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都内のラーメン事情に詳しくない人間としては、大勝軒というと横浜西口を連想してしまう。当サイトでも同店の評判は決して良くない。自分も食べたことはあるが、麺の盛りに満足したぐらいで、味に飛びぬけて満足はしなかった。盛りが多いだけで満足できるのは、当時の学生気分あってのこと。当時食べた“味”を思い返すに、今の状況で同じモノを食べてもおそらくあの時ほどの満足はできないだろうなと想像はついてしまう。そんなちょっとネガティブなイメージを抱えたまま、神奈川新町のお店に来た。しかしそんな懸念も微々たるものだった。横浜西口の店とこの店では、当サイト内レビューでの評価が全く違う。そもそもレビュー内容がトントンだったらわざわざ来てない。昼の部終了の2時前に入ったのだが、店内ほぼ満席。厨房の活気が、やけに距離感の近さを感じさせるカウンター越しの客席まで伝わってくる。カウンターは隣席どうしでかなり窮屈。まあ気にしない。つけめんの味は90点という採点が示すように、かなり満足。何よりスープ。まず視覚からやられた。客席のどの位置からも目視できる寸銅。これを覗くとなんともいい色をしたスープがグツグツと煮えたぎっている。浮かんでいる食材も多種多様。しょせんシロートなので食べた後でも確認はできなかったが、味の重層性を演出するための仕事の巧みさが伺えた。そういった視覚情報に“乗せられた”つもりはない。しかし実際に味わったつけ汁も非常に美味いモノだった。旨みがギュッと出ていて、醤油ダレと砂糖?の印象がかなり強いのに嫌味がない。濃い味のタレを丸めこんでいる。豚骨は決してバクバクさせた力押しスープではないはずなのに、繊細かつパンチのある旨みと口当たりのよさを引き出している。最初に引き合いに出した横浜西口の支店の味との決定的な差はおそらくここにある。横浜で食べたものはまさに醤油と砂糖が前面に出すぎていた。今回のものとおそらく分量は大して違わないだろうけど、“前に出る”印象が全く違ったのだろう。だいたい砂糖で押されて食欲が出る日本人なんているのだろうか?要は使い方の問題というところか。その点、この神奈川新町店のスープは濃厚。詳しくは後述するが、最後に味わったスープ割のスープ本体がすっっっごく美味しかった。麺はあまり詳しいことは書けないが、十分美味い麺だと思う。細麺(いわゆる中太麺なのだろうが、つけ麺の中では細い部類に入る)角ばった切り口の食感、ツルっとした舌触り、ノド越し、歯ごたえ。シメられた状態が麺は一番美味いんだぞ、というつけめん陣営(笑)のアピールが十分に伝わってくる。一見少なそうな盛りも、見た目以上にある。噛みながら食べ進めていくとわかるが、見た目よりも麺の密度が高い。小麦の力がダイレクトに伝わってくる。しかしなんというか、シメられた麺をつけ汁につけて食べていくとだんだん寂しい気持ちになってくる。冷たいつけ汁でつけ麺を食べなければならなくなる。ここがラーメン陣営の主張の最たるところだ。しかもこのメニュー、つけ麺としては麺が細い。つけ汁に触れる表面積が大きいだけにスープの劣化は早い。しかしそれをひっくり返してくれるのがスープ割。つけ麺陣営の逆転打。つけ麺におけるスープ割の最大のメリットは、“熱いスープで最後の一口を終われる”、これに尽きる。ラーメンよりもタレ等の味付けが濃いからスープ割で食材本来の味を楽しむんだよ、なんて言う方もいるかもしれないが、ラーメン屋で熱いスープで終われる幸せはかなりグレードの高いものだと思う。最後に出してくれるので、室温でゆっくり冷めたラーメンスープの最後の一口よりダンゼン熱いのだから。この割スープが非常に美味い。もうこれだけで出してくれってぐらい美味い。甘い味付けとかいらないよってぐらい美味い。十分にダシが出ているし、食欲に訴える度合いはこの割スープのほうが高い。気前のいい店員さんが小さなポットに出してくれるのだが、結局残ったつけ汁に割らず、そのまま全部飲んでしまった。割って飲む“まぁまぁ熱い、口直しにはちょっと向かない濃いめのスープ”と、割らずに飲む“アツアツで、じんわりダシ感のある口直しに最高のすっきり濃厚スープ”。迷いなく後者を選択した。ごめんちょっと迷った。あのスープを飲むと、つけ汁の味付けがかえってもったいない気がしてきてしまった。味付けを濃くしないと、水気を伴うつけ麺だと味がボケてしまうのだろうか?さすがにわからないが、ぜひ再訪して、おそらくタレ依存の比較的少ないラーメンを食べに行きたいものだという気にさせられた。それぐらい満足。
