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「ドクロ・大・玉葱卵(麺増し600・にんにく)」@ラーメン二郎 八王子野猿街道店2の写真ひさしぶりに野猿の髑髏を食べてきた。
もう、美味い!の一言。
こんな攻めた味なのに、こんな安定の美味さ。
二郎系の汁なしの比類なき名作だと改めて実感。

言うまでもなく二郎の汁なしの元祖は関内。
一世を風靡した関内の汁なしは、スープがない分カネシの塩味とコクが前面に出た濃い味つけだったが、それでもとてもバランス感覚のよい優しさがある。多摩地方でそれを最初に取り入れたのは確かめじろ台で、こちらも汁なしとはいえソフト路線な味わいだった。
しかしそんなバランス感覚重視な汁なしとは対照的に、野猿が満を持して最初に汁なしを出した時の衝撃は今でも忘れられない。とにかく突き抜けたしょっぱさとギトギトの油・脂感、このクレイジーな攻撃性に、白目をむきながら食べ、完食した後のダメージも相当なものだったが、この攻めてる感がなんともクセになり、また食べたい、食べて後悔する、でもまた食べたくなるって、妙な中毒性があった。

確か当初は「アブラっX」という名称で、そのうち毒性のある二郎ってことで「毒郎」となって、いまの「髑髏」に定着したのではなかったか。限定なので、いつも食べられるわけではない。そんな希少性と攻めの独創性が相まって、熱狂的なファンを持って今に至っているのだと思う。

そんな野猿の髑髏、以前はその攻撃性にばかり意識がいっていたが、今回食べて、あらためてその計算されつくした作りの完成度と丁寧さに驚いた。とんがった攻めの味付けに変わりはないが、もしかしたら以前に比べて、より安定感やバランス感覚を重視したチューニングににアップデートされているのかもしれない。

野猿の麺の美味さは今更言うまでもないことだが、その魅力をマックスまで引き出す醤油ダレの完成度。FZのつきぬけた塩味に何かたまり醤油的なコクをプラスしているのだろうか? そして油&脂の重厚さが味の基底部を支え、黒コショウの華やかなスパイシーさが上方に広がっていく。脂っこくてしょっぱくてスパイシー、この立体的な味の構造に髑髏のタレの完成度の高さを改めて実感。これだけ強気にキャラが立ったタレだからこそ、野猿のオーション麺の魅力を最大限にまで引き出せるのだ。そして、麺とタレの量的なバランスも完璧。汁なしとはいえ野猿の髑髏は結構な量のタレが入っており、このタレの量だからこそ、ぬらぬらてらてらな髑髏モイスチャーのエロスが最後までキープされるのだ。

もちろんここに溶いた生卵をぶっかければ、味のエロさが倍増する。口直しにしゃきしゃきモヤシの爽やかさも嬉しい。そして、相変わらず野猿豚、肉々しいが脂のトロみもあり絶品。

ということで、二郎汁なしの最高峰の一つにして、唯一無二のアヴァンギャルド。野猿の髑髏はけだし汁なしの傑作だということを改めて実感しました。

投稿(更新) | コメント (2) | このお店へのレビュー: 5件

コメント

Fat'n Garlicさん、おはようございます。

大絶賛のA・RA・SHIですね!
ゆあまーそーそー言いそうじゃないですか!?
髑髏は食べた事ないので興味津々。
ただの汁なしと思うことなかれなんでしょうね🤔

ひゃる | 2023年10月6日 09:07

ひゃるさん、コメントありがとうございます。
いや、人の好みはありますし、流石にくどくてダメって人も多い気がします(笑)。
でも、私は関内よりもこちらの髑髏の方がすきなんです…。
昔よりは大分マイルドになった気がしますが、それでも野猿の攻めの精神を感じます。
機会があれば、ぜひ一度お試しください。

Fat'n Garlic | 2023年10月9日 00:39