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「【数量限定】薬涼潮つけそば(大盛)+釜焼きチャーシュー」@麺や 虎徹の写真薬涼2022
思い入れ100%レビュー(長文容赦)

2014年の夏から始まったこの薬涼、今年で9年目。
コレクターの私は、遠征で行く店は基本1回しか行かないし、再訪したとしても同じメニューは食べない。
しかし、毎年、これだけはいただきたいと思っている。
1年目の開発時から知ってる、思い入れの深いメニューなのだ。

昨年はこんなことを書いた。
「毎年このメニューを楽しみにしていると同時に食べるのが怖くもある。
毎年、(これ以上は無理なんじゃないか……)と思うような至高の一杯なのだが、少しずつ変えてくる。
昨年よりも不満足な出来だったら採点を落とすのか?
また逆に大きく超えていたら満点を付けるのか?
その次の年はどう採点すればいいのか?」
しかし、もう結論は出したので、今年は迷わずに来た。
この店に限って、前年を下回ることはない。
それでいて、翌年も必ずさらに工夫してくるので、これで完成ということもない。
ならば、毎年98点としよう。

今年の並びは、かなりすごいらしく、前日は9:00前に20人並んで完売だったという情報が流れた。
平日は20杯だが、休日は30杯。
ならばこれくらいでどうだ?という時間に行ってみた。
読み通り、平日ならアウト、休日なのでセーフの順番。
しかし、その後はあまり並びは伸びず、整理札配布が始まった9:00には、まだ30人並んでなかったかな。
まあ、しばらくは8時台に行くのが無難だろう。

半年に1回お会いする女神様。
想像以上に喜んでくれて、メチャドキドキが止まらないアクションをしてくれた。
ああ、限定の時期以外にも来なくちゃな。
昔は職場が近かったから……。
とにかく、この夏も元気でよかった。
番号が書かれたプラカードが渡される。
一度帰ろうかとも思ったが、10時30分再集合とのことなので、そのまま近くで時間を潰し、10時30に並び直す。
10:30から注文を取り始める。
〆の冷や飯が付くので、ライスは頼まず。
大盛に釜焼きチャーシューを増してもらった。
今年はちょっと値上がり。
大盛同額1200円に、釜焼きチャーシューが1枚150円だ。
それでも、内容を考えると、かなりお値打ち。

ほぼ時間通りに開店。
グループが多かったので、後ろの方だったがカウンター席へ。
順に提供されていくので、けっこう時間がかかり、30分ほど待つ。
まず出されたのは、具の載った四角い皿と熱々のつけ汁、〆の冷や飯、そして、今年は、じゅんさいの浮いた冷え冷えのカップが。
最後に、いつもの大きな麺の器が提供された。

