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「のり玉つけめん」@銀座ラーメンの写真 昨日までの雨がウソのような強烈な日差し、気温もついに30度を超えた金曜昼(21日)、つけ麺求めて東銀座の新店「銀座ラーメン」へ。
 お店はいわゆる三原橋界隈に位置し、「元楽」や「ヤンヤン」と同じ並びです。東銀座駅からも近く、好立地に見えますが……かつて、ほぼ同位置にあった某家系ラーメン店が店を閉めたように、常連客をつかまなければ生き残りは難しい場所。
 店前に立つと、角材の質感を活かした凝った外装で、資本の気配が感じられます。券売機は入口脇、つけ麺系がウリとのことですので、「のり玉つけめん」(900円)をポチッとな。店内はテーブル席・カウンター席ほぼ半々というレイアウト、赤と黒をフィーチャーした洒落た内装で、厨房も実に小奇麗、さらにフロア係が三人もおり、こりゃ相当カネがかかっていますな……しかし、オープン5日目のランチタイムで先客4名のみという現実が、この立地の「難しさ」を物語ります。
 つけ麺注文後にまずIHヒーターが目の前に置かれ、約6分で丼到着、店員がスイッチを「強」にして立ち去ります。では、つけ汁を一口……う~~む、一言でいえば「もったいない」。まず感じるのは、シャープに引き締まったカツオ出汁。節粉を多用すると出る雑味やエグミが一切なく、カッチリと旨みと風味だけが抽出された見事な出汁で、ラーメン店でこういう味わいに出会うこと自体、新鮮な驚きがあります。この出汁を、鶏主体と思われる動物系清湯スープでシッカリ支えて、香味油にもワザとらしさがなく、実にバランスのとれたスープですが……そのバランスを、カエシの「暴力的」な塩分と七味のようなアケスケな辛味が、「バッサリ」と切り裂きます。
 麺は、かなり太めの中太ストレートで、表に飾られた花の贈り主から、おそらくカネジン食品製と推察。少し褐色を帯びた麺ですが、独特な甘みがクッキリと感じられて、なかなか美味い。ゴワつきを排してしなやかに仕上げながら、しっかりコシを残すゆで加減も、また絶妙。
 コイツをつけ汁につけ、ズバァ~~ッといきますと……う~~む、麺とつけ汁の相性はかなり良いと思われるのですが、塩分と辛味に阻まれて、「隔靴掻痒」の感がありますな。具材は、つけ汁に入るチャーシュー、メンマ、小松菜・ネギに、麺にのせられた海苔と味玉。チャーシューは細長く薄切りにされたもので、パンチのある味付けも上々ですが、こういう切り方では、麺との絡みがイマイチですな。海苔もクォリティがイマイチで、旨みのシナジーも「不発」気味。
 ―――IHヒーターが「強」のままですと、数分にしてつけ汁が沸いてしまい、塩分・辛味に加えて「熱さ」までもが、旨みや風味をカキ消してしまいます。いいスープだと思うんだけどな……実際スープ割は、まだ塩っぱめながら、かなりのレベル。どうやら、妙な小細工のない「ラーメン」系の方が美味いと思われますので、近々再訪します。

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