都内のラーメン事情に詳しくない人間としては、大勝軒というと横浜西口を連想してしまう。
当サイトでも同店の評判は決して良くない。自分も食べたことはあるが、麺の盛りに満足したぐらいで、味に飛びぬけて満足はしなかった。
盛りが多いだけで満足できるのは、当時の学生気分あってのこと。
当時食べた“味”を思い返すに、今の状況で同じモノを食べてもおそらくあの時ほどの満足はできないだろうなと想像はついてしまう。
そんなちょっとネガティブなイメージを抱えたまま、神奈川新町のお店に来た。
しかしそんな懸念も微々たるものだった。横浜西口の店とこの店では、当サイト内レビューでの評価が全く違う。
そもそもレビュー内容がトントンだったらわざわざ来てない。
昼の部終了の2時前に入ったのだが、店内ほぼ満席。
厨房の活気が、やけに距離感の近さを感じさせるカウンター越しの客席まで伝わってくる。
カウンターは隣席どうしでかなり窮屈。まあ気にしない。
つけめんの味は90点という採点が示すように、かなり満足。
何よりスープ。まず視覚からやられた。客席のどの位置からも目視できる寸銅。これを覗くとなんともいい色をしたスープがグツグツと煮えたぎっている。
浮かんでいる食材も多種多様。しょせんシロートなので食べた後でも確認はできなかったが、味の重層性を演出するための仕事の巧みさが伺えた。
そういった視覚情報に“乗せられた”つもりはない。しかし実際に味わったつけ汁も非常に美味いモノだった。
旨みがギュッと出ていて、醤油ダレと砂糖?の印象がかなり強いのに嫌味がない。
濃い味のタレを丸めこんでいる。豚骨は決してバクバクさせた力押しスープではないはずなのに、繊細かつパンチのある旨みと口当たりのよさを引き出している。
最初に引き合いに出した横浜西口の支店の味との決定的な差はおそらくここにある。横浜で食べたものはまさに醤油と砂糖が前面に出すぎていた。今回のものとおそらく分量は大して違わないだろうけど、“前に出る”印象が全く違ったのだろう。
だいたい砂糖で押されて食欲が出る日本人なんているのだろうか?要は使い方の問題というところか。
その点、この神奈川新町店のスープは濃厚。
詳しくは後述するが、最後に味わったスープ割のスープ本体がすっっっごく美味しかった。
麺はあまり詳しいことは書けないが、十分美味い麺だと思う。
細麺(いわゆる中太麺なのだろうが、つけ麺の中では細い部類に入る)
角ばった切り口の食感、ツルっとした舌触り、ノド越し、歯ごたえ。
シメられた状態が麺は一番美味いんだぞ、というつけめん陣営(笑)のアピールが十分に伝わってくる。
一見少なそうな盛りも、見た目以上にある。
噛みながら食べ進めていくとわかるが、見た目よりも麺の密度が高い。
小麦の力がダイレクトに伝わってくる。
しかしなんというか、シメられた麺をつけ汁につけて食べていくとだんだん寂しい気持ちになってくる。
冷たいつけ汁でつけ麺を食べなければならなくなる。
ここがラーメン陣営の主張の最たるところだ。
しかもこのメニュー、つけ麺としては麺が細い。つけ汁に触れる表面積が大きいだけにスープの劣化は早い。
しかしそれをひっくり返してくれるのがスープ割。つけ麺陣営の逆転打。
つけ麺におけるスープ割の最大のメリットは、“熱いスープで最後の一口を終われる”、これに尽きる。
ラーメンよりもタレ等の味付けが濃いからスープ割で食材本来の味を楽しむんだよ、なんて言う方もいるかもしれないが、ラーメン屋で熱いスープで終われる幸せはかなりグレードの高いものだと思う。
最後に出してくれるので、室温でゆっくり冷めたラーメンスープの最後の一口よりダンゼン熱いのだから。
この割スープが非常に美味い。
もうこれだけで出してくれってぐらい美味い。
甘い味付けとかいらないよってぐらい美味い。
十分にダシが出ているし、食欲に訴える度合いはこの割スープのほうが高い。
気前のいい店員さんが小さなポットに出してくれるのだが、結局残ったつけ汁に割らず、そのまま全部飲んでしまった。
割って飲む“まぁまぁ熱い、口直しにはちょっと向かない濃いめのスープ”と、
割らずに飲む“アツアツで、じんわりダシ感のある口直しに最高のすっきり濃厚スープ”。
迷いなく後者を選択した。ごめんちょっと迷った。
あのスープを飲むと、つけ汁の味付けがかえってもったいない気がしてきてしまった。
味付けを濃くしないと、水気を伴うつけ麺だと味がボケてしまうのだろうか?
さすがにわからないが、
ぜひ再訪して、おそらくタレ依存の比較的少ないラーメンを食べに行きたいものだという気にさせられた。それぐらい満足。