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「焼豚らーめん」@手打ちらーめん たかせの写真12/27/08
◆手打ちの潔い醤油ラーメン

手打ちの麺が好きなので、再訪のこの店に行くことにした。
今日は正々堂々とラーメンを食べに行って来ると宣言する。
スープは飲んじゃいけないとか、カロリーが高いなどという
優しいワイフの、追い風の声を背中で受けながら、元気に出発する。

市が尾駅から坂を下るとすぐ小さい看板が道に置いてあり、
店が地下にあることが分かる。
静かな佇まいなので、開店しているのか心配になる。
暖簾は出ているので、11:30 開店と同時に中に入る。
中はかなり薄暗く、夜、飲みに来たような錯覚を起こす。

前回が初訪だったのだが、
内心、しまったと思ったのは、写真がうまく写らないと思ったからだ。
すこしづつ友人から教わりつつある写真だが、あれほど暗いのは
どう考えても私の経験とカメラでは無理だろうと思った。
注文をして、仕方なしに用意してきた設定ではなく、ISO#でも変えよう
といじっていると、あっという間に丼が目の前に提供された。
どう見ても真っ暗で、ネギだけ白い写真が撮れただけなのだが、
とても見れる状態ではなかった。
帰り際に奥さんと思われる方が、優しくフラッシュを使っても良いと
アドヴァイスしてくれた。
今日は私一人なので、予めフラッシュを使って良いか聞いてみる。
返事はすばらしく前向きで、一安心だ。

注文は前回と同じ焼豚らーめん。今回はチャーハンはパスする。

麺の割にはゆで時間が短めで、あっというまに丼をテーブルの席
に届けてくれる。
まずリスク回避のためにフラッシュを使って撮影。
その後にフラッシュ無で撮る。
これが使えると良いのだが。
あれこれやっていると、ご主人が写真のことを教えてくださる。
この前プロの人がどうやって撮影したのかとか、上から撮った方が良い
とかご親切にアドヴァイスしてくれたのだ。
店の情報の載っている雑誌の写真も見せていただけた。
これほど写真をゆっくり撮ったのは初めてだ。
結果は、いい写真は撮れなかった(笑)。

こんなことをしていると、麺が延びると心配するのが普通なのだが、
ここの麺はそんなことではへこたれない強さを持っている。

麺は手打ちの太めの平打ち麺で、縮れている。
表面が滑らかでしっかりとしている。
腰も十分に立っていて、少しのモチモチ感もある。
これほどしっかりした腰の麺は、私には衝撃である。
この麺は相当口に合う。
手打ち麺の店をそれほど知っている訳ではないが、ここはオススメだ。

スープ。
第一印象としては、動物系のうま味とコクがボディになっていると感じた。
これが主体で、しっかりとしたコクを感じる。
ヤサイから出るやさしい甘みがコクを増している。
次におそらく節系の核酸系だと思われるうま味を感じたのだ。
これは少なくない量なのだが、シンプルで力強さを感じた。
この魚系の出汁が最大の特徴と思ったのが初回の印象だった。
家に帰ってから色々調べたが、魚介系に関するコメントは皆無だった。
これが気になったので、今回確認しに来たわけだ。
再度飲んでみると、やはり節系だね。
それもカツオ系の、食べ慣れた味に近く感じた。

醤油は良い醤油で、これでもか、と醤油である。
醤油自身のアミノ酸のうま味がかなりメインに感じる。
人によっては、塩味や醤油あじが強いと思うだろうが、なんと、そうである。
これはやられた、と思った。
東京の醤油せんべいを食べて、醤油味が強いと文句をいうのはどうかと思うのだが、
この味付けもそうだ。
醤油のアミノ酸と節系から出る少量のエグミの組み合わせが、
なんとも洗練されていない、飾らない潔さを感じさせる。
一種のキレに分類すべきかもしれない。
ここの麺はこの醤油スープで食うものだ。
醤油とカツオ出汁の汁。
これぞ江戸っ子のための味付けだ(自分は江戸っ子かというと、疑問は残るが)。

麺を啜る時には、スープは丁度良い塩加減に感じる。
最後まで飲むことは、ぎりぎり可能だ。

チャーシューはたしか焼豚と言っていたが、バラ肉で味がしっかり付けてある。
厚みもあり、大きめで、4~5枚位もある。数える前に食べちゃうので、自分の
チャーシューの枚数はいつもいい加減だ。
それにしても、立派なチャーシューの量だ。
あじも絶品だね。
少しだけ甘みがあり、これがコクを感じさせる。

