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典型的かつストレートな鶏白湯である。天下一品ほどではないがそれに近いような粘度で、どろっとしている。しかし「さっぱり塩」をうたうだけあって塩分や油分はまったく濃くなく、人によっては物足りなさを感じるのではと思うほど。本当に「鶏」だけで勝負しているのに好感が持てる。

それにしてもこの店のメニューはどれもあざとさがない。「こうしたら売れるだろう」という戦略めいたものが感じられないし、「奴らはどうせこういう味が好きなんだろう」的に客を見下した過剰な味付けも無い。かといって「オレの味」的な強烈なこだわりもあまり感じられない。本当に肩の力を抜いてリラックスして作っている感じなのだ。

とはいえその辺のラーメン屋のように、「化調と油ぶっこんどきゃオッケー」的な乱雑さは無い。そういうお店と比べるなら、余計にこのお店の素朴さが光る。

悪く言えばパンチが無いということだろうし、特徴が無いという事になるのかもしれない。だが決してそれだけの店ではない事は、この鶏そばを食べてみて理解した。こういう鶏だけのシンプルなラーメンって、他にあまり例が無いのである。例えば天下一品はご存知の通り油も塩分もギットギトだし、むさし坊系は同じ鶏白湯でも凝りまくりだし、まる玉は匂いと油がきつい。そういうあの手この手をスッパリ切り落として、実にシンプルな味で提供している。

それを口で言うのは簡単だけど、商売としてやるのが実に大変な事は、前日訪れた一本気が証明していよう。

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