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2月7日(土)今日は大久保二郎へ行く予定だったがいきなり今朝になって嫁ちんが難色を示し始め、何気なく「とみ田」が並ばなくて良くなったみたいだよと伝えるととみ田なら行きたいので私に食券を買ってきてくれと言う。一緒に行かなきゃたぶんダメだよと伝えるも、大丈夫に決まってるの一点張り。最後は出掛ける準備をするのに2時間は掛かると言い出す始末。これ以上話していても埒があかないので一人で行って確かめてみることにした。午前9時30分に自宅を出発して目的地へ着くと数人の先客と白い粉まみれの小さな店員が店先に立っていた。いま食券を購入すると約3時間後の12時45分に再来店してもらうことになるとの説明を店員から受けて了解する。やはり私の予想通り、食券は来店者のみに限定販売とのことなので仕方なく自分の食券だけ購入して店員に渡すと名前と連絡先を教えてくれと言われた。まだ時間があるので一旦自宅へ戻り、嫁ちんの食券は買えなかった旨を彼女に伝えた。彼女はそれには一切返答せず、私が気付いた時には一人で「担々麺」を食べていた。午後零時20分に自宅を再出発し、同時43分に店脇の長椅子へ座った。早めに自宅を出て正解だったが、このままここで待ってていいのだろうか。隣のカップルは空気が読めない地域出身らしく、左隣が空いていても全く動こうとしない。『立って待たれている方たちがいるので詰めてもらえますか?』と仕方なく私がお願いする。女性の方が私をキッと睨みつけながら不満タラタラだが、どうにか移動した。あ~なんて非常識な地域出身なんだろう。困ったものだ。それに比べて、私はなんて紳士的なイケメン男性なのだろう。同1時ちょっと前に『外務副大臣』と呼ばれて店内へ入る。すると厨房に背を向けた4席掛けのカウンター上に銀色のコップが一つだけ置かれている。きっとそこに座るのだろうと思い、何も訊かずにそこへ着席する。約5分後に同カウンターにコップが3つ並べられ、ちょっと可愛いOL風の3人組が座った。おい、マジかよ!と思う。これは決して嬉しい意味での「おい、マジかよ!」ではない。いくら女性好きの私でも離れ小島のカウンター席に『ぼっち』はあまりにも切ない。同時5分頃、つけ汁が最初に運ばれてきた。果たしてどうすればいいのだろうか。麺皿が運ばれてくる気配は一切感じないが、これが普通の流れなのだろうか。ドロドロの豚魚スープに、のり3枚、ナルト1枚、メンマ2本、半熟味玉1個、そして刻みネギがトッピングされた丼をただただ眺めて過ごした。女性陣はチラチラとこちらの丼を見ては何やら感想を述べ合っている。その3分後にやっと麺皿が届いた。豚魚スープの表面にはすでに脂の膜が出来ていた。全粒粉の麺なので薄茶色で茶色い粒粒が見てとれる。自家製極太麺の上に4つにカットされたデカいローストチャーシュー1枚とバラ豚が2枚。それを見てまた女性陣が批評会を始めている。まずは麺をそのままでいただいてみる。想像以上に硬い麺だなこりゃ。小麦がぎっしりと詰まりに詰まってパツパツてな印象でありつけ麺好きにとってはこれが最高峰の麺なのかもしれない。しかし二郎のデロ麺好きの私にとっては受け入れ難いものだった。次にローストチャーシューをいただく。厚切りした生ハムてな感じか。美味しいが2切れで私は十分に満足できそう。バラ豚は温められていることもあって、『雷』の豚より美味しく感じた。次はつけ汁に浸けて食べてみる。ドロドロの豚魚スープは少し甘みもあり麺によく絡んで思っていたより美味しかった。豚たちも浸けて食べてみたがこれも意外と相性が良い。半熟味玉はちょうどいい茹で加減で黄身が半トロで味もよし。麺の硬さは食べていくうちに慣れてきたが半分くらい麺を食べたら、スープが冷たい液体へと変化を遂げたことに気付く。食べれば食べるほど体の芯から冷えてしまう気がする。そういえば食券購入後に店員が「つけ麺は冷たいので温かい麺にも出来ますがどうしますか?」って言ってたような気がする。面倒くさがらずにちゃんと話を聞いておけばよかったと少し後悔した。具材をすべて食べ終えてスープ割りをお願いする。