麺は自家製の平打ち太縮れ。
2020年Ver.は細麺、2021年は平打ち麺だったが、今年は平打ち麺。
しかし、心なしか昨年より細いか?いや、茹で加減が長めか?
つるもちっとした食感と小麦の旨味が秀逸……と書いて、他の店でもこんな表現を私はよくするな。
では、もう少し詳しく。
うどん用の小麦粉も配合していると聞いているが、入り口入った場所に使用している小麦粉の袋がかかっていた。
日清製粉の「和華」……北海道産小麦の中華麺専用粉
同じく日清製粉の「ゆめ飛龍」……北海道産小麦「ゆめちから」使用の強力粉
そして、吉原食糧の「さぬきの夢」……さぬきうどん用に吉原食糧さんが開発した小麦粉、昭和20年代に使用されていた小麦に近い小麦を農業試験場で入手し、2000年に完成した香川県産小麦粉
この麺を生み出すために、小麦粉を探して、店主やスタッフが、香川県でさぬきうどんを食べまくる研修旅行に行ったっけ。
麺そのものにとにかく半端ない旨味がある。
そして、さぬきうどんにも通ずる強い腰と味わいがある。
1年目はまだ製麺所に特注した麺を使っていたはず。
この自家製麺にたどり着いてから、何年か経過した。
最初は昆布水つけ麺だったが、ここのところ昆布水は使ってない。
それだけ、麺そのものに自信があるのだろう。
例年なら、麺そのものを味わうための塩やら、生醤油のスプレーやらがあるのだが、今年はない……かと思ったらあった。
具の一番右端、梅の形の小皿に盛られているのが、「梅水晶」。
これを麺に付けてすすってみる。
うおっ、こう来たか。
梅干しはちょっと苦手なのだが、これはいい。
やわらかで上品な梅肉の酸味と塩気、そして香り、
コリコリした半透明の物体は何?と思って調べると、鮫の軟骨?
鮫の軟骨を加熱処理して梅肉と和えた、酒のつまみとして人気の珍味とのこと。
これをもってくるとは。
今や雨後の筍のようにあちこちで見られる昆布水つけ麺をやめ、藻塩等で麺の良さを味わうという手法もやめ、あくまでもオリジナルでいきたいという思いがヒシヒシと伝わる。
どこまですごい店なんだろう。
つけ汁に浸けていただく。
今年のつけ汁も昨年同様「名古屋コーチン、はかた地鶏、しじみ出汁」とのこと。
これは、もう進化の余地が少ない完成形。
1年目は、その頃あった「あさり出汁鶏そば」に使っていたスープの流用だった。
今は、レギュラーメニュー、一番のお気に入り、「地鶏中華そば」のスープがベースなのかな。
ここまで進化した。
もう一つのつけ汁である冷たい方は、今年はじゅんさい入りの鰹出汁。
一昨年はゴマダレ、昨年はモロヘイヤだっけ。
「何でモロヘイヤ?」と昨年聞いたら、「今はどこでも昆布水じゃないですか、別のぬるぬるがないかと思って。」と答えてくれたっけ。
今年はじゅんさいにしたんだね。
つけて食べてもいいが、麺にぶっかけて、昆布水風にするのもアリなのかもしれない。
じゅんさい……実はこの食材にも思い出がある。
15年ほど前に秋田に旅行で行ったのだが、その時、深田に 舟を浮かべてじゅんさい狩りを、体験した。
一生分じゅんさいをいただいたと思った。
滅多に食べないが、ここでまた出会うとは。
梅水晶の他の別皿の具は、青ねぎと白髪ねぎと茗荷のミックス、生青海苔、酢橘、釜焼きチャーシュー。
青ねぎと茗荷のMIXはここ数年の定番。
「薬涼」の名に相応しい清涼感のある薬味だ。
生海苔よも昨年に引き続き使用。
磯の香りが貝出汁とともに、「潮」らしさを演出する。
釜焼きは、言わずもがなの、極美味。
いつも増してもらうが、いくら食べても飽きない。
厚みがあり、やわらかく、香ばしく、ジューシー。
大量の豚肩ロースを塩麹に漬ける手間はいかばかりか。
これ以上の釜焼きに私はお目にかかっていない。
麺量は300gあるが、色々楽しむうちにスルッとなくなり、いつも足りない気がする。
今年は
誰が言い始めたのか、今年は替玉を頼む客が多かった。
しかも、細麺か平打ちか選べるようだ。
冷や飯もあるので腹を満たすには十分なのだが、その気持ちもよく分かる。
昨年のモロヘイヤの和風冷や汁は、「スープ割りとしてもどうぞ」と書かれていたが、濃度が高かったので、割ってもしょっぱかった。
今年のじゅんさいは塩分も控えめなので、これで割るのはいい。
〆の冷や飯には九条ねぎが載っているが、事前に少量の梅水晶と生海苔も載せておいた。
残ったつけ汁をかけて美味しく完食。

いやはや、今年も予想を上回るすごい完成度。
皆、じゅんさいの冷やしつけ汁に注目しているが、私は藻塩代わりの梅水晶の工夫がかなりツボだった。
この夏、できればもう1度いただきたい。
いや、限定がない時期にも来よう。
女神様には定期的に会いたいし。

投稿(更新) | コメント (27) | このお店へのレビュー: 38件

コメント

おはようございます^^

本来なら昨日行く予定でしたが、諸々あって延期と
なりました。
お会い出来たのに残念。
いずれ、このレポをバイブルに再トライします。

としくん | 2022年7月31日 07:31

おはようございます

早速行かれましたね。
まさか休日の方が良いとは、10食多い30食は大きいですね。
私は、一口食べて大体点数が決まります。
虎徹さんの夏期限定は食べずに口に入れた瞬間大台でした。
この夏期限定はトータルで想像を越えますね。
RAMEさんのレポを拝見しても熱が伝わります!

黄門チャマ | 2022年7月31日 07:42

やはり、予想を上回る大盛況◎

家から1時間半ですが、単勝オッズが高過ぎて

今年もあきらめましたが

RAMENOIDさんレポートで再燃(笑)

食べてみたいです

虎ん黄色 | 2022年7月31日 07:43

どうもです。

いつか食べたいと思っていますが、年々ハードルが上がって。
8:00位なら行けそうなんですね。
今年はトライしてみます。

わた | 2022年7月31日 07:45

どもです。
並びの時間、参考になりました🙇
次週あたりかなと思ってます🤔

こんにちは☆

今年は行ってみたいと思ってましたがかなり時間のハードルが高そうです。
RAMENOIDさんが98点つける一杯、気にならない訳がありませんからね。
8時頃なら大丈夫との事で埼玉を何時に出ればいいのか悩みます。
ただ仕事がお盆明けまで続くのがキツい…。

