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「大二郎つけめん3.5(脂かたまり・にんにく)」@ラーメン二郎 新宿小滝橋通り店の写真小滝橋のつけ麺の大二郎。人知れずひっそり復活。

二郎のつけ麺というと、柑橘やら胡麻油やら辛味やら、それぞれに趣向を凝らし、「ただのラーメン」とは違う独自のオリジナリティを模索する意識高い系な傾向がある。それはそれで、それぞれ楽しく美味い。

でも、夏になればラーメンは暑いし、とりあえずつけ麺みたいなのが食べたくなる。ノーマルのラーメンのカエシの割合を濃くしただけのスープに、ぬるい水道水で麺をとりあえず〆て合わせるような、そんな安直なつけ麺だって、それで十分嬉しいじゃないか。小滝橋のつけ麺は、そんな気取ったとこのない、イージーメイドなつけ麺なんだ。これがこれで、実に潔くてイイ!

おそらく通常のラーメンのスープからカエシの割合を濃くしただけ、そこにコク出しで少しの酢を加える。決して酸味を前面に出したりするわけでない、通常のスープの配合割合を変えるだけ。そこに軽い修正を加えて、それだけで夏仕様にする。こんなシンプル極まりないつけスープなのだが、「こういうのでいいんだよ、こういうので」とニヤリとしたくなるような、なんとも気取らない夏のつけ麺が小滝橋にはある。

しかしこれで、ノーマルのラーメンとはだいぶ印象が違ってくる。いつものまろやか乳化なスープの優しさよりも、キリっと際立ったFZの個性が、軽い酸味とも相まって、夏男然として立ってくる。そして通常だと穏やかな印象のパスタ麺だが、水で〆るとやにわに角の立った、極太シャープなテクスチャが際立ってくる。さらに、おまけのメンマとゆで卵が、チープだけど嬉しい、つけ麺ならではの味のリズムを演出してくれる。

別段特筆するような個性があるわけじゃないけど、夏にこんなシンプルな二郎のつけ麺があったら、それだけでありがたいじゃないか。そんな小滝橋のつけ麺である。しみじみといい、そしてまた来たくなる、そんな素朴な小滝橋のつけ麺。これもまた二郎系つけ麺の多様性の中の、気取らず我が道を行くひとつの答えだ。

しかし、こちらも昔は、こんな素敵なつけ麺が普通に夏にはあり、そしてそれを大二郎で食べることも普通だった。しかしなぜかここ数年、つけ麺を隠しメニューにしたり、さらにそれを大二郎では許さなかったり、謎のリストラ状態が続いていた。小滝橋としてもつけ麺はめんどくさいんで基本出したくはないんだな、と半ばあきらめかけていたところだった。しかし今年になって、しれっと大二郎つけ麺が復活していることを先日の訪問で知った。コロナの終息とシンクロしてのことか? いずれにせよ5年以上ぶりのつけ麺大二郎、嬉しくて、今回はきばって麺3.5玉。やはりこちらのつけ麺は、みみっちい量を食べて寂しい気分にはなりたくないからね。蒸し暑い初夏の夕暮れ時、相変わらずな多様な客層にベテランの店員さんらの心地よい接客、そんな中でいつしか幻になっていたつけ麺大二郎を再び。美味い。小滝橋の魅力を改めて認識したつけ麺大二郎だった。値段は高いけど、復活してくれてありがとう。

投稿(更新) | コメント (2) | このお店へのレビュー: 12件

コメント

Fat'n Garlicさん、おはようございます。

大二郎でつけ麺を頼んだことがないのでリストラされていたとは知りませんでした。
前回食べた時の麺とは随分変わったように見えますね👀
初のつけ麺も検討してみます(*´`)

ひゃる | 2023年7月2日 08:28

ひゃるさん、コメントありがとうございます!
麺自体はあまり変わってないと思うのですが、つけ麺にすると印象が変わるので面白いです。
そして、なぜか大二郎はつけ麺だけ断られてたんですよね、ここ数年。でも、やはりつけ麺なのでたくさん食べたいなというのもあって、今回の復活は嬉しいです。1500円はちょい高いですが、よろしければぜひ試してみてください。

Fat'n Garlic | 2023年7月3日 18:34