コメント
どうもです!!
なかなか読み応えのある文でしたw
うむ、旨みカウンターがあれば・・・
なんて野暮な事ではなく色んな要素が絡んで美味しく感じる一杯もあるんですよね~
泉 | 2009年5月22日 07:59一度読むせていただきました。またゆっくり読ませていただきます。
今巣穴で越冬中のKMです。
さすがEストさんです。
自分の尊敬する人の一人です。
共感できる内容も沢山あります。
違うところは一点。
採点数を決めるところかな?
これが自分より極めて常識的なことでしょう。
自分は常に非常識です。それを狙っているのです。ごめんなさい。
そうやら、『神の舌を持つ男』になりたくなかったようです(笑い)。
やっぱり、RDBは自分の居所ではなかったようです(笑)。
自分は、高校2年生まで、ほぼ天才でした(笑)。
全共闘運動が盛んになり、運動のことは今回書きませんが、
ほぼ2年位本など読み、勉強をしませんんでした。
この時、自分の哲学的なものがほとんど固まり、ここで、自分の生き方
を決めたようです。その後も一貫して、どのような生き方をすべきか
考えてきました。
結論は簡単です。いつも言っていることです。
例えば:
『人間の多様性を尊重し、すこしでも余計に人間を大事に考えることと、それを実践すること』
こんなこともその一つです。
たったこれだけのことを実現するのに、結構苦労して生きています。
まず価値観が、『神の舌を持つ男』とは必ず異なってしまいます。
常に理解できない人間を演じてきたようです。
自分を理解してくれる人は皆無と言っていいくらいです。
仕事をすれば、ビジネスを一生懸命やります。
それでも、ビジネスより大事なものに価値を求めますので、
常に社長に理解されません(笑)。
ラーメンの、匿名で投稿するサイトに参加すると、ラーメンより大事な
ことを論じ始めます。
『謎の舌を持つ男』位であればいいのですが、どうも『謎だけの男』で
終わるようです。いつもそうなんです。
自分は一番RDBには向いていないようですね。
求めているのが、ラーメン以外になってしまいます。
本当は小さいときから、ラーメンより蕎麦のほうが好きなようです。
麺・タレの芸術的な完成度、シンプルで好きです。
同じくラーメンより好きな食べ物は沢山あり過ぎます。
そんな気持ちでラーメンを採点するのは、ケシカランと思い、
一番うまかったラーメンを100点にして・・・云々・・・といった
採点方法を編み出して採点してます。
どうやら自分は『味覚的うまさの程度』を論じたいのでは無いようです。
自分が論じているのは、『観念的な味』のようです。
味を決定する要因は
KM | 2009年5月22日 08:01>泉さん
まずは読んでいただきありがとうございました(笑)
ドラゴンボールのスカウターみたいなやつがほしいですねw
それを見たら、全部成分がわかっちゃうような。
でも、逆に全部が見えすぎてしまうのも、面白くないかなぁ。
それを女性の胸囲実寸測定にも使えるなら、ぜひほしいですw
>KMさん
尊敬するKMさんから熱いコメントをいただけたことを光栄に思います。
おそらく、ほとんどの方はこのレビューを読んでさえもくれないだろうと思っています(笑)
僕も、当然、神の舌を持たぬ男です。持たぬどころか、かなりB級の仕上がりですw
ところで、こう見えても、自分はサラリーマンだったことがあります。
そのときに嫌だったがのが、人事考課です。まあ、好きな人はいないと思いますが。
己の能力を単純な方法で定量化されることが嫌でした。
しかし、それをしなければ給料は出ないわけで、やるしかありません。
今、自分はその嫌だったことをラーメン店に対してやっているわけです。
これは、ちゃんと考えました。
考えた内容の一つは、先日プロフに書いた「論評の対象となる宿命」の話です。
結論としては、人間を大事にする気持ちは自分にもありますが、そこはシビアにやろうと思ったのです。
点数を決める方法、そりゃ違いますよ。
自分と同じ方法の人は、おそらく1人もいないはずです。KMさんについても同様ですね。
ご自分で多様性とおっしゃっていますね。味以外のものを見つめる人もいなきゃだめです。
どうして居所がないと思われるのか、今のままでKMさんはダメなのか、と思うわけです。
理解されてるからこそ、暖かいコメントもいただけるんですよね。
僕は、これからも、KMさんのレビューが読みたいですよ。
Eスト | 2009年5月22日 10:12がっつりレビュー、がっつり拝見いたしました。
自分のレビュー以外でこのボリュームをRDB上で見ることはあまりありませんから・・・^^
吉左右の「一生懸命」と同様に、こちらのラーメンの一癖には
レシピ解析しても、数値としては出てこない何かがあるようですね。
定量的・定性的の論議はビジネスシーンでもよく見られる話ですが、
とどのつまり、日本人って定量化が苦手なんじゃなくて、嫌いなんだなとこの頃思うようになりました。
「暗黙知」、「阿吽の呼吸」、「不文律」など、ある種明確に語れないもので成り立つ世界を是としてしまうというか・・・。
たぶん「空気読めよ」っていうツッコミが日常にこれだけあふれる社会も、日本独特なんじゃないかと思います。
日本独特といえばその食文化、特に我々が愛してやまないラーメンという食べ物には
ある意味そういう日本人のアイデンティティが凝縮されているような気がします。
だから単なる700gそこらの食べ物を語るのに、神やら愛やら感動やらが飛び出してきてしまうのでしょうね。
逆襲の禅魔師 | 2009年5月22日 13:13Eストさん、
いろいろご配慮、感謝しています。
いままでの自分でしたら、引き止められると意地でも止めて来ました。
今回は少し寝た振りをしてみます。
KM | 2009年5月22日 18:41Eストさん こんばんは!
