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「ワンタンメン¥650」@田中食堂の写真【ワンタンメン研究会活動報告】

その店は近所の女子高の帰宅途上に静かに佇む。
夕方のいい時間だが、客はいなかった。
店舗外観からはわからなかったが、店内の壁などを見ると結構年季が入っている。

『いただきます』
ふむ、美味げな見た目である。
丼に並々と張られたスープ表面には背脂も浮かんでいる。
具材はチャーシュー・ワンタン・メンマ・ナルト・刻みネギ。
背脂の横には挽き肉まで浮かんでいたが、これはワンタンから飛び出したものだった。
背脂が浮かんでいる割にはさほどコッテリした感じは受けない。
ほぅほぅ、豚ガラ強めですか。
そこに甘めなカエシと魚節が効く。
背脂が浮いてはいるが、サッパリとしている。
特にインパクトがある訳でもない、昔ながらのスープだが、不思議と後を引く。
組み合わされる麺は中細のちぢれ麺。
手打ちと謳われているが、どうも私の慣れ親しんだ手打ち麺とは様相が異なる。
手打ちといえば平打ち形状で不揃いだが、こちらの麺は断面ほぼ正方形で太さはほぼ均一。
私の知る手打ち麺と異なるからといって、これが手打ちではないなどと了見の狭いことは言うまい。
それこそ“井の中の蛙、大海を知らず”である。
これも手打ち麺の一つなのであろう。
とある友人が“ゴム麺”と称していたが、なるほど確かにゴムの様な強い弾力を備えている。
その辺の中華麺と異なる食感。
やや透き通っているところから、熟成のすすんだものであろうか。
粉感が強いわけではないが、かん水臭もなく、スープとの相性は良好。
チャーシューは小振りだが、結構な厚みのあるロース肉。
味染み薄めな煮豚で、柔らかくジューシー。
出汁を採って出汁殻になったモモ肉を予想していたが、これは意外。
ワンタンは餡のたっぷり詰まった大振りなものが7個。
前述した通り、うち1個は破裂して中身の挽き肉が飛び出していた。
餡は臭味消しの香味野菜等も使われていない、純粋な挽き肉だけの様だ。
肉は牛豚の合挽きだろうか、肉汁をしっかり含有しており、臭味もない。
ワンタンの皮自体も大きく、食べ応えは抜群。
メンマも味薄めのコリコリした食感で、箸休めの役割をそつなくこなす。

とにかくトーラルバランスに優れている印象。
脇役はあくまでも脇役に徹し、主役はあくまでもワンタンなのだが、そのワンタンも肉の旨味のみで丼を一つにまとめる。
昔ながらの食堂のワンタンメン。
よく出来ている。

『御馳走様でした』

投稿 | コメント (3) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

ワン活お疲れサマンサタバサでございますw。

ホロトロのチャーシューに豚汁スープ、グムグムした麺が思い出されるようです。
最近急速に減りつつある桐生の食堂ですが、まだまだ市民の胃袋を満たし続けて欲しい限りです。

ああ、早く”新竹”と”ラーメン末広”にも早く行ってみないと・・・

| 2010年11月8日 01:29

やばい…、また、食堂熱が…m(_ _"m)ペコリ

ランディ | 2010年11月9日 17:44

>その店は近所の女子高の帰宅途上に静かに佇む。

まっ…まさか盗撮しに…((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

コテハリアン | 2010年11月9日 20:33