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開店時間11:00の7分程前に到着。先待ちは無かったが、開店時には5名以上の並びが出来ていた。店内は割と小ぢんまりとしており、L字型カウンターのみが設けられている。新店らしくキッチリと清潔にされており、居心地の良い空間だ。男性4名による切り盛りで、接客は非常に良好。

本メニューを選択。暫く待って配膳された。

麺は、軽いうねりを有する真っ白い太麺。
食べてみると、茹で加減は丁度良く、しっかりとしたコシと歯応えを有している。ツルツル&モッチリ食感が実に心地良く、咀嚼と喉越しを存分に楽しむ事が出来る。風味旨みもしっかりと感じられる紛れも無い上質の麺だ。汁無し系の主役として、申し分の無いクオリティ、存在感を有していると思う。
量は、汁無しとして適度に多め。自分には、これ一杯で十分な満腹度。

タレは、丼の底に適量溜まっている。醤油の色目が強めで、油由来のネットリ感が感じられるもの。
最初、混ぜずに丼底から麺を引きずり出して食べてみると、醤油が力強く立っており、塩分濃度も高め。ただ、よく混ぜてから食べると大きく様変わり。特に、麺の中央に多めに乗せられるグレーがかった蟹風味のペーストが大きな役割を果たしているようで、寧ろ、まろやかさが前面に打ち出された味わいとなる。見事な組み立てだと思う。
蟹の風味旨みは、トータルとしてしっかりと主張。渡り蟹が大量に使用されているとの事だが、嫌味になるような生臭さ等はキッチリと抑えられており、バランス良好にして上質感溢れる味わいが形成されている。
途中、若干の単調さが感じられたので、卓上の刻みニンニク、一味唐辛子、白胡椒を適宜投入。いずれも良い味変になってくれた。なお、刻みニンニクは風味の強いもので、期待以上のパンチをもたらしてくれた。

具として、麺の中央に乗る蟹風味のペーストは、上述の通り、この一杯に不可欠な存在。
薄くスライスされて重ねられたチャーシューは低温調理のもの。クニクニと柔らかく、控えめな味付けで美味。
穂先メンマ1本は、特有の軽い食感が心地良い。上品な味付けで良い箸休め。
粗く刻まれた玉葱は、風味と食感の両面に於いて非常に良い役割を果たしている。
燻製の鶉は、濃いめの味付けが施されており、この一杯には絶妙のアクセント。
他に、水菜、風味良好な海苔1枚、チャーシューに乗る少量のホウレン草ペースト。
全体として、文句無しの構成だと思う。

なお、終盤、麺を少し残した状態でスープ割りして貰ったが、出汁感が強まって、これまた文句無しの旨さ。
客の満足度を大幅に上げてくれる素晴らしいサービスだ。

蟹による主張は予想程では無かったが、全体としてバランス良く丁寧に作り上げられており、期待以上に旨かった。その完成度からは、店の実力の程がよく伝わって来る。今後のさらなる発展に期待したくなる新店だ。

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