なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「つけ麺 + 半熟味玉」@油屋製麺 神田本店の写真 長袖シャツにジャケットが必要になってきた秋深き土曜日(10日)、今日も今日とて休日出社。本格的に寒くなる前に、夏から宿題にしたままの「つけ麺」を食べてしまわねば……夜は神田「油屋製麺」へ。
 木造チックに仕上げた外装で、ちょっとレトロで下町風な店構え。内装にも一部トタン風の壁材を使うなど、ワザと「場末感」を演出しています。券売機は入口右手、「筆頭」ボタン「つけ麺」(700円)と、「半熟味玉」(100円)をポチッとな。フロア係の女性店員に渡すと、中国なまりで並盛・大盛を尋ねられますが、今日のところは並盛で。丼は、約7分で到着。
 では、つけ汁を一口……サラリとした豚骨魚介、部位までこだわったという豚骨は上品な風味で濃さも控えめ、これにカツオ主体の魚介出汁がスッキリと馴染んでおり、つけ汁にしてはカエシも濃くない。さらに、つけ汁表面を多めの油分で覆って、温度を下げない「仕掛け」のようですが……この油分が上品なスープの味をさらに「丸め」ており、酸味・辛味などアクセントも加えず、全体として非常に「無口でおとなしい」仕上がり。
 次に、麺を一口……加水率を上げてモッチリと仕上げた太麺、シメもシッカリとしており、なかなか重厚な歯ごたえと歯切れ。しかし、味はかなり淡白で、「わらび餅」のような透明感のある淡い甘み……あんなおとなしいつけ汁に、こんな「純朴」な味の麺で大丈夫かしら。とりあえずコイツをつけ汁につけ、ズバァ~~ッといきますと……やっぱし。ま、「無難」といえばその通りですが、麺の歯応え以外さしたる主張もなく、「モジモジ君」と「モジモジさん」の「お見合い」を見ている気分。
 具材は、つけ汁に沈むチャーシュー、メンマに、海苔・ネギと追加の味玉。特筆は意外にも海苔で、良質で厚めのものを使用しており、麺・つけ汁の主張が少ない分、風味の良さが際立ちます。メンマもキッパリとした濃い味付けで風味もなかなか、しかしチャーシューは味付けがつけ汁に馴染み過ぎて存在感希薄で、味玉も旨み重視の仕上げゆえ自己主張が弱い。
 ―――保温性重視で浮かべた油が招いた「モジモジ男女のお見合い状態」、次に一歩進めるとしても、やはりポイントは「油」になる気がします。どうせなら、ガツンとカツオ風味の香味油にでもしてアクセントにすれば……ま、ともかくも、油のお陰でつけ汁は終盤まで冷たくなりません。そこに卓上ポットからカツオ出汁の割スープを入れると……コレがほとんど冷めており、苦心の保温も一気に台無し。なんだかなぁ……秋の大波がうちよせる砂浜で、モジモジ「の」の字でも書きたくなった、オジさんなのでした。

投稿 | コメント (0) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

まだコメントがありません。