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「煮干醤油SOBA 並」@銀座 篝の写真4/11(木)夜、2日間に亘る「東京ビッグサイト」でのイベントから信州への帰途に就く前、「麺処 銀笹」に続く連食で訪れたのはこちらの店。流石に同行の2人は離脱、独り銀ブラを気取りつつ歩いて向かう。

ここは今年3月に開店と言う、まだラー雑誌では取り上げられていないものの、RDBでも最近人気急上昇の銀座の路地裏店。「鶏白湯」と「煮干醤油」の2系統の「中華SOBA」や「つけSOBA」がウリの模様。「鶏白湯」が、ちと苦手故、魚介好きの私としては「煮干醤油」には妙に食指が動く。

18:15着、慣れぬ銀座の路地裏にあっても、スマホと事前のストリートビュー予習で一発到着。先客3名、店内コの字型のみのカウンターは確かに狭いが、その中ほどに着座。一応メニューを一読、初訪ながら、先の理由で二番目のメニューである表題を注文。

後客が次々と訪れ、狭い店内は瞬く内に満席に。やはり人気の様だ。小料理屋を思わす白木を基調とした店内はこじんまりとしているが、雰囲気は明るい。厨房には白い割烹着姿のスタッフ3名、うち2名が調理担当。機敏でソツのない動きが如何にも職人っぽい。待つ事5分、着丼。同時に「タマネギを揚げたオイルです。好みでお使い下さい」と器も供される。

ビジュアルは、ロースト・ビーフ、豚チャーシュー2枚、茹でタケノコ2個、ノリ2枚、タマネギと小口ネギのみじん切りが、だくだくとした濃茶色の醤油スープに乗っている。そして振りかけられている黄色の粉末は、ゆず粉の様だ。

スープから。表面にはラード層に混じった煮干のパリがうっすらと浮かび、スープ本体にも煮干の力強い味わいと、コンブ系の柔らかな旨味が共存している。ベースはガラ出しか?動物系のコクと醤油のカエシのちょっと強めの味わいもウマく効いている。しかし終始圧倒するのは、やはりザラッと感を舌先に残す煮干のチカラ。これは煮干好きにはたまらない高次元でのバランスのとれた煮干醤油スープである。ゆず粉の香りは残念ながら煮干に隠れて判らない、、、

麺は中細のストレート。茹で加減はこれはもう絶妙、適度な加水のあるツルツルとした麺の表面の歯触りと、しっかりとした噛みごたえが心地良い。ノド越しもいい。小麦の味わいも楽しめ、強めの煮干スープとの相性もいい。実に美味い麺である。

具のラーメンの具として珍しいレアな肉感が残るロースト・ビーフは、真っ先に頂く。実は牛肉もあまり好きではないのだが、変なクサミが無くていい。豚チャーシューは好みのバラ肉、多めの脂身も締まって甘く、豚肉のジューシーな旨味が味わえる。これは私の好きなタイプだ。

メンマでは無く、タケノコ。柔らかな先端部分は、サクリサクリとした食感、タケノコの柔らかな甘い渋みを生かした淡い味付け。銀座の小料理店的な趣向、上品で良い。ノリも何気に薫り高い。ネギとタマネギの2種の薬味もいい。小口ネギなので煮干スープに過剰に干渉しないネギ薬味感と、細かめに刻まれた小玉タマネギの甘みのあるネギ薬味感の二刀流が効いている。

途中で「玉ネギオイル」をさじ2杯投入で味変。これによって甘くて芳ばしい香りと味わいが膨らみ、煮干主導の濃厚スープに厚みのあるテイストが加わる感じ。これは面白い趣向である。

煮干のスープがあまりにもウマくてレンゲがぐいぐい進む。歪な丼の底には大量の煮干粉が沈んでいる。松本「俺らラーメン ちょもらんま」の‘W’を思わすそのスープを最後の一滴まで味わい尽くすべく、終いには丼を両手で持ってぐびぐびと完飲。銀座の上品さ漂う店の中でも、ワイルドだろ~!

本日の東京ラーツアー、この4時間で3連食となる〆を飾ったこの店だが、好物の煮干の美味さを十分に味わえただけでなく、全くストレスを感じる事無く完食出来たそのポテンシャルは、やはりタダモノでは無い。新店ながら人気急上昇の実力を体験、この後有楽町でヨメのリクエストである信州には無い「クリスピー・クリーム・ドーナツ」を土産に信州への帰途に就いたのだった、、、

投稿 | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんにちは
気合いの入ったレビューが美味しさを物語っていますね。
煮干し風味のスープが最高の出来で、麺も具も良かったようですね。
ラーメンにローストビーフと筍というのは珍しいですね。

純米無濾過生原酒 | 2013年4月19日 08:03

純米無濾過生原酒さん、続けてのコメントありがとうございます。

こちらは銀座の路地裏店、つい最近存在を知ったのですがその出来栄えは
「素晴らしい」の一言。ロースト・ビーフでなければ+5点出ましたね~。
銀座にはまだ行ってみたい店があるので、またの楽しみとしたいですね、、、

チャーチル・クロコダイル | 2013年4月19日 21:27