ここでまた少し待たされて、手持無沙汰な思いをする。そしてふと昔ここに通っていた頃のことを思い出した。ここに来るのは何年振りのことだろうか。まだ子供たちが小さくて、店の名前も違っていた。新規開店して間もない頃でもちろん行列などなく店内の客はポツポツで、のんびりした雰囲気の店だった。その頃、夜限定で出していた二郎系ラーメンに夫婦でハマって家族4人でラーメン2杯と取り皿を2つをいつも頼んだ。すると必ず取り皿用の小さな丼ぶりに、チャーシュー1枚と味玉半分がサービスで入れられていた。帰り際には子供達にいつもペロペロキャンディーをくれたっけ。引っ越してからすっかり足が遠のいてしまい、そしていつの間にか行列店になっていた。あれから10年以上経ったから、きっと店主さんは覚えてないだろうなぁ…。5分ほど待たされてスープが戻ってきた。スープ割りのスープは温かくて柚子の風味がしてさっぱりして良かったが刻みネギの苦味が気になったのと、刻みチャーシューは不要だったなとまた後悔する。普段つけ麺を食べない私は、スープを全部飲むべきか考える。そんなの客の勝手なのは百も承知だが、なんとなく全部飲み干して『ごちそうさまでした。』と告げる。店員たちの元気な声がひとしきりした後、店主さんが、「長い時間待たせてしまって申し訳なかったですね。」と言った。その言葉には「一見の客」に対しても思いやりを持って接したい店主の想いが込められている気がした。店を出たら、いつもは凝らない肩が異常なほど凝っていることに気付いた。つけ麺が美味しかったか否かよりも、「ぼっち」の状況から解放されたことの方がその時の私にとっては大きかった。※このレビューは昨日UPされたものですが、作為的にレビューが見られない状況となっていたことから、不適切と思われる箇所を削除し加筆・修正して再UPしたため、前レビューとの間に時空の歪みがあることについてご容赦下さい。
美味しいそうっす!あと文章力に驚きです!他のレビューも拝見させていただきます!
>>pochiさん はじめまして。 私の好みからは外れますが、確かに美味しいと思います。 大した文章力は持ち合わせていませんが、暇な時にでもまた覗いてみて下さい。 ありがとうございました。
今日は大久保二郎へ行く予定だったが
いきなり今朝になって嫁ちんが難色を示し始め、
何気なく「とみ田」が並ばなくて良くなったみたいだよと伝えると
とみ田なら行きたいので私に食券を買ってきてくれと言う。
一緒に行かなきゃたぶんダメだよと伝えるも、大丈夫に決まってるの一点張り。
最後は出掛ける準備をするのに2時間は掛かると言い出す始末。
これ以上話していても埒があかないので一人で行って確かめてみることにした。
午前9時30分に自宅を出発して目的地へ着くと
数人の先客と白い粉まみれの小さな店員が店先に立っていた。
いま食券を購入すると約3時間後の12時45分に再来店してもらうことになるとの説明を店員から受けて了解する。
やはり私の予想通り、食券は来店者のみに限定販売とのことなので
仕方なく自分の食券だけ購入して店員に渡すと名前と連絡先を教えてくれと言われた。
まだ時間があるので一旦自宅へ戻り、嫁ちんの食券は買えなかった旨を彼女に伝えた。
彼女はそれには一切返答せず、私が気付いた時には一人で「担々麺」を食べていた。
午後零時20分に自宅を再出発し、同時43分に店脇の長椅子へ座った。
早めに自宅を出て正解だったが、このままここで待ってていいのだろうか。
隣のカップルは空気が読めない地域出身らしく、左隣が空いていても全く動こうとしない。
『立って待たれている方たちがいるので詰めてもらえますか?』と仕方なく私がお願いする。
女性の方が私をキッと睨みつけながら不満タラタラだが、どうにか移動した。
あ~なんて非常識な地域出身なんだろう。困ったものだ。
それに比べて、私はなんて紳士的なイケメン男性なのだろう。
同1時ちょっと前に『外務副大臣』と呼ばれて店内へ入る。
すると厨房に背を向けた4席掛けのカウンター上に銀色のコップが一つだけ置かれている。
きっとそこに座るのだろうと思い、何も訊かずにそこへ着席する。