すごく含蓄のあるレビューでした。自分も採点していて、あるいは皆さんの採点をみていて色々考えることがありました。しかし、RDBにおける採点は結局、自己中心的なのであります。また、ラーメンも店主の経営を考えた上での自己中心的な作品なのです。
自分も「神の舌を持つ人間」ではありませんし、なれるとも思っていません。また、そんな人はいないと思います。だから、味覚は自分の持つひとりに一つしかない特権であり、他人には決して侵すことのできない領域だと思うのです。
これからも自分の思うままにRDBに参加すればいいと思っています。また、皆さんのレビューも尊重しながら拝見して行きたいと思います。
これからも自分の行けていないお店や行ったことのあるお店のレビュー楽しみにしています。
ヨコべー | 2009年5月22日 21:40お久しぶりwww
まずはお疲れさまです、食品会社に属している者です。
所謂五感が形成される過程は人それぞれです、もちろん貴賎なんてありません。
さらに言えば、論理根拠を求める事が極一般になった世間であっても、感覚に根拠を求めるのはナンセンスであると思っとります。
レビュー最後の言葉に救われました^^
原チャリ | 2009年5月22日 23:09ん~長いw
良くこんなに長いの書いたなぁ~!(笑)
主観が客観的に分かる人の事ですね?此処で言う「神の舌の持ち主」とは。。。
なんか、オレッチには難しいっすw(汗)
無かん水麺 好きだよね~!
でも、のびた麺を味わうのも醍醐味なのでは?(笑)
拘った無かん水麺を提供する拘りの店主の茹でた加減が、適切な様な気がしますwマジで。。。
まぁ好き好きで。。。
Liberty | 2009年5月23日 00:08>ぜんましさん
がっつりとありがとうございます!
日本独特のあいまい文化というのでしょうか、これはとても好きです。
それがラーメンに凝縮されている・・・なるほど。これは斬新な切り口ですね。
RDBにもし採点の仕組みがなく文字によるレビューだけだったらどうなるか、と考えることがあります。
何だかハッキリしない気もするし、それは日本の文化に合っているのかも、とも思います。
>KMさん
承知しました。
誰でも眠くなることはあります。
今はそっとしておきます。
大五郎、ぜひ楽しまれて来てくださいね。
>ヨコベーさん
ヨコベーさんからコメントをいただけて、とても嬉しく思います。
おそらく、言い方を色々あるにしても、自分とヨコベーさんが指していることは近いと思います。
味覚は特権ですね。
>原チャリさん
お久しぶりです。
長文を読んでいただき、ありがとうございます。
感覚に根拠を求めることは意味が無いですね。
たまにレビューにも書くのですが、味はわかるものではなく、感じるもの。
これは嘘・偽りのない心境です。
>りばっち
長いって・・・あなたに言われたくないですよ(笑)
神の舌は恐らく存在するでしょう。人々の意見の総和として。ただ、それと違っても臆することは全くないし、思いは各々の心のうちにある、ということを言いたかったのです。
麺については、今回伸びてしまった原因は自分がおしゃべりに夢中になってしまったこともありますw
Eスト | 2009年5月23日 16:27こんばんわ~!!
今回はスペシャルな回ですね!
Eストさんのこと・・・この人はやるなx2と前々から察してましたが・・・凄すぎた!!
俺は・・・自分の美味いにジャストミートなら天国。ダメならドボンッ!!
そんなノリです。ここは自分のラーメンアルバム的存在かな~。
最近こちらも機会があればと思ってます!
