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「エビワンタン麺(白)」@DURAMENTEIの写真2023年5月12日(金)

昨夜は退社してから反対方向に寄り道をしてこちらの店を初訪問。

こちらは「八雲」出身の店主が先月オープンしたばかりの新店です。

18時36分に到着すると、店内では3名の先客が席に着いている状況です。

先ずは「エビワンタン麺(白)」の食券を購入し、着席して食券を渡すと7分ほどでラーメンが到着です。

透き通ったスープは琥珀色を帯びていて、全粒粉を含んだ中細麺の上にはチャーシュー、ワンタン、メンマ、笹切りのネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、軽やかに効いた白醤油の風味や塩味と共に、幾分濃いめでいて上品な和出汁の味わいが口の中に広がります。

出汁は恐らく鶏主体の動物系に乾物魚介や昆布と思われますが、自ら味わう限りでは煮干しの風味が味わいの軸を担っている様に感じます。

とは言え、煮干しの輪郭が鮮やかに映し出されている反面、濃いめな煮干しに有りがちな苦味やエグ味が見事なまでに抑え込まれています。

一方、タレは塩味の角を伴う事なく至って円やかに効いていて、尚且つ白醤油の特徴である発酵された小麦の甘味も控えめである印象です。

総じて言うと、本家に比べて煮干しの風味が際立ちながらも一段と上品に仕上げられている様に感じます。

次に麺を食べてみると、低加水寄りの中細麺が若干硬めに茹でられていて、幾分粘りを帯びた歯触りと共に清々しい小麦の風味を感じます。

上品なスープに対し些か麺が勝ち過ぎている気がするものの、スープの仄かな塩味が背景となって小麦の甘味が舌に鮮明に映し出されます。

次にチャーシューを食べてみると、極めて大振りな豚肩ロースの煮豚が結構厚めにスライスされています。

本家の象徴である縁が赤く染まった焼豚を踏襲する事なく、敢えて大判の煮豚に置き換えた点がこちらの最大の特徴である様な気がします。

肉質はパサ付く事なく靱やかな弾力を保っていて、噛み締めると仄かな醤油の風味と共に赤身の旨味や脂身の甘味が舌に存分に伝わります。

次にワンタンを食べてみると、粗めに刻まれた海老の剥き身と海老の摺り身を混ぜ合わせた餡が幾分薄めな皮で緻密に包み込まれています。

餡は剥き身の弾力と共に摺り身の柔らかな食感を備えていて、軽やかな塩味や野菜の甘味と共に海老の淡白な旨味が舌に素直に伝わります。

食べ終えた感想ですが、都内の名店である「八雲」の味わいを限りなく上品に研き上げた様な一杯でした。

ただ、私個人的には些か上品過ぎて惹き付けられる様なフックには些か欠けている感が否めませんでした。

改めて訪れる機会があれば、次回は今回食べた一杯とは対局的である「肉ワンタン麺(黒)」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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