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ドンヨリと曇った月曜日(14日)、夜には雪になるとの噂も。新宿方面の用事を片付けて、ちょっと楽しみにしていた池袋「御法度」へ。 もちろん狙い目は、「ラァメン家 69’N’ ROLL ONE」嶋崎店主プロデュースの「22歳」、麺も「中華蕎麦 とみ田」の「心の味食品」製とくれば、ラーメン好きなら見逃せません。「やっぱ行列かな……」などと心配しつつ11時半過ぎに入店すると、なんと先客ゼロ。券売機は入口右手、店名にも冠された「つけ麺」を、申し訳なくも差し置いて、「22歳」(800円)をポチッとな。 トッピング類は作り置きのようですが、ボウルごとゆで湯で温め、さらに水に浮かべて粗熱を取るなど、コダワリを感じさせる製造工程。丼は約6分で到着。 では、スープを一口……おぉ、「牛すじ」系のスープにしては、絶妙の「バランス」。ベースは豚骨・牛すじによる動物系だそうで、牛すじスープ特有の細かな脂肪分の粒が、スープ表面に漂っています。本格的に牛すじを使ったスープとしては、新橋「うつみ家」(閉店)などがありましたが、得てして「ワイルド」感が突出しがち( http://ramendb.supleks.jp/score/261506 )。そこをこのスープでは、カエシのコクとのバランスで、「一線」を越えぬよう巧みに引きとめています。結果として、ちょっと「すき焼き」風の親しみやすい甘さの中で、クッキリと「牛」のコクを浮き彫りにするようなバランスに仕上がっており……いかにも嶋崎氏的な「予定調和」。 麺は中太ストレート。ホッコリ・スッキリした甘みのある、非常に上質な麺ですが、加水率を敢えて低めに設定し、麺肌も多少ザラつかせて、スープを吸わせて持ち上げる意図がズバリ的中……強いて例えれば、すき焼きの残り汁に「うどん」をまぶして掻っ込む感覚、これが嫌いな日本人はいないでしょう。 具材は、豚バラ肉に豆もやし・ネギと、鷹の爪を一つまみ。「豚生姜」的なニュアンスを避け、敢えて薄味に仕上げた豚バラ肉にも注目ですが、白眉は何と言っても「豆もやし」。食感もさることながら、ホッコリとした甘みが麺・スープの甘みのコラボに優しく絡んで……メニューには「豆もやし22歳」(900円)もありますが、コイツがおススメかも。 ―――うがった見方をすれば、「けいすけ」系店が執念を燃やす、「豚生姜」的ラーメンに対する「アンチ・テーゼ」に感じられたり。日本人なら誰もが好む「豚生姜」ですが、ラーメンにするには、豚肉のアクをカエシの濃さで塗りつぶし、特有の臭みを生姜の強さで塗りつぶし……結局、スープの「濃さ」だけが突出する結果に。それに対して、さらにアクの強い牛すじを使いながら、敢えてバランス重視で味を丸め、何一つ「塗りつぶす」ことなく、結果として日本人好みの味に回帰させるという……その割に、トッピングには敢えて豚バラ肉を使って見せるなど、見方によってはかなり「挑発的」な一杯。さすが嶋崎氏、「喧嘩上等」的なツッパリを感じる一杯でした。
こんばんは。 >豚肉のアクをカエシの濃さで塗りつぶし、特有の臭みを生姜の強さで塗りつぶし なるほど、肉そばの濃さの理由がよくわかりました。 ところで、うつみ家は私が登録したのですが、 行こうと思っているうちに閉店してしまいました。 この店はそんなことはないでしょうが 早めに訪問したいと思います。
もちろん狙い目は、「ラァメン家 69’N’ ROLL ONE」嶋崎店主プロデュースの「22歳」、麺も「中華蕎麦 とみ田」の「心の味食品」製とくれば、ラーメン好きなら見逃せません。「やっぱ行列かな……」などと心配しつつ11時半過ぎに入店すると、なんと先客ゼロ。券売機は入口右手、店名にも冠された「つけ麺」を、申し訳なくも差し置いて、「22歳」(800円)をポチッとな。
トッピング類は作り置きのようですが、ボウルごとゆで湯で温め、さらに水に浮かべて粗熱を取るなど、コダワリを感じさせる製造工程。丼は約6分で到着。
では、スープを一口……おぉ、「牛すじ」系のスープにしては、絶妙の「バランス」。ベースは豚骨・牛すじによる動物系だそうで、牛すじスープ特有の細かな脂肪分の粒が、スープ表面に漂っています。本格的に牛すじを使ったスープとしては、新橋「うつみ家」(閉店)などがありましたが、得てして「ワイルド」感が突出しがち( http://ramendb.supleks.jp/score/261506 )。そこをこのスープでは、カエシのコクとのバランスで、「一線」を越えぬよう巧みに引きとめています。結果として、ちょっと「すき焼き」風の親しみやすい甘さの中で、クッキリと「牛」のコクを浮き彫りにするようなバランスに仕上がっており……いかにも嶋崎氏的な「予定調和」。
麺は中太ストレート。ホッコリ・スッキリした甘みのある、非常に上質な麺ですが、加水率を敢えて低めに設定し、麺肌も多少ザラつかせて、スープを吸わせて持ち上げる意図がズバリ的中……強いて例えれば、すき焼きの残り汁に「うどん」をまぶして掻っ込む感覚、これが嫌いな日本人はいないでしょう。
具材は、豚バラ肉に豆もやし・ネギと、鷹の爪を一つまみ。「豚生姜」的なニュアンスを避け、敢えて薄味に仕上げた豚バラ肉にも注目ですが、白眉は何と言っても「豆もやし」。食感もさることながら、ホッコリとした甘みが麺・スープの甘みのコラボに優しく絡んで……メニューには「豆もやし22歳」(900円)もありますが、コイツがおススメかも。
―――うがった見方をすれば、「けいすけ」系店が執念を燃やす、「豚生姜」的ラーメンに対する「アンチ・テーゼ」に感じられたり。日本人なら誰もが好む「豚生姜」ですが、ラーメンにするには、豚肉のアクをカエシの濃さで塗りつぶし、特有の臭みを生姜の強さで塗りつぶし……結局、スープの「濃さ」だけが突出する結果に。それに対して、さらにアクの強い牛すじを使いながら、敢えてバランス重視で味を丸め、何一つ「塗りつぶす」ことなく、結果として日本人好みの味に回帰させるという……その割に、トッピングには敢えて豚バラ肉を使って見せるなど、見方によってはかなり「挑発的」な一杯。さすが嶋崎氏、「喧嘩上等」的なツッパリを感じる一杯でした。