ノブ(卒業) | 2022年7月31日 08:20

そうなんですよね!毎年、進化している。そして、毎年、満足させてくれる。2014年、最初に食べた、あの感動が毎年、やってくる。これは、素晴らしい一杯ですよね♪

tomokazu | 2022年7月31日 08:28

自家製麺の件等、大いに参考になります。

梅水晶。川越よしかわさんでも、
酒類のおしのぎに使われています。

先ずは、としさんと以下同文でした。
そして、ガッチャさんと以下同文になりそう笑

おゆ | 2022年7月31日 09:00

お疲れ様です。レポを読んだ方は食べたくなりますわ。早よ行こ。

M | 2022年7月31日 09:26

圧巻!魅力的なレビューです。
これ以上は無理わかりますよ。でも絶対100点は付けないでしょう!
次回のためにね。

虚無 Becky! | 2022年7月31日 10:24

こんにちは。

梅水晶がとても気になります。
休日朝8時台ですか…。
気合い入れなければ。

glucose | 2022年7月31日 11:55

RAMENOIDさん、こんにちは。

想い入れの強い店のレビューは長くなりますよね!
98点とは今後食べる方達は期待値高くなっちゃいますよ!!
(∩゚∀゚)∩age

相当ハードル高い限定なので食べてみたいけど無理ですね💦

ひゃる | 2022年7月31日 12:01

こんにちは

行かれましたか🤓
やはり毎年ハードルが上がって食べられる確率が低くなってきていますね✋
去年もダメでしたが今年もその並びだと無理っぽい予感😭
RAMEさんの思い入れのある薬涼潮つけそば食べてみたいっす!

シノさん | 2022年7月31日 15:14

RAMENOIDさん、
この店は以前チャリンコで行きましたが、結構響きました。
でも遠かったなあ~。
まわりに何もないので、この店だけが目的になっちゃうんですよね。
それだけの価値は確かにありますが。

まなけん | 2022年7月31日 16:18

こんにちは^^
今年はこういう仕様なんですね。
梅水晶、ジュンサイと好きな食材なので
何とか行きたいと思っています。
以下、おゆさんと同文。

mocopapa(S852) | 2022年7月31日 17:57

今日、2度目の感動を体験してきました
先週強く感じた地鶏、今日は蜆がビンビンに❗
体調もあるのでしょうが、同じメニューでも違いをかんじる楽しみも。
梅水晶は鮫の軟骨とヤゲンナンコツのMIXのようですね
当然、生ビールとの相性も最高でしたよ(笑)

角海屋 | 2022年7月31日 20:19

おばんです ども。
今年も行かれましたね。
私も気になっていたのですが、まだ行けていません。
来週でもトライかと。

村八分 | 2022年7月31日 20:48

こんばんは。
今年もはじまりましたね。5年くらい連続でGETできているので、今年もどうにか狙いたいと思ってます!

poti | 2022年7月31日 21:43

こんばんわ~!

去年、やっと初めて頂いて大満足だったのを思い出してます♪
少しづづ変えてあり毎年楽しめるのが良いですね。
ホント、良く考えられていて素晴らしいと思います。
ちなみに「梅水晶」は川越よしかわサンで獺祭を注文するとお通しで付いてきますよ♪

バスの運転手 | 2022年7月31日 22:12

こんばんは。
年々並びのハードルが高くなってますね~
8時代ですか、相当気合を入れないとありつけないですね~

kamepi- | 2022年7月31日 22:15

こんばんは!
毎年・頂きたい逸品・・素敵ですね(^^)

みずみず | 2022年7月31日 23:48

こんばんは♪98点とは気にならざるおえない点数です。かなり、食べるためにはハードル高いですが、頂きたい一杯です♪

xxxx | 2022年8月1日 00:45

確かに同じメニューを9年連続とは、貴殿にしては稀有ですねェ〜
実はこの風物詩味わったことないんで追随したいけど、朝8時に行方なんて無理かも‥

どもです!
年々とその確保が難しくなってますね
ここ、電車勢では始発でも9時過ぎの着なんですよ。
もう深夜組するしかないのか…そういう事態になっています。

今年の進化のカギはじゅんさいにありましたか
とんと最後に食ったのをいつか思い出せません。
低い塩気がいいようですね。

麺の食べ方に、昆布水でも塩でもなく
あくなき探求をしているのが素晴らしい。

さぴお | 2022年8月1日 18:53

こんばんは。
今年も行かれましたね。
自分も行きたいと思ってます。

どうも~

こういったお気に入りのお店だと点数の付け方は非常に悩みますよね。
今年は久々に狙いに行きたいですね~

ペンギン軍曹 | 2022年8月2日 16:37

こんばんは.
今年もすごいのですね.
行こうと思いながら後回しにしてたのを後悔してます.もはやよほど気合いを入れないと食べられないですね.

Paul | 2022年8月5日 23:05