約5分後に同カウンターにコップが3つ並べられ、ちょっと可愛いOL風の3人組が座った。
おい、マジかよ!と思う。これは決して嬉しい意味での「おい、マジかよ!」ではない。
いくら女性好きの私でも離れ小島のカウンター席に『ぼっち』はあまりにも切ない。
同時5分頃、つけ汁が最初に運ばれてきた。果たしてどうすればいいのだろうか。
麺皿が運ばれてくる気配は一切感じないが、これが普通の流れなのだろうか。
ドロドロの豚魚スープに、のり3枚、ナルト1枚、メンマ2本、半熟味玉1個、そして刻みネギがトッピングされた丼をただただ眺めて過ごした。
女性陣はチラチラとこちらの丼を見ては何やら感想を述べ合っている。
その3分後にやっと麺皿が届いた。豚魚スープの表面にはすでに脂の膜が出来ていた。
全粒粉の麺なので薄茶色で茶色い粒粒が見てとれる。
自家製極太麺の上に4つにカットされたデカいローストチャーシュー1枚とバラ豚が2枚。
それを見てまた女性陣が批評会を始めている。
まずは麺をそのままでいただいてみる。想像以上に硬い麺だなこりゃ。
小麦がぎっしりと詰まりに詰まってパツパツてな印象であり
つけ麺好きにとってはこれが最高峰の麺なのかもしれない。
しかし二郎のデロ麺好きの私にとっては受け入れ難いものだった。
次にローストチャーシューをいただく。
厚切りした生ハムてな感じか。美味しいが2切れで私は十分に満足できそう。
バラ豚は温められていることもあって、『雷』の豚より美味しく感じた。
次はつけ汁に浸けて食べてみる。
ドロドロの豚魚スープは少し甘みもあり麺によく絡んで思っていたより美味しかった。
豚たちも浸けて食べてみたがこれも意外と相性が良い。
半熟味玉はちょうどいい茹で加減で黄身が半トロで味もよし。
麺の硬さは食べていくうちに慣れてきたが
半分くらい麺を食べたら、スープが冷たい液体へと変化を遂げたことに気付く。
食べれば食べるほど体の芯から冷えてしまう気がする。
そういえば食券購入後に店員が
「つけ麺は冷たいので温かい麺にも出来ますがどうしますか?」って言ってたような気がする。
面倒くさがらずにちゃんと話を聞いておけばよかったと少し後悔した。
具材をすべて食べ終えてスープ割りをお願いする。
ここでまた少し待たされて、手持無沙汰な思いをする。
そしてふと昔ここに通っていた頃のことを思い出した。
ここに来るのは何年振りのことだろうか。
まだ子供たちが小さくて、店の名前も違っていた。
新規開店して間もない頃でもちろん行列などなく
店内の客はポツポツで、のんびりした雰囲気の店だった。
その頃、夜限定で出していた二郎系ラーメンに夫婦でハマって
家族4人でラーメン2杯と取り皿を2つをいつも頼んだ。
すると必ず取り皿用の小さな丼ぶりに、
チャーシュー1枚と味玉半分がサービスで入れられていた。
帰り際には子供達にいつもペロペロキャンディーをくれたっけ。
引っ越してからすっかり足が遠のいてしまい、
そしていつの間にか行列店になっていた。
あれから10年以上経ったから、きっと店主さんは覚えてないだろうなぁ…。
5分ほど待たされてスープが戻ってきた。
スープ割りのスープは温かくて柚子の風味がしてさっぱりして良かったが
刻みネギの苦味が気になったのと、刻みチャーシューは不要だったなとまた後悔する。
普段つけ麺を食べない私は、スープを全部飲むべきか考える。
そんなの客の勝手なのは百も承知だが、なんとなく全部飲み干して
『ごちそうさまでした。』と告げる。
店員たちの元気な声がひとしきりした後、店主さんが、
「長い時間待たせてしまって申し訳なかったですね。」と言った。
その言葉には「一見の客」に対しても思いやりを持って接したい店主の想いが込められている気がした。
店を出たら、いつもは凝らない肩が異常なほど凝っていることに気付いた。
つけ麺が美味しかったか否かよりも、「ぼっち」の状況から解放されたことの方が
その時の私にとっては大きかった。
※このレビューは昨日UPされたものですが、作為的にレビューが見られない状況となっていたことから、不適切と思われる箇所を削除し加筆・修正して再UPしたため、前レビューとの間に時空の歪みがあることについてご容赦下さい。