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11:30過ぎに訪問。先客3名後客2名。店内は極度に狭く、短いカウンターのみ。お世辞にも居心地が良いとは言えない空間だ。割と若い店主さん1人による切り盛りで、接客は非常に良好。
 
本メニューを選択。味付け玉子(100円)と白飯(100円)も注文。暫く待って配膳された。
 
スープは、醤油の琥珀色が美しい。表層を多めの液体油が覆っている。
飲んでみると、鶏のコクと上質なる旨みが前面で主張し軸を形成。液体油の果たしている役割も大きく、程好いコッテリ感がフォローする事により、文句無しの味の厚み、力強さが打ち出されている。
貝類を含む魚介系の出汁感もしっかりと感じられ、洗練された味わいを形成。それでも、あくまでも味に奥行を付与する役割を果たしている印象で、あくまでも主役は鶏という明快な組み立てが良いと思う。
丼の中央、チャーシュー上に垂らされた牡蠣のアヒージョは、深い緑色を呈するペースト。部分的にスープに溶かして飲むと、牡蠣の風味旨み、磯の香りが嫌味にならないレベルで感得され、優れた趣向だと思う。
カエシの立ち方はジャストと言えるだろう。余計なトガりは排しつつも、何ら不足の無いキレとヒキを生み出しており、実によくレンゲが進む。結局、ほぼ完飲してしまった。
 
麺は、ほぼストレートの中細麺。全粒粉入りだが、思いの外、多加水のもの。
食べてみると、茹で加減は丁度良く、しっかりとしたコシと歯応えを有している。ツルツル&グニグニという食感が実に心地良く、咀嚼と喉越しを存分に楽しむ事が出来る。紛れも無い上質の麺だ。スープとの相性も申し分無し。
量は普通位。ライスと合わせると、自分には十分な満腹度。
 
具として、チャーシューは、低温調理によるロース肉が1枚。そのクオリティに文句無し。シットリと柔らかく、噛み締めると滲み出す肉の旨みも素晴らしい。控えめな味付けも相応しく相当に旨い。
味玉は、黄味トロリの茹で加減。オーソドックスにして濃厚な味付けで美味。
メンマは、サクサク食感が心地良い。味付けも嫌味の無いもので非常に良い箸休め。
刻み葱は、白・青の2種で彩りが美しい。前者は適度に大ぶりに刻まれたものが多めに乗せられており、風味、食感の両面に於いて素晴らしい役割を果たしている。
 
丹念に作り上げられた上質の一杯を堪能する事が出来た。程好く盛り込まれた個性も全体のバランスを崩す事が全く無く、店主さんの優れたセンスが窺がわれる。是非、他メニューも食べてみたくなる実力店だ。

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