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「01」@EXの写真 ほぼ2カ月ぶりの休日(1日)……とはいっても、完全にオフではありません。かねて懸案だった大井町「EX」を訊ねることに。6月以降はマス・メディアへの露出があるとのことで、「今のうちに」と少し焦っておりました。
 13時半ころ店をのぞくと、先客2名。しかし、たまたまタイミングが良かったようで、あっという間に5席のカウンターは埋まり、店外待ちも。メニューは1つ「01」(800円)のみですので、注文は「普通盛りで」。
 それにしても狭い店内で、カウンター席の後ろを通り抜けるのも至難の業。カウンターはじめ内装は黒一色のモノトーン、宇多田ヒカルの歌声が、物憂く店内を流れます。カウンター正面の小さな液晶テレビでSF映画を流しており、つけ麺待ちの時間も飽きさせません。「雨にも負けず…」と宮沢賢治の一節を大書したTシャツを着たご主人、一人狭い厨房で頑張っておられます。約7分後、つけ汁と麺、それに茶碗蒸しが到着。
 では、つけ汁を一口……フワリと引き立つホタテと青のりの風味、これに鰺干しや節系の旨みも絡んで、なかなか深みのある魚介系。一方動物系は鶏ガラ主体、こちらもなかなかコクがあり、塩カドを適度に丸めていい塩梅です。酸味、辛みは一切無く、旨みとコクで上品に引き立てた「塩味」が印象的。
 麺は中太ストレート。加水率のせいか、非常に弾力が強く、甘みはかなり淡泊です。コイツをつけ汁につけ、ズバァ〜〜ッといきますと……てっきり、つけ汁の塩で麺の甘みを引き立てる構成かと思いましたが、逆に麺のスッキリした風味で、つけ汁はじめ全体の味わいに透明感を加えるといったやり方。薬味の大根や紫蘇を添えて麺をすすると、その意図が一層鮮明に伝わってきます。賛否あるでしょうが、おもしろいアプローチですな。
 具材は大きめのバラ肉チャーシューが一枚。おそらく、つけ汁の味を変えないよう、敢えて脂肪分を固化させた冷たいものを使っているのだとおもいますが……食感を損ねる部分もあり、個人的には好きなやり方ではありません。
 さて、麺を食べ終わったら、いよいよ茶碗蒸しをつけ汁に投入。ちなみに、茶碗蒸しにはホタテの貝柱が入り、淡いホタテの風味以外、ほとんど味がついていません。つけ汁に浮く茶碗蒸しを、つけ汁と一緒にいただきますと……ホタテの風味がまた一段と強まり、余計な味が加わらない分、逆にスッキリと全体に味が馴染んで、これはなかなか美味い。最後に鶏と玉子を合わせてくるあたり、「憎い」演出ですな。
 非常にユニークなアプローチの一杯。今後のメニュー展開に期待したいところですが……この厨房の狭さでは、ちょっと難しいかも。「狭さにも負けず」ご主人には頑張っていただきたい。

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コメント

ドモです!
ムムッなんすか茶碗蒸しぃぃぃ?
麺の表情もかなり興味ありです、近日行ってみます。

1日1麺 | 2008年6月25日 14:14