麺は好きなタイプなので、それこそアッという間に無くなった。
めずらしくチャーシューが後回しになった。

麺の少ないこと、驚くべし。
何と言うアンバランスなのだ。
もっと麺を欲しいのだが、大盛はないそうだ。
麺の腰は強く、最後にスープを飲んでいる時、残っていた麺を食べたら、
まだ十分が腰を保っていたのには驚いた。
これだけしっかりしていたら、沢山あっても平気だよ。
沢山ちょうだい。


くどいようだが、麺の食感はすばらしい。
これに、醤油味が主張する独特のキレ、動物系のうま味、少し癖
を持たせた節系のうま味、堂々たるチャーシュー量。
すべてはバランスしていると思うのだが、どうだろうか。

このラーメンは余韻を楽しむタイプではなく、麺を一気に啜る切る、
食べている時の快感を味わうものだと思う。
潔く一気に啜る為の醤油ラーメンとはこういうのだ、と言われた気がした。
似非江戸っ子としては、また来なくっちゃ。

投稿 | コメント (11) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

おはようございます。

なんだかアットホームな感じがよいお店ですね~
正しく東京醤油といったところでしょうか。
醤油のキレと強度、節系の出汁の滲み出たスープに負けじと主張する麺ですか。。
そういえばそんなラーメン屋さんで食べたことがないなぁ。。

話は変わりますが、蓮爾の巻チャァは夜の部でもありますか?

3ちゃん | 2009年1月15日 09:31

おはようございます。
ここの親父さんはなかなか面白いですよね~
すぐ打ち解けてしまうのも、KMさんらしいエピソードです。

それにしても、

>ここの麺はそんなことではへこたれない強さを持っている。

同感です。
都内屈指の手打ち麺と評判の「おだ亭」とも肩を並べられると思います。
スープは節系の魚介でしたか。出汁感を味わってみたいので、今度は醤油か野菜ラーメンにしようかなぁと思っています。
チャーハンも美味しいですよ~

Eスト | 2009年1月15日 09:38

おはようございます。
このお店は暗そうですねw

う~ん、麺大好き人間としてはこのお店、気になります。
麺だけでなく、スープと醤油についてのレビューが想像をいろいろ膨らませてくれるので読んでいてとても楽しいですね^^
まるで自分が食べているような錯覚を覚えるほど危険な状態になってます(笑)

| 2009年1月15日 09:40

どーもです。

以前、私のクライアントが、江田にあり
月に3~4回ほど足を運んでおりました。
当然、こんなにラーメンにのめりこむ以前の話です。

美味しそうなラーメンを提供するのに加え
写真の撮り方のアドバイスをしてくださったりと
お店の温かさが感じられます。

KMさんの人柄がそうさせてしまうのかもしれませんね♪

YMK | 2009年1月15日 12:43

◆3太郎さん
コメントありがとうございます。

最初は怖そうな感じだと思ったのですが、初回は忙しい時間帯でしたね。
慣れると話しやすいご主人と奥様ですね。

>醤油のキレと強度、節系の出汁の滲み出たスープに負けじと主張する麺ですか。。

こういう手打ち麺には、はっきりとした味が合うと思いますし、
適度の塩分が欲しいですね。
醤油が効いた、関東から東北にかけての人が好きなタイプでしょうか。

おっと、いよいよですね。
18:00から夕方の部なのですが、夕方は学生さんが多いと、巻チャァはすぐ
無くなるとおもいます。19:00過ぎくらいだと、ブタも切れている時があり、
がっかりしたこともあります。
安全なのは土曜日の一番ですね。これは100%OKです。
開店前に並べばまちがいありませんが。
必要であれば、ご案内しますよ。

◆Eストさん
コメントありがとうございます。

私の自宅から半径30km位の領域は、どこに行ってもEストさんの
足跡がありますね。感心します。
私はもうそれほど頻繁には、行けないので、Eスト図鑑を片手に
回るのが効率がいいですね。

>都内屈指の手打ち麺と評判の「おだ亭」とも肩を並べられると思います。

ここも行ってみたいです。

今度は醤油系を試してください。
チャーハンは前回食べました。その写真は何とかなりました(笑)。
おいしいチャーハンでした。
でもまた飯の話では、RiceDBになってしまうので、自粛しました(笑)。
ここで本気を出して食べると散財しますので、今回はセーブしました。

