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12:00少し前に訪問。先客3名後客3名。店内はやや小ぢんまりとしており、L字型カウンターの他に2人用のテーブル席が2つ設けられている。キッチリと清潔にされており、居心地の良い空間だ。男性2名女性1名による切り盛りで、接客は非常に良好。

お目当ての本メニューを選択。暫く待って配膳された。

スープは、塩にしては茶色が前に出た色合いの清湯。表層に多めに浮かぶ液体油の煌めきが美しい。
飲んでみると、軸を成しているのは、貝類の力強い出汁感。これはかなり珍しい組み立てと言えるだろう。濃厚な旨みが抽出されており、嫌味にまでは至らないものの、独特の渋味までが感得されるのが凄い。他魚介系の出汁感もしっかりと主張しており、重層的ながらも纏まり感の有る味わいを形成している。
鶏を主体とする動物系のコク、旨みはしっかりと下支え。多めの液体油も大きな役割を果たしており、そのコクと重厚感を伴うまろやかさは、味に厚みをもたらすと共に「洋」のニュアンスを付与している印象。
一方、タレの効かせ方はまさにジャストといったところ。過度のトガりは無く、出汁感を阻害する事も決して無いのだが、力強いキレを生み出しており、レンゲが止まらなくなる。結局、ほぼ完飲してしまった。

麺は、ほぼストレートの中細麺。多加水傾向のもの。
箸で手繰る分には実にしなやかな感じなのだが、実際に食べてみると、意外な程しっかりとしたコシと歯応えを有している。ツルツル&ムッチリという質感が実に心地良く、咀嚼を存分に楽しめるのが素晴らしい。その表面性により、啜り心地、喉越しも文句無し。紛れも無い上質の麺だ。スープとの相性も申し分無し。
量は、塩ラーメンにしてはやや多めという印象。自分には、これ一杯で十分な満腹度。

具として、チャーシューは豚と鶏が1枚ずつ。前者は、箸で崩れて来る程に柔らかい。薄めの味付けで良質の肉自体の旨みを味わえる。後者は、鶏らしいシットリとした食感で、プレーンな味付けもマッチしており美味。
穂先メンマは1本。特有の軽い歯応えを楽しめる。上品な薄めの味付けで、良い箸休めとなってくれた。
白髪ネギは、風味、食感の両面に於いて良い役割を果たしている。麺の食感とのコントラストも楽しい。
三つ葉も、味と見た目上のアクセントとして良く機能していた。

独特ながらも、極めて高い完成度を有する塩ラーメン。
貝を中心に据えながら、他要素にもしっかりと主張させる事により、実に力強い味わいに仕上げられており見事。細部までコダワリを持って作り上げられているのも素晴らしい。後は、個々人の嗜好にどれだけ合うかだけだろう。本メニューに対する個人的満足度としてはこの点数となるが、店の実力自体は相当なものだと思う。是非、再訪して他メニューも食べてみたい一店だ。

投稿(更新) | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんにちは!
こちらも行きたい店です
良い感じですが80点超えませんでしたか?(^^)/

eddie | 2014年12月28日 15:11

eddieさん、こんにちは。

完成度は間違い無く高いのですが、個人的には、もう少しオーソドックスな方が好みです。貝自体は嫌いで無いし、旨いのですけどね。

hori | 2014年12月28日 17:31