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「釜炊きとんこつラーメン」@釜炊き豚骨ラーメンきら星 満天の写真 食べ歩きに使う時間にキツい自己制限をかけているため、総武線でいえば中野あたりより西は行動圏外、「ぶっきら星。」なんか夢のまた夢でしたが……なんと支店が中野に出来たとか。メディアが取り上げる前にと、イソイソ訪店(21日)。
 超有名店の進出ゆえ、どうせ大行列かと思いきや、月曜正午前の入店でまだ2席空いていました。券売機は入口右手、デフォの「釜炊きとんこつラーメン」(720円)をポチッとな。まだ開店祝いの花束が飾られたカウンターについて厨房を眺めますと……8杯程度の同時生産で、麺も極太ゆえゆで時間がかかり、概ね10分おきの出荷間隔。こりゃ、並ぶタイミングが悪いと、結構待つことになりそうですな。私の場合、1ロット見送りで約15分後に丼到着。
 では、スープを一口……うん、噂どおりの極上豚骨。店内に漂う豚骨臭から豚頭も使っていると推察しますが、その風味のイヤラシさもすべて昇華させてしまうほどガッツリ炊きこんだ、深い味わいの豚骨スープ。相当炊き込みが深いらしく、髄もきれいにスープに溶け込んで、豚骨特有のモタツキもすべて消え、トロリとピュアな濃厚さだけが、舌の上にしみ渡ります……さらに髄のエキスと醤油カエシがシナジーして、「シャープ」というか「筋肉質」なキレ味すら感じるほど。強いて例えれば、ヘビー級はヘビー級でも、全盛期の「マイク・タイソン」のような鋭さですな(古い例えでスンマせん)。ただし、彼のような「野趣」はなく、あくまで「ピュア」であるところが、面白い。
 麺は、自家製の屈曲した太麺。ガッシリはしていますが、少しモタつきのある食感。味わいも少し「のっそり」したもので、国産小麦を使っているのか甘みも「純朴」。比較的粘度のあるスープですので絡みは問題ありませんが、両者合わさったお味はといえば……スープの「戦闘モード」の腰が砕けて、やや「牧歌的」な雰囲気が漂います。正直言って、ややチグハグな印象。
 具材は、チャーシュー、キャベツ、キクラゲなど。ネギも含めて、構成としてスープの「シャープ」感に焦点を合わせており、これは見事。煮干しを含ませた餡を混ぜ込み、さらに卓上の「にんにく醤油」を加えるほどに、スープはドンドン「シャープ」になっていきます……スープ・具材のシナジーは、なんかこう、減量してギラギラと戦闘的になっていく、「力石徹」のようなタッチ。
 ―――千葉・稲毛に「ラーメン虎ノ穴」という店がありますが、スープの印象に似通う面がありますな。ただし、あちらはキレのある中太麺を使い、スープにも野趣を残して独特の世界観。そういう目で見ると、この「のっそり」とした麺がいかにも残念……下手すると、世界観が「マンモス西」になりかねない。せっかくの「筋肉質」なスープを麺でどう活かすか、それがクリアされると、「神降る」一杯となりそうですな。

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