく切られた鶏腿肉が所々に紛れています。

何方の部位も醤油で煮付けられてはいるものの、レバーは強めに下味を帯びている一方で他の部位は控えめに味付けされている印象です。

素朴な味付けにより部位毎の風味が素直に保たれてはいるものの、レバーに関しては特有の臭味が若干ながら残されている様に感じます。

食べ終えた感想ですが、特にスープに関しては御当地ラーメンが原型であるとは信じられないほど徹底的に研ぎ澄まされた味わいでした。

決して旨味が緻密な訳ではないものの、醤油の風味を意図的に抑える事で鶏のコクや香りを一段と鮮明に浮かび上げている様に感じます。

自分の好みにズバリと的中する味わいである事から、限定期間が終了する前に再び訪れて今一度この味わいを堪能してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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