◆フォン さん
コメントありがとうございます。

写真のアドヴァイス、ありがとうございます。
やはり生徒が悪いですね。
暗くて、フラッシュを使った方しか、出せませんでした。
フラッシュ無もいいのですが、とても美味しそうではないですね。
醤油スープが真っ黒で、誤解を与えたら、ご主人に申し訳ありません。

群馬は麺が進んでいるでしょうから、比較するとどうかは分かりません。
町田周辺では、なかなかお目にかかれない麺です。
スープはシンプルでいいですね。

◆YMKさん
コメントありがとうございます。

月に3~4回というのは、普通のめり込んでいる人に分類されます。
今は明らかに”普通”には分類できないですね。

現在はあまり有名では無いですが、いい店ですね。
それにしても、さすが良く御存じですね。

味は少しづつ改善

KM | 2009年1月15日 14:12

親愛なるKM様
今週は花道、しろ八のゴールデンリレーで予定していましたが
しかし、こんなど真ん中ストライクのお店があるとは
予定をリセットして悩みます
でもそんな悩みがB級グルメの楽しみですね!

B級グルメ | 2009年1月15日 21:53

こんばんは~。

節系の出汁、良いですね~w
ただワタクシの駄目舌でビビビッと感じられるかという問題はあるのですが
それでも手打ち麺だけでもグッと来そうです (*^m^*)

絶対的に麺量が足りないので初めから連食視野ですかね~。
今年はあまり連食しない!!っと一昨日くらいに誓いました(笑)

プリティ | 2009年1月16日 00:09

こんばんわー!!
全然しりませんでしたこちら。美味しそうです!!
近所の旨い中華料理屋みたいな感じですかね!
メニューが沢山で。其の中で光る麺はやばそうだ!
チャーシューとチャーハンも惹かれる・・・・・

80000 | 2009年1月16日 01:43

◆ B級グルメ さん
コメントありがとうございます。

花道、しろ八というのは両極端でいいですね。
自分としては違う料理に分類しているので、どちらも
好きです。今からでも行きたい気分です。

ここもまた違う料理で、面白いと思います。
多くの人が衝撃を受ける、というタイプではありません(笑)。

ここの麺をどうやって暖かいスープでいただくのか?
という事を考えた場合、シンプルな醤油が粋だと思ったのです。

讃岐うどんを生醤油で食べるのが美味いと思う方はイケると思います。
もちろん出汁は効いています。

東京の有名店の醤油ラーメンとは違います。
それはそれで好きですが(笑)。

◆あまの殿
コメントありがとうございます。

腰のしっかり立った手打ち麺は、自分の口に合ってます。
もともと蕎麦が好きで、山梨、長野・・で中学生位から
食べ歩いていました。
腰の立った麺は、共通した感覚があります。
特に淡麗系の麺の後は、また楽しいです。

◆プリティ さん
コメントありがとうございます。

ここのラーメンも方向が違うので、一度試してください。
電車では、町田より近いと思います。

量が少ないと言いたかったのですが、さすがにそこまで
勇気はありませんでした。
もちろん少ないと言っても、普通なのですが(笑)。
のびないので、多くても大丈夫ですね。
連食でしたら、大岡山、上野毛、と連続で来れますね。
大岡山でつぶれそうですが。

◆80000 さん
コメントありがとうございます。

>近所の旨い中華料理屋みたいな感じですかね!
>メニューが沢山で。其の中で光る麺はやばそうだ!

まさにそうですね。
そのつもりで気楽に入る店ですね。
御主人も感じが良いです。

チャーハンも前回食べましたが、おいしいです。
あれも、これもと食べるのも面白そうです。

それでも、麺を醤油スープで、というのがオススメです。

KM | 2009年1月16日 08:16

どうもです!!
いやぁ~実に美味そうですw
シンプルそうに見えて実は奥深い。
手打ちの麺に良く合いそうなスープですね!!

| 2009年1月16日 08:39

◆泉さん
コメントありがとうございます。

>シンプルそうに見えて実は奥深い。

そう思いました。
節系もシンプルな感じでした。
太めの麺ですから、あっという間に食べてしまうのですが、
美味しい麺を食べたなという印象が残りました。

そういうラーメンもいいですね。

KM | 2009年1月16日 08:57