80000 | 2009年5月24日 02:45>80000さん
言いたいことはレビュー最後の言葉なのですが、ちょっとまわりくどく書いてしまいました。
皆さん、利用の仕方は様々ですね。
80000さんのアルバムは、すごく饒舌ですね。読んでいて楽しいです。
Eスト | 2009年5月24日 12:30
Eスト
流星
TJ
ひぐま







“美味しさ”とは何かということを考えます。
「この饅頭は甘い」
という主張があったとします。では、どのぐらい甘いのか。
「この饅頭には砂糖が50g使われている」
これは、もう少し正確な感じがします。定性的(前者)か定量的(後者)かの話になりますね。
僕の家の近くに一軒の中華屋さんがあり、何回か利用したことがあります。あまり客が入っている所を見たことがないのですが、この中華屋さんのラーメンと、有名な「とみ田」のラーメンはどちらが美味しいのでしょうか。自明の理のようで、案外きちんと説明するのは難しいことに気がつきます。定量的な分析は機器があれば可能です。イノシン酸が~mg、ナトリムが~mg・・・といった測定と、人が美味しいと感じる味覚の統計的分布を照らし合わせればよいのです。
しかし、普通我々はそれをしません(食品会社の人は、きっとそういうことを沢山しているんだろうと思います)。定性的な判断で十分だからです。ただ、ラーメンのレビューとしてはそれでは説得力が十分でない場合があるので、やや定量寄りの分析も付け加えたりします。以前、のりぞんさんが二郎系のお店で“標高”をcmで表していましたが、説得力のある定量データです。
「星」のラーメンはどうでしょうか。標高は計るまでもありませんが、スープは動物系主体であることがわかります。豚骨と鶏がらの清湯で、旨味成分としてはイノシン酸、そしてグルタミン酸が強いと思います。具体的な量(mg)までは当然わかりませんが、一般的に無化調と謳われるラーメンの想定を超える量を感じます。旨味成分という切り口では、豚骨と鶏がらの区別はほとんどつきませんが、このスープの限っては風味や香りから豚骨、特に背骨の部分を多く使っていることが推測されます。昆布、それから魚節も補足的に使われているようで、和風テイストが控えめに存在しています。動物系素材から分離した油脂はほぼ乳化せずに存在し、2mm~3mm程度浮いています。塩分はスープ400cc程度に対して小さじ2杯強程度でしょう。また、野菜類から出ているグルタミン酸もスープの骨格を補強していると思われ、風味として多く感じるのは、ネギ類、キャベツ、ニンジンの順。タマネギ独特の匂い成分である硫黄化合物が加熱され変性したまろやかな成分が鼻に抜け、名前は存じませんがキャベツ、ニンジンに含まれる匂い成分も感じ取ることができます。少し甘みがあるのは、野菜から出た糖分なのか、かえしの酒類に含まれる糖分なのか残念ながら区別はできません。後味として特徴的なのはニンニクが加熱されて生成される薬効成分のアホエンと思われる臭気です。
スープに着目してなるべく定量的に(といっても具体的数値は挙げられず相対的な所もありますが)この辺りが自分の限界です。もちろん、間違っている可能性もあります。味覚の感受性は様々です。ゆえに、美味しいかどうかなんて結局人それぞれだねとも言いますが、それで片付けてしまったらその話はそれでおしまいです。冒頭の例に戻りますが、中華屋さんのラーメンも「とみ田」のラーメンも人それぞれでしょ、ということになります。
定性的な議論だとそうなりがちですが、美味しさを完全に定量化することは非常に難しいと思っています。簡単にできるなら、食品会社の人は今頃ウハウハのはずです。
別のアプローチを考えてみましょう。大多数の人が美味しいと言ったものを“美味しい食べ物”と定義してみます。これには、量的な調査が必要になります。この考えでいくと、もし「神の舌を持つ男」が本当にいるならば、その人の感想は独創的だったりセンシティブだったりではなく、むしろ限りなく大多数の平均に近いものになるはずです。
我々の行っている採点活動の一つの側面が、これです。RDBのランキングの正体は「神の舌を持つ男」です。正確には、統計的に十分なサンプル数に達していない店舗もあるので「神の舌を持ちつつある男」でしょうか。定量化を試みた一つの分析結果ですね。だから、僕は点数を付けるということは、全く無意味なことでは無いと思っています。
もう一つの側面は、定性的な主張です。こういう風に麺がスープを持ち上げるので良かったとか、店主とこういう会話をして楽しい食事になったとか、昨日食べたラーメンより美味しいかどうかはわずか1bitの情報で済みますが、そこに至るには複雑な定性的判断が必要になります。判断の分かれ目が無数にあるので、情報のbit数が指数算的に膨れ上がります。世の中の大体のことは定量化のほうが難しいですが(科学者が頑張ってやっていることです)、これは定性化のほうがはるかに難しい。
