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20:45頃入店。 先客2名。

 西所沢の改札を出て、斜め前に伸びる道に入り、50mほど歩くと、左手に大きなマンション、右手にパチンコ店が見えてくる。マンションの隣が花屋の入っている3階建てほどのマンションで、花屋の手前がこの店の入口だ。
 看板には「肉まん 集宝亭」とあるが、商店街が掲げるLIONSのノボリに隠れて見えない。
 店は意外に広いが、半分以上が厨房その他に占められていて、客席は少ない。そして年季の入った店内。
 先客はちょうど帰るところ。店主らしきオヤジさんと談笑している。すっかり寛いだ雰囲気。でっぷりとしたいかにも中華屋のオヤジらしい店主。
 息子くらいの若い兄さんが接客。ラベルのないペットボトルに入った茶色い液体を出してくれた。恐る恐る飲んでみると何のことはない、ジャスミンティーだった。

 この店の前評判は聞いている。いわく「メニューに関係なく、頼めば好きなものを作ってくれる」「ある程度常連になると、店主に任せてしまう」など。なかでも肉まんの評価は大変に高い。もちろん麺類も。

 メニューにはたくさんの品目が書いてある。麺類・ご飯もの・定食。肉まん・あんまん・高菜まん・シュウマイなどは持ち帰りや地方発送もやっている。壁には「おせち承ります」ともある。

 その中でも目を惹いたのが「牛すじ湯面」。これを頼む。

 二人できちんと分担して仕事をしている。出てきたのは、一目見て「間違いない」と思わせる、旨そうな一杯。
 アツアツのあんかけの中には、筍・椎茸・白菜・ネギなどがタップリ入っている。特に椎茸の大ぶりなこと。アワビのような開き方で入っているのが楽しい。
 そして、牛すじ。これだけの牛すじを食べたのは、好楽以来。実に旨い!!
 この牛すじだけで10点ほどアップ。ボリュウムも満点。
 あんかけの下には、優しい味わいの汁に、細めのストレート麺。あんかけの常として、熱過ぎてナカナカ食べ進められないのだが、それでも麺の状態がキープされているのは素晴らしい。
 
 ハフハフ食べていると、話好きそうな店主がどっかと座る。牛すじの旨さを伝えると、「今ならテールもあるよ、ラーメンでも他の料理でも入れられるよ」なんて話はじめる。やはり客の求めに応じて作ることもあるそうで。「今日は肉が食べたいなあ」というリクエストだけで宴会料理を出したりするらしい。いいなあ、そういうフレキシブルさって最近ないもんねえ。

 味付けの話などイロイロ聞いたり話したりしていたが、やはり気になるのは肉まん。
 試しにひとつ食べてみる。手作りという皮はフワリとしながらも、もっちり感を残している。餡は旨味が凝縮され、肉汁が溢れ出るなどということはなく、素材の旨味を楽しませる味わいになっている。勿論、何もつけずにいただける。
 肉まんには大小二種類あるということで、てっきり大のほうを食べたと思ったら、小だという。思わず自宅用に買ってしまった。近くの幼稚園のバザーで1500個が売れたこともあるそうで、これは年齢問わず喜ぶ味だ。
 帰宅後、蒸篭で蒸して子供たちに食べさせたが、夢中で食べていた。

 味わいは好楽に通じるものがある。店主にも好楽の話をしたら大変に興味を持っていた。シミジミ優しい味を好む人、好楽の味が好きな人、そして牛すじが好きな人は、ぜひ、足を運んでみて欲しい。

 久しぶりに佳い店を見つけた。味・雰囲気・店主の人柄、すべて私好みだ。

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