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「【夜】限定:怒りのトナカイ2019」@味噌麺処 花道庵の写真20/02/14訪問。
2月6日、味噌麺処花道 公式twitterに1つの書き込みが投下された。

―――「14日の限定は【モツ】でいきます」

お、モツかあ。美味しそうだなあ。この間はじめて訪問して味噌ラーメン食べたら美味しかったし、行ってみようかなあ。
最初はそんな風に、軽く捉えていた。
なにせモツだ。モツラーメンというのは食べたことが無い。
そして僕自身、モツは嫌いではない。深く考えることなく、14日の予定表に花道と記入をした。

14日が近づくにつれ、モツの内容が明らかになってきた。
メニュー名は『怒りのトナカイ2019【怒りのレッドバレンタイン】』、味は激辛のモツ味噌ラーメン。そう書かれている。
今は2020年だ。一体なんのことだ。
さすがに気になって調べると、どうもトナカイは毎年クリスマスイブに提供される1日限定の激辛メニューだそうだ。
ここ味噌麺処花道は、火曜定休である。2019年のクリスマスイブは・・・火曜。
年に1度、クリエイティブ活動をする楽しみがたかが定休日に奪われた。
去年はそういう年だったらしい。その怒りの程はたかだか訪問2度目の僕には到底理解できないが、何か薄気味の悪い恐ろしさを感じていた。

その後も公式tiwitterは止まらない。
続けて「メチャメチャ辛い」「3すすり以降はなかなかしんどい」などの文言次々と投下され、さすがに行くかどうか悩んだ。
この日は16時から降水確率90%の完全な雨予報だった。花道のある野方にはいつも、小竹向原にある自宅から自転車で25分掛けて行っている。
雨ならさすがに無理だな、諦めよう・・・そう思っていたら、何故か仕事終わりに合わせて雨が止んだ。まるで行けと命令されたような錯覚に襲われた。
仕事を定時で終え、家に帰り、念のため乳酸飲料を飲んでおく。
汗だくになっても構わない服に着替え、自転車のキーを手に、再び外へ。自転車を漕いで25分、野方へ到着だ。

19:20着、待ち3。
そして19:31、入店。

・怒りのトナカイ2019【怒りのレッドバレンタイン】 950円
・生卵 50円
念のため、保険も買っておく。万が一、どうしても無理そうならスキヤキだ。

14分で着丼。
一口。―――わかる、これは激辛系だ。
今までの人生で辛かった食べ物の順位を付けるとすれば、こうだ。
1つはCoCo壱で食べた10辛カレー。3位。
1つは練馬区の井の庄で食べた辛辛魚。2位。
1つは柏市のボンベイで食べたカシミールカレー。1位。
MAXEND?中本?圏外です。

今までそんな経験をしてきたこの舌が一口目で危険信号を発してきたので、すぐさま激辛系の食べ方に切り替える。
激辛系の食べ方とは、まず常識ではあるけれど、食べ終わるまで水は摂取しない。
そして、啜らない。正確には、口の中で風を起こさない。
最後に、間を置かない。1度休憩してしまうと水を飲んだのと同じ効果が発生するからだ。
その食べ方を心がけ改めて味わうと、味噌ラーメンにしてはモツの要素が強く、デフォルトのメニューとは結構味が違う。
また、グランドメニューでは上に盛られている野菜のラード炒めがないため、旨みがやや弱い。
味噌ラーメンよりも和風出汁風で、そこに辛味が乗る形となる。
辛みは純唐辛子という感じで、泥状にして温度をキープし辛味が引かないように調整してある。

麺は緩いちぢれ方をした中太麺。
スープが泥状のせいで赤味が満遍なくこびりついていて、元の麺の色がわからない。
これは味噌ラーメンと同じ黄色い麺だったのだろうか。持ち上げる麺には憎悪がこびりついており、全くわからない。
コシが強く、本来であれば、小麦の感じが強く鼻に抜けるタイプの麺であろうことがわかる。本来であれば。

トッピングは角煮、モツ、コンニャク、すいとん?、豆腐、紅生姜、ニラ、ネギ。
角煮、かなり美味しい。硬めの装いで肉の旨みが閉じ込められている。
モツ、これは正直よく分からない。辛味が乗りすぎてモツ本来の風味が舌まで届かない。
すいとん?写真手前のちくわ形状のもの。なぜ入っているのかよく分からない練り物。まあ別に味的に浮いてはいない。
豆腐、半端な箸休めはいらない。麻婆豆腐のつもりなのか?擬態できていないぞ、お前。
紅生姜、シャキシャキで美味い。が、酸味は唐辛子によって完全に踏み潰されている。食感だけである。

卓上はニンニク、一味、胡椒、酢。
ニンニクの蓋をちょっと開けただけで卓の周りにニンニク臭が充満する。
これはまごうことなく刻みたてホヤホヤ。なんという怒りだ。
食べている途中でたっぷり匙4回分くらいニンニクを入れてみたけど、これが良くなかった。
いや、量の話じゃない。匙で丼に入れる工程が入ることで、奇しくも口の中が小休憩状態になってしまったのだ。
入れ終わって混ぜて再び口にした時、辛さは倍になっていた。やってしまった。
スキヤキ発動。元の感じ方に戻るまで、4口分ほど麺を一度生卵皿に浸けてから食べる。あってよかった保険卵。
さて、激辛とニンニクはやや相性が悪い。味として美味しくなるのは間違いないけれど、辛み0のメニューに投入した時にくらべ、ニンニクの風味が飛ぶのだ。
こんな新鮮で素晴らしい臭いのニンニクが、たっぷり入れてもやや乏しい。なんともったいないことだろう。


10分ちょっとで完食。麺量200くらいだろうか、控えめなので意外とするすると食べられた。
激辛にするには熱が必要だ。固形物を食べ終えた頃にはある程度冷めているため、スープを飲む段階になると必然的に辛味がやや弱まる。
しかしスープはかなり泥度合いが高く、塩分濃度が危険に見えたので、半分ほどで飲むのをやめた。



興が乗って変なノリで書いたけど、辛さとしてはCoCo壱8~9辛クラスかなあ。
中本よりはまあ多分辛いのではなかろうか、くらいのライン。
激辛の食べ方を知っていれば美味しく綺麗に頂けるけど、知らないと涙ドバドバでるくらいのライン。
もったいないのが、ラード炒めのあの美味しい野菜が食べられないのと、ニンニク風味が弱いこと。
また、元から辛いのでサイドメニューのチンピラネギを頼む意味が無くなること。
この3点で、初回の味噌ラーメン(https://ramendb.supleks.jp/review/1293800.html)に比べると結構な減点に。美味しいんだけどね。

次はあえめんの予定だったけど、あれも辛味があるようでどんなもんなんだろう。
今のところ味噌ラーメンの味構成が完璧過ぎて、他のメニューを食べた時に比較して厳しい評価を下してしまいそうで少し怖い。

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