定性化に至るプロセスは、入店から退店まで切り離せないストーリーとして美味しさ・満足度につながっています。入店してまずわかったことは客がいないことですが、これは別段関係しません。しいて言えば、落ち着いて食べられるということでしょうか。メニューを迷い、ご主人にあれこれ聞きました。一癖ありそうな雰囲気のご主人です。おすすめはありますか?と聞けば、好みがあるからね、と。ここから、マンツマーマンのカウンセリングが始まります。出汁感やネギの主張、脂の好み等を相談し「塩ラーメン・2枚ちゃーしゅー乗せ・麺大盛り」に決定します。調理中に、先人のレビューを思いだして麺硬めを頼んだら快く了承してくれました。
壁に貼ってあるメニューには大きな写真が添えられ、基本的に客に対してベスト・チョイスをしてもらいたい、それを食べてもらいたいという心意気を感じます。こういったことは、味に直接つながります。つまり、前菜というか、食べる前からもう味わっています。
できあがりの写真を撮りますが、どうして箸を入れるのか怪訝そうに聞いてきました。食べかけのように写ってしまったらと不安なようです。これは麺を見せるためだと説明します。撮った写真を見せてあげると、おっ!これはよく撮れてるねぇ!とご機嫌な様子。ホッとします。
先にスープの(なるべく)定量的な分析を試みましたが、客観的に自分であれを読んでも特に美味しそうには思えません。定量データは裏づけにすぎず、有機的なつながりによる定性的な説明をして初めて感覚的な理解が得られると思います。
スープの性質としては、ほぼ乳化せずに澄んでいます。浮いている油はこの手のタイプにしてはやや重厚で、あっさりかこってりかと問われれば、中間程度に位置します。塩角はやや強め、十分にして自然な旨み量、総じて力強い方向にベクトルは向かっています。とはいっても、ガツンと濃厚ではなく、頑張って強くしているという感じです。
そこに独特の無カンスイ麺が絡みます。カンスイによる角が立たないからでしょう、むにゅむにゅっと口に入っていく感覚は何物にもかえがたい。少々気張っているスープに対し、優しい麺。なんだかご主人のお人柄がみえてきそうです。
一口二口食べて、この麺は生まれて初めて経験する食感であることを伝えました。すると、ご主人は嬉しそうに奥からカンスイのボトルを持ってきて、これがカンスイなんだよ、と見せてくれます。サンプルとして持っているらしい。ラベルを指差し、そこには炭酸ナトリウム等書いてあるのですが、化学物質がどうたらの講義が始まります。
僕自身、自宅でラーメンを作るときに讃岐うどんを手揉みして硬茹でで使うことがあるので、そんなことも話します。カンスイを使うと、麺を打つ手がボロボロになるそうです。そして、麺は硬く黄色くなる。なるほど、この麺は確かに白くて柔らかい。でも、うどんとは違う。
すっかり聞いていると、八口目ぐらいから麺は伸びきっておりました(笑)。伸びやすい麺です。似たような麺をしいて挙げれば綱島の「支那そば屋Ron」の細麺を少し太くした感じです。「Ron」の細麺も初めて食べたときは、サッポロ一番かよ、と思いました。ところが何度か食べるうちにハマってしまい、今では「Ron」に行けば細麺を指定しています。
「星」の麺も、通ううちにどんどん良さのわかる麺ではないかと思うのです。ご主人にも慣れたので、次回はかなり硬めに茹でてもらいたいと思います。
チャーシューはバラ肉で、トロッとした脂の層を挟みながらもしっかりとした食感を残した好仕上がり。チャーシューがスープの旨みを補完するというよりかは、スープ自体がしっかり者なので単独としてドンと存在している感じです。
スープも全部飲み干しました。後味は、ほんのりニンニク。ここが、お茶目だなぁと思います。
帰り際は、どこから来たの、という話になり、横浜線に乗って橋本経由で来た旨を伝えると、それなら海老名から相鉄線乗り換えたほうが早いよ、なんて教えて下さいました。
いつもより随分レビューが長くなってしまいました。その理由はひとえに楽しい経験をしたことを伝えたかったからです。帰りの電車の乗り換えまで指南してくれるラーメン店が他にあるでしょうか? 彼だから作れる一癖ある優しいラーメンをどのように書いたらいいか考えていたら、あれこれ浮かんでしまいました。ですから、今回は「星」インスパイアです。ありがとう。
大部分、定性的なことは書きました。今回、言いたかったことの一つは定量的・定性的の相互関係から浮かび上がるものがあるということです。今後、このお店にも十分な採点が集まり、定量的な観点から美味しさが見定められていくことでしょう。それはそれで、バーチャルな神の舌を持つ男の指標として参考になります。しかし、僕個人の思いは全く別の所にあるのです。