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今月にオープンした名店が品川進出、とのことで行ってみた。
この冬場につけめん店を持ってくるか?と品達オープン時の地味なラインナップに感じたのと同じような不安がよぎる。

店のレビューに関する結論からいくと、不安材料は概ね弾き飛ばすくらい満足だった。
スープは豚骨魚介。これが非常にバランスがよい。
醤油ダレと魚介の和のテイストと豚骨ダシの従来のラーメンの味わい。前者が際立つとツンとした自分に苦手な味になってしまい、また一般的なラーメンの持つ食欲指数に届かず、ラーメン店のメニューとしての存在意義も損ねてしまう。後者が出すぎてもつけ麺のやや温度の低いスープで飲むには合わない、くどさをダイレクトに感じてしまいがちだ。ラーメンに比して濃い目に仕上げるつけ麺のスープなら尚更だ。
しかしそれらがよくまとまって本当にうまい。
確かにつけ汁はぬるい。最初からぬるいし食べ始めてからさらにぬるくなる。でも一般的なラーメンスープや粗悪なつけめん店の汁と違い、このスープ、冷めても風味と円やかな旨みを楽しむことが出来る。

とはいえスープを飲むだけがラーメンじゃない。麺と不釣合いになるし、何より暖かさ=食後の幸福感がまず得られない。
その点で焼き石の存在は大きい。いつでも何度でもスープを熱々にリセットできる。突沸してわずかに風味を損ねる気もするが、味を変えるスープ割りを除けば最良の方法。実に画期的。
つけ麺はひやもりに限る、と思っている。水でシメた麺の食感を楽しむ意外にわざわざ汁と麺を分けるメリットがあまり思い浮かばないからだ。
事実、同店の「あつもり」を連れに食べさせてもらったが、何だかボソボソしてて地に足が付いてないような感じだった。
とはいえシメた麺は冷たい。スープを熱々で飲みたい願望との当然の両者の衝突。そこで焼き石は両者にほぼ満額に近い回答を出してくれる。

最後の一口で温まって終わることのなんと幸せなこと。しっかりラーメン屋としての幸せを提供してもらえた気がする。
品達においても数少ない“勝負できる味”であるせたが屋の「せたが屋ひらつけめん」をやや印象では上回る。
なんつッ亭も川崎店の足元にも及ばない味、となると自分の中ではこのガード下の暫定ナンバー1。

ところで皆さん口を揃えて言うように量が少ない。
「食うぞ!」という気概で品達の同店に足を運ぶと面食らう、自分のように笑
85点近くあげたいくらいだけど、気持ち減点。

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