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「江戸前中華そば 並盛」@江戸前つけ麺 サスケの写真【訪店直後にお店がレビュー禁止となり、お蔵入りさせていたレビューですが、「レビュー解禁(?)」されたようですので、ご参考までにアップ】
 午前中、ちょいとしたトラブルがあり、アレコレ胸騒ぎのお昼時(8月26日)。ちょいと気分転換に浜松町「サスケ」へ。
 国際貿易センタービルの地下1階、地下鉄との連絡通路から入り、真っ直ぐ進むと店は目の前、夏でも入口を開け放ったフランクな雰囲気は、ビル内ならでは。券売機は店外右端、主力はつけ麺系ですが、ちょっと気分をリラックスさせるために、レトロ系と噂される「江戸前中華そば 並盛」(680円)をポチッとな。
 店内はほぼ一本カウンターで、なんともシンプルなレイアウト。カウンター内の厨房は3人で切り盛りしていますが、「熟練」というよりは「訓練・規律」を感じさせる動きで、ビル内出店であることや、看板や券売機のクォリティからみても、当然どこか資本系の出店なのでしょう。ほぼ満員ですが客の回転も良く、注文も錯綜していて少し時間がかかり、丼は約8分で到着。
 では、スープを一口……明らかに作り手は「レトロ」を意識していますが、実際は意外と現代風の「草食系」。ベースは、豚骨清湯のクリアな主張がやや強い動物系。スッキリした硬質なコクを、「透明」「清潔」系的なニュアンスで押し出しますが、それゆえ引っ掛かりもなく、印象もやや薄い。昆布や野菜が加える透明感も、スッキリ度を余計に高めます。カエシも敢えて主張させず、油分もほどほど、いかにもイマドキの「草食系」男子に受けそうな設定ですが……見た目は同じでも、オジさんが記憶する「昭和」の一品は、こんなモンじゃありませんぜ。
 麺は、「中華そば的」細麺ストレート。甘みにも、親しみやすさと透明感が同居する不思議な魅力があり、かなりいい素性の麺を使っていますが……ちょっとゆで過ぎかな。もう少し、ポリポリとした歯切れを強調した方が、「中華そば的」細麺をアピールできそうです。
 具材は、チャーシュー、メンマ、ホウレン草・ネギに、ウズラの味玉が2個。具材タップリな上に、麺量もおそらく160g以上、なおかつ山手線駅前ビルのテナントで700円を切るとは、なかなかのパフォーマンス。具材の味付けも結構洒落ており、モモ肉チャーシューは敢えて薄味で「パッサリ」感を強調する一方、ウズラはやや濃いめの味付けで、いいコントラストを出してます。
 ―――見かけによらず、イマ風の「草食系」男子・「お一人様」系女子に対して、慎重にターゲティングした上でチューニングされた一杯。店構えもレトロ系でアケスケなわりに、若い客が多いことがすべてを物語ってますな……しかし、見かけは同じでも、本当の「懐かし」の一杯は、動物系の「ムンムン」とした香り・味わいが充満したアブラギッシュなシロモノで、印象は似ても似つきません。オジさんにはちょっと抵抗があるというか、拍子抜けというか……ま、それもビジネス的に相手にされない、年寄りの戯言でしょうな。

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