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【これは 毎日でも食べたいラーメン です】

南千住在住の麺友さんとのラーメン談義にしばしば登場するので、以前から気になっていたお店。
「玄 ラーメン」でググって見つけた田中玄さんのHPを読んだりして、さらに興味が加速していましたので、
http://blog.livedoor.jp/ramengen/
麺友さんが会社帰りに私の通うジムにビジターで来た2/18(水)夜、車で送るついでに寄ることにしました。

素材系のお店には珍しい平日深夜25時までの営業は、私のような夜型人間にはありがたいものですが、
どうやら納得できるスープにこだわって年中ほぼ無休・24時間体制で仕込む体制になった結果の副産物のよう。
ヘルシー・オーガニック・エコ等々、お店を語るコンセプトワードばかり先行しがちなのはいただけませんが、
とにかくストイックなまでに食材と調理法にこだわるラーメン作りの姿勢が半端ないのは確か。
深夜静かにビルエバンスを聴きながらスープと対峙しつつ素ダレ作りに心を込める、職人にとって至福の時間...
なんてブログ記事を読んでしまうと、「凛としたスープ」が奏でる音と息づかいに耳を澄ましてみたくなります。
因みに、ここRDBで評価の高い旬麺しろ八芳賀八城店主(店名はお名前をひっくりかえしたもの)の
師匠筋にもあたるようで、両店を食べ比べて玄流DNAを辿ってみるのも面白いかもしれません。
http://blog.excite.co.jp/i-ramen/3977162/

さて、前置きが長くなりましたが、「比内地鶏の玄流塩ラーメン」を注文。
このお店ならではの玄菜麺にも惹かれつつ、限定15食?なのに券売機が赤ランプになっていなかったのでつい。
常連で未食メニューは2つだけという麺友さんは玄流担々麺を。待つこと10分ほどで対面です。
透明感のある塩スープに醤油で香り付けした、薄口の醤油ラーメンを思わせるようなシンプルな佇まい。
比内地鶏の丸鶏オンリーでじっくり煮込んだというスープは、表面に鶏油が浮いてキラキラ光っています。
さっそくレンゲで掬って一口。うーん、なんて優しい口当たり、優しい美味しさなのでしょう!?
塩・醤油とも出汁感を損ねない極めて抑制された利かせ方、かと言って味わい不足も感じないギリギリの濃度。
鶏出汁のコクや鶏油の旨味にも「これ見よがし」な主張はなくて、昆布・椎茸・鯛あたりと思われる出汁感とも
一体となって、あくまでもスープトータルでジワっと来る感じ。そこに重なる揚げ葱の香りもまた優しくて。
このスープで細麺を啜って暫らくすると、味覚とは別に、身体感覚的に体が大喜びで吸収しているのを感じます。
変な言い方ですが、美味しすぎない優しい美味しさ、そして体に染み渡るような優しい美味しさ。
濃厚&インパクト系とは異なる、毎日食べても食べ飽きせず、またすぐに食べたくなるタイプの美味しさです。

具は、肩ロースチャーシュー2枚、メンマ、白髪葱、糸唐辛子、青菜(たぶんチンゲン菜&ほうれん草)。
肉感豊かなチャーシューの旨味は、無化調塩ラーメンのあっさり感をこってり系の満足感の点で補強してくれ、
葱や青菜の瑞々しい味わいと食感は、このお店の野菜を扱う手つきの確かさを感じさせてくれました。

採点は86点。旨い旨いと吹聴するようなタイプの味ではないのでこの点数ですが、かなり気に入りました。
今月末には、山梨県素材と全粒粉麺を使った「信玄ラーメン」を提供予定らしいですし、
麺友さんもイチ押しの野菜だけラーメン(玄菜麺)にも興味津々ですので、近いうちに再訪することでしょう。

投稿(更新) | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんにちは。
素晴らしいレビュー、感激しました。
実は以前に「しろ八」でいただきまして、ふつふつと蘇るようでした。
師匠のお店なんですね。
毎日でも食べたい、ギリギリの濃度、青菜の瑞々しい、旨い旨いと吹聴するようなタイプの味ではない、このあたりのキーワードに思わずにんまりしました。
比内地鶏を使っているんですね。キラキラ光るスープを味わってみたいです。
追随させていただきます!

Eスト | 2009年2月21日 10:55

こんにちは & はじめまして。

繊細系の美味しさって、何をどう書いても表現がオーバーになりそうで苦労しました。
拙レビューをきっかけに追随される方にガッカリして欲しくないですからね。
でも、Eストさんは私などよりずっとベテランの方ですから、その辺の心配は無用でしょうか。

ご店主ブログの過去記事でも書かれてますが、
無化調で素材の良し悪しに左右されるので、メニューによっては日々のブレが大きいようです。
また、常連の麺友さんによれば、ご店主が厨房にいる時間帯の方が美味しいらしいです。
この辺も踏まえて、ぜひ追随してみていただければと思います。

men2 | 2009年2月21日 13:15