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「味噌ら~めん」@七重の味の店 めじろ 代々木店の写真 新宿方面の用事を済まし(23日)、携帯でWBC準決勝(日本×アメリカ)の経過を見ると、なかなか白熱した試合展開。これなら、いつも大行列の某店にも入れるんじゃないかとのぞいてみましたが……相も変らぬ大行列。ワンセグも普及した昨今、野球ぐらいじゃビクともしないようで。とりあえず、避難先と決めていた「めじろ」へ。
 前回訪れた時、「味噌」と「味噌たんたん麺」が気になっておりました。澄み切った味の魚介系がウリのこのお店、「味噌たんたん」ならともかく、「味噌」のコクをどう「料理」するのか、興味津々。入口左手の券売機で、「味噌ら~めん」(850円)をポチッとな。丼は、約4分で到着。
 では、スープを一口……やわらかな甘味の味噌ダレは白味噌主体、これに辣油を練り込んであるようで、小さな赤い油滴が、味噌の甘味に与える辛味の「リズム感」。味噌ダレの濃さも、敢えて抑えてサラリと仕上げ、豊かな魚介系スープの旨みを活かしています。さらに、パラリと散る白胡麻・黒胡麻が、「八分音符」の繰り返しのように細かく香ばしさを舌に刻み、糸唐辛子が伸びやかな辛味をサラリと加えて……なにかこう、軽やかなピアノの独奏を聴くような心地です。
 麺は丸細ストレート。プツプツとした軽快な歯切れが生む軽快な「リズム」、コイツがまた、「アップテンポ」のスープによく合います。もちろん、この麺を活かそうという、スープのコンセプトなんでしょうが……さすがは、「めじろ」さんらしいインスピレーション。
 具材は、チャーシュー、メンマに海苔。チャーシューは他のメニューと似たものですが、メンマはやや細いものを使用。この軽快な麺・スープに対しては、例の「材木風」メンマではすこし食感がモタつきますかな……なんとも芸の細かいこと。
 ―――味噌、辛味、胡麻、ネギ、そして麺の歯切れ、細かな音符を重ね、流れるような「メロディーライン」。なんとなく、ショパンの「小犬のワルツ」が頭に浮かんで、楽しくいただきました。確かにベースの動物系が弱いため、他店のような「メジャーリーガー」級の「味噌」のコクは出せませんが、逆に言えば、動物系と親和性の高い赤味噌を敢えて避け、魚介系のスープと白味噌でもここまで出来るという、一つの「到達点」を示す作品。「スモール・ベースボール」ではありませんが、この店独特の小技の積み重ね、いつ食べても感心しますな。

投稿 | コメント (2) | このお店へのレビュー: 7件

コメント

味噌と魚介系の構図を見事に捉えた点、
および、スモールベースボールに形容した点に
センスを感じました。
恐れ入りました。

GT猫(ひっそり活動中...) | 2009年3月31日 23:34

ドモです!

何気にココは「味噌」を売りにしているんですよね!
是非食べてみたい一杯です。
しかし田舎者の私にはハードルが高いなぁ。。。
「塩」もおいしそうだしなぁ~。。。
困ったもんだw(汗)

Liberty | 2009年4月2日 13:08