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「背脂煮干そば」@らーめん セアブラノ神 壬生本店の写真2023年5月16日(火)

この日は出張を終えてから京都を去る前にこちらの店を初訪問。

こちらは今年で10年目を迎える京都の人気店であり、新潟の御当地ラーメンである燕背脂煮干し系を関西に定着させた功労者でもあります。

13時25分に到着すると、昼食には遅めな時間である事から先客は至って疎らな状況です。

先ずは定番である「背脂煮干そば」の食券を購入し、着席して食券を渡すと麺の太さやチャーシューの種類について選択を尋ねられました。

本場と同様に太麺及び煮豚を選択すると、待つ事7分ほどで待望のラーメンが到着です。

燻んだ醤油スープには一面に背脂が浮いていて、縮れた太麺の上にはチャーシュー、メンマ、刻みネギ、粗切りの紫玉ネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、加糖の甘味を帯びた醤油ダレの風味と共に、シンプルでいてキレに満ちた出汁の旨味が口の中に広がります。

出汁は豚主体の動物系に煮干しと思われますが、煮干しの風味が背脂から滲み出た豚脂に包み込まれる事なく鮮明に保たれている印象です。

また、煮干しは雑味を伴う事なく香ばしい風味のみを与えていて、そこに加糖の甘味が重なる事で味わいに独特なフックが生み出されます。

一方、スープからは微かに鶏の気配を感じるものの、大量に溶け出た豚脂のコクや甘味に遮断されて明確に判別する事は出来ず終いでした。

総じて言うと、本場の味わいが概ね踏襲されてはいるものの、私には現代風に研かれたオマージュと言った方が座りが良い様な気がします。

次に麺を食べてみると、多加水寄りの太麺が充分に茹でられていて、グルテンの与えるモッチリとした弾力と共に瑞々しい風味を感じます。

そして、粗れた麺肌にはスープと共に豚脂が薄らと絡み込み、小麦の甘味と豚脂のコクが重なる事で味わいに一段と膨らみが増す印象です。

次にチャーシューを食べてみると、豚バラ肉から豚肩ロース辺りと思しき煮豚が薄めにスライスされています。

赤身はパサ付く事なく柔らかな弾力を保っていて、強めに帯びた醤油の風味が背景となって脂身のコクや甘味が舌に鮮明に映し出されます。

食べ終えた感想ですが、本場のワイルドさを保ちながらも食べ易く纏められたバランス感極まる味わいでした。

改めて訪れる機会があれば、次回は今回食べた「背脂煮干そば」に唐辛子をプラスした「背脂辛子そば」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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