レビューやランキングで探す、日本全国ラーメン情報
平日 晴天 13:20 先客2名 後客8名〝ウイークポイント強化ウィーク〟本日の二軒目はRDB全国煮干し部門ランキングトップ30に名を連ねるこちらを目指す。不得手な煮干し系の強化週間として今週は食べ進めているが、前食の鴻巣市の人気店からの連食先として白羽の矢を立てた。屋号からも煮干し専門店なのは分かるが、お店情報を見ると煮干しラーメンにも種類があるようで〝濃厚〟や〝極〟といった文字が踊る。ニボ耐性の弱い私には手に及ばない相手だが、言い換えれば普通の煮干しラーメンは淡麗という事ではないかと判断して初訪問を決めた。前食の鴻巣駅からはアクセスも良く湘南新宿ラインで乗換なしで25分程だ。ひとまずは大宮駅に向かい一食目が消化されるのを待つことにした。ビッグターミナルの大宮駅に着き西口駅前でコーヒーを飲んでいると、鴻巣市での前食が思いのほかサッパリしてきたのもあって二時間程で胃袋にスペースが空いた。西口からは数分もかからずにこちらの店があった。ラーメン店には珍しい二階にあるので、通り過ぎないように一階には大きな立て看板が設置してある。その横の細い階段を上がると階段の踊り場に券売機があり、そちらで本日のお題を発券する。あらかじめ決めておいた基本の煮干そばに味玉を追加した。店内に入ると威勢のいい若者の声で窓側のカウンター席へと案内される。食券を手渡す時に麺の量を聞かれたが連食やバランスを考慮して基本通りに並盛りを告げた。窓側に向かっているので店内を物色しづらいが何気なく様子を眺める。本日の客層は断然と若い男子が占めている。ガッツリ系の不安が押し寄せるが後には引けない。作業工程はまったく見えないがツーオペなのは確認できた。調理専任と調理補助兼ホーム担当のオペレーションのようだ。背中で調理の気配を感じながら待っていると3分もせずに我が杯が到着した。その姿は朱色で雷紋が書かれたクラシカルな切立丼の中で、おとなしい表情に見えた。流行りに左右されない具材たちが、そう思わせたのかもしれない。まずは煮干しの銀皮が微かに光る柴染色のスープをひとくち。初動で感じるのは鶏由来のコラーゲンの口当たりで。瞬時に唇にグロスが膜を張った。上唇と下唇が粘着するほどに強いコラーゲンを感じた。舌で感じる味覚は、煮干しの風味よりも塩分の強さと舌を刺す非天然由来の旨味成分の過剰すぎる謎の旨味だ。塩分はカエシからだけでなく煮干粉に含まれる塩気も影響しているだろう。塩分過多と謎の旨味に一発で翻弄されてしまった。これだけのコラーゲンを生むには大量の鶏ガラや鶏モミジが必要だと思うが、せっかくの濃厚な鶏出汁がもったいなく思える。煮干しも効いているのだろうが旨味の強さで印象は薄くなってしまった。スープは断念して麺へと取り掛かる。提供時間の早さから、かなりの細麺を想像していたが細麺ではなくしっかりとした中細ストレート麺で驚いた。麺上げまで30秒ジャストの早茹でなので麺には強いハリが残してある。口に運ぶと麺肌には粉っぽさすら感じる固茹で、最初はパツパツよりもポソポソとした食感だ。スープの加熱変化を楽しむ為なのだろうか第一印象はあまり良くない麺だ。時間を置いてグルテンが溶け始めるのを待ってみようかとも考えたが、スープを吸ってしまうのが恐ろしいので早めに胃袋に押し込んだ。具材の焼豚は煮豚型の豚バラが二枚で箸でつかめない程に柔らかく作られている。脂身が少ないのでパサついているかと思ったが、実にしっとりと仕上がっている。味付けもスープのような強さはなく優しいので品良く口の中で溶けていく。追加した味玉も上品な味付けだが、しっかりと熟成時間を経ているので黄身はマッタリと濃厚な甘みを発揮している。強気なスープの中で口直しの役割も果たしてくれた。薬味はネギ類だけで三者三様。白ねぎは笹切りで辛味と食感を担当し、青ねぎは小口切りで青みを担うが本来の青ねぎの風味はかき消されてしまっていた。玉ねぎアッシェは煮干しスープとのマッチングは最良で薬味の中では唯一の存在感があった。残念だったのはバラ海苔で、高級と謳ってる割には赤変を起こしていた。もし本当に高級バラ海苔ならば保存状態が悪かったのだろう。香りもなくスープに溶け出すとラーメン全体を汚しているように見えた。麺がスープに毒されないうちに早食いしたので麺質の変化は分からないままに食べ終えた。最初以降はスープを飲んでないが舌の痺れは増すばかりで箸を置いた。食べ終えて周囲を見ると若者たちが、ご飯ものや混ぜ玉を追加しているのに気付いた。やはり濃いめの味付けは、ご飯ものとの相性を考えてのものだろうか。ラーメンひとつで完結したいオジさんには最初から不向きだったのかと思うと店選びの難しさを思った。今回のチャレンジでニボ耐性の強化はもとより、塩耐性や化調耐性も向上させなければと感じた。更には自分に合ったラーメンを見極める目も必要だと再確認した一杯でした。
