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つけダレは鰹等の魚介が濃く、甘味と酸味は控え目だが、これは全体の相対的バランスの意味であって、濃淡を絶対値的に捉えると、かなり濃い味だ。麺につけて啜る分には丁度良いが、そのまま飲むにはしょっぱいので注意。まあ、元来賄い食だった物であるし、つけ麺とはそんな物だろう。この直截的且つジャンクフード的な味覚への渇望と言う奴は、どうにも時々発作的に込み上げて来る。ガキの時分に味の濃いものばかり好んで喰っているといい大人になってもこれである。
半地下でカウンター席のみの店内は中央の厨房が広く、店員はゴム長、ゴム前掛けと、まるで魚屋みたいだ。麺を冷やした水を切る所作も、ザバーッとタイルの床に水を流すので一層魚屋に見える。
今日は午後二時過ぎの入店と、昼食時には少し遅かったのだが、いつも二人いる店員がこの時は一人であった。一人は休憩中なのだろう、と思いながら一人奮闘する店員の仕事を眺めていると、ステンレスのでかいボウルに入ったざるに前の客に出した麺の余りが入っている。これをどうするのかと思っていたら、後から茹でた私以下数人の客の麺を躊躇無くぶち込み、ザバザバと流水に晒し始めたではないか。「おいおい、そりゃ無いだろう」と思っていると、一人奮闘する店員氏は、ボウルの中の、粗熱の取れた麺の上にザルを被せて流水を流しっぱなしにした状態でスープの用意を始めるのだ。
うーん、荒っぽい。男の世界である。案の定、出された麺はひも状に成型された小麦粉加工食品、と言う以外に何の感慨も与えてくれるものでは無かった。
しかし、これで良いのだ。ここには「典型的ジャンクフード」を食べに来ているのだから。

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