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野菜がたっぷり載ったラーメンが食べたい派にとって、今一番の注目は六厘舎隣の「トナリ」ではなかろうか。
しかし夜のみ2時間半、9月までの限定営業ではハードルが高い。メタボ対策で夜ラーを控える私には尚更だ。
で、他に野菜たっぷりラーメンの店はないものかと探し当てたのが此方。そのものズバリ「野菜たっぷりそば」
なんてメニューまであって、15種以上の野菜を使っていると言う。「野菜でデトックス」がコンセプトらしい。

祝日11時、中野サンモールを入ってすぐ右の路地にある店舗へ。後継者難で閉店した地元の老舗を大成食品が
開業支援して復活させたらしく、意匠化されたロゴ看板や機能性・装飾性を兼備した店作りにプロの裏方の介在
を感じる。が同時に企画書や設計図が透けて見えそうなわざとらしさ、チェーン店っぽさも感じて微妙ではある。
厨房壁に黒板が掲げてあって、野菜の効能を手書きしてある。「キャベツは胃痛に効く ハクサイは渇きを癒す
ゴボウは便秘解消 玉葱は血栓予防」だそうだ。血栓が心配なKさん、奥さまにお願いして玉葱料理を増やして
もらうと良いみたいですよ...大きなお世話かな?スマソ

注文は平凡そば。この店の特製に当たるグレードで、10種以上の野菜に加え、チャーシュー・ワンタンが入る。
配膳されて見下ろすと、鍋焼きうどんに使うような厚手で平べったい白い丼に半透明の塩スープが張られ、赤・
橙・黄・緑・紫・黒・白と彩り豊かな野菜、バラとロースのチャーシュー3枚、自家製ワンタン3個、と具沢山
にこんもりと盛り付けられて麺が見えない。まずはスープの味見から、とレンゲで啜って旨味の濃さに驚いた。

普段食べるタンメンは最初薄味に感じ、食べ進むにつれて炒め野菜の旨味がスープに染み出してくる感じだが、
このスープは一口目から旨味全開である。鶏・豚・野菜・魚介など出汁からの旨味、寝かせた塩ダレからの旨味、
表面の香味油からの旨味、直前に鶏スープと塩胡椒で煮込んだ野菜からの旨味、それぞれは薄っすらとした旨味
のはずだが折り重なって明瞭に味覚に訴えてくる。で、どんな旨味なのかというと、チキンブイヨンと塩胡椒・
香味野菜でロールキャベツを煮込んだときのスープの味わいが近い気がする。店長氏が洋食出身と聞いたからか、
和風出汁というよりブイヨンとかコンソメと言った方がしっくり来る感じ。ことによるとグルタミン酸の助けを
借りているのかもしれないが、さっぱりした薄塩味の中に通常のタンメンとは一線を画した力強い旨味とコクを
湛えた素晴しいスープだと思う。

麺は大成食品の細ストレート。盛り沢山の具に押されて存在感は薄いが、スープと野菜を味わう上では良いかも。
野菜はクレセントピーマン・ニンジン・パプリカ・穂先筍・小松菜・山クラゲ・紫キャベツ・キクラゲ・ゴボウ・
ハクサイなど。この日は個人的にやや苦手な春菊や食用菊がなかったのも幸いして、どれも美味しく戴けた。
チャーシュー、ワンタンはどちらも良く味付けされて美味しく、肉・野菜・穀物の栄養バランスも良くなるため、
平凡そばにして正解だったと思う。

88点。デトックスとか医食同源とかは措くとして、味わいとしてかなり好みの野菜たっぷりラーメンである。
「はつね」@西荻のタンメンでは物足りなく感じてしまう駄舌の私には、コレくらいあからさまな旨味があって
肉類もしっかり入ったメニューが合っているのだろう。再訪必至。次は野菜たっぷりそばを戴いてみようと思う。

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