〝ウイークポイント強化ウィーク〟
本日の二軒目はRDB全国煮干し部門ランキングトップ30に名を連ねるこちらを目指す。不得手な煮干し系の強化週間として今週は食べ進めているが、前食の鴻巣市の人気店からの連食先として白羽の矢を立てた。
屋号からも煮干し専門店なのは分かるが、お店情報を見ると煮干しラーメンにも種類があるようで〝濃厚〟や〝極〟といった文字が踊る。ニボ耐性の弱い私には手に及ばない相手だが、言い換えれば普通の煮干しラーメンは淡麗という事ではないかと判断して初訪問を決めた。
前食の鴻巣駅からはアクセスも良く湘南新宿ラインで乗換なしで25分程だ。ひとまずは大宮駅に向かい一食目が消化されるのを待つことにした。ビッグターミナルの大宮駅に着き西口駅前でコーヒーを飲んでいると、鴻巣市での前食が思いのほかサッパリしてきたのもあって二時間程で胃袋にスペースが空いた。
西口からは数分もかからずにこちらの店があった。ラーメン店には珍しい二階にあるので、通り過ぎないように一階には大きな立て看板が設置してある。その横の細い階段を上がると階段の踊り場に券売機があり、そちらで本日のお題を発券する。あらかじめ決めておいた基本の煮干そばに味玉を追加した。
店内に入ると威勢のいい若者の声で窓側のカウンター席へと案内される。食券を手渡す時に麺の量を聞かれたが連食やバランスを考慮して基本通りに並盛りを告げた。
窓側に向かっているので店内を物色しづらいが何気なく様子を眺める。本日の客層は断然と若い男子が占めている。ガッツリ系の不安が押し寄せるが後には引けない。作業工程はまったく見えないがツーオペなのは確認できた。調理専任と調理補助兼ホーム担当のオペレーションのようだ。
背中で調理の気配を感じながら待っていると3分もせずに我が杯が到着した。その姿は朱色で雷紋が書かれたクラシカルな切立丼の中で、おとなしい表情に見えた。流行りに左右されない具材たちが、そう思わせたのかもしれない。
まずは煮干しの銀皮が微かに光る柴染色のスープをひとくち。初動で感じるのは鶏由来のコラーゲンの口当たりで。瞬時に唇にグロスが膜を張った。上唇と下唇が粘着するほどに強いコラーゲンを感じた。舌で感じる味覚は、煮干しの風味よりも塩分の強さと舌を刺す非天然由来の旨味成分の過剰すぎる謎の旨味だ。塩分はカエシからだけでなく煮干粉に含まれる塩気も影響しているだろう。塩分過多と謎の旨味に一発で翻弄されてしまった。これだけのコラーゲンを生むには大量の鶏ガラや鶏モミジが必要だと思うが、せっかくの濃厚な鶏出汁がもったいなく思える。煮干しも効いているのだろうが旨味の強さで印象は薄くなってしまった。
スープは断念して麺へと取り掛かる。提供時間の早さから、かなりの細麺を想像していたが細麺ではなくしっかりとした中細ストレート麺で驚いた。麺上げまで30秒ジャストの早茹でなので麺には強いハリが残してある。口に運ぶと麺肌には粉っぽさすら感じる固茹で、最初はパツパツよりもポソポソとした食感だ。スープの加熱変化を楽しむ為なのだろうか第一印象はあまり良くない麺だ。時間を置いてグルテンが溶け始めるのを待ってみようかとも考えたが、スープを吸ってしまうのが恐ろしいので早めに胃袋に押し込んだ。
具材の焼豚は煮豚型の豚バラが二枚で箸でつかめない程に柔らかく作られている。脂身が少ないのでパサついているかと思ったが、実にしっとりと仕上がっている。味付けもスープのような強さはなく優しいので品良く口の中で溶けていく。
追加した味玉も上品な味付けだが、しっかりと熟成時間を経ているので黄身はマッタリと濃厚な甘みを発揮している。強気なスープの中で口直しの役割も果たしてくれた。
薬味はネギ類だけで三者三様。白ねぎは笹切りで辛味と食感を担当し、青ねぎは小口切りで青みを担うが本来の青ねぎの風味はかき消されてしまっていた。玉ねぎアッシェは煮干しスープとのマッチングは最良で薬味の中では唯一の存在感があった。残念だったのはバラ海苔で、高級と謳ってる割には赤変を起こしていた。もし本当に高級バラ海苔ならば保存状態が悪かったのだろう。香りもなくスープに溶け出すとラーメン全体を汚しているように見えた。
麺がスープに毒されないうちに早食いしたので麺質の変化は分からないままに食べ終えた。最初以降はスープを飲んでないが舌の痺れは増すばかりで箸を置いた。
食べ終えて周囲を見ると若者たちが、ご飯ものや混ぜ玉を追加しているのに気付いた。やはり濃いめの味付けは、ご飯ものとの相性を考えてのものだろうか。ラーメンひとつで完結したいオジさんには最初から不向きだったのかと思うと店選びの難しさを思った。
今回のチャレンジでニボ耐性の強化はもとより、塩耐性や化調耐性も向上させなければと感じた。更には自分に合ったラーメンを見極める目も必要だと再確認した一杯でした。