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「中華そば(700円)」@たかはし中華そば店の写真超濃厚津軽煮干ラーメンと言うより昔懐かしいノスタルジっくなチョー旨いラーメン。
青森空港から弘前に直行し、寿司を食べたあと。連食はラーメンしかないだろ。それなら、ラーメンサイトで青森県のナンバーワンであるたかはし中華そば店に行くしかないな。寿司屋から、わずか3.9km。8分の行程ですから。そんで、たかはしへの到着が11時55分。駐車場が大きく、それでも7分通り埋まっていました。車から出ても煮干しの匂いは全くありません。当たり前だろ。

ラーメンのジャンルで煮干し系というのがあって、結構各地で人気を博してますよ。トンコツも好き、鶏がらも好きという雑食人間の成せるわざで、東京にも大阪にも人気店があり、大阪では店名に煮干しの名前まで冠している有名店もあります。青森ラーメンは、もともと煮干し系が発祥ですから滞在中は煮干しラーメンのオンパレードで何杯食べれるか、すごく楽しみにしてました。東京、大阪の煮干しラーメン人気店の祖先みたいなものですからね。

旅のルートを決めて、初日には弘前スタートとなりましたので、煮干しラーメンの最初のお店が、現在ラーメンサイトで青森のランキング断然1位であるたかはし中華そば店になり、これは神様の思し召しだわ。

ラーメンサイトのたかはしのレビューを読むと、駐車場でもう煮干しの匂いに見舞われる、とか、店内は煮干しの匂いが充満して、とかありますが、ホントにそうかなって???です。ちょっと匂ってるくらいだろ、とはなから疑ってますよ。話としては面白いが、誇張しすぎじゃないのって。あるいは、先入観でレビューしているんじゃないかって。

それから必ず言うことば。煮干し嫌いの人にはきついかな、って。これだって、ほんまかいな、と思ってます。嫌いな人のことを担ぎ出したら、なんだってそう言えるじゃん、表現力が乏しいなあ、と。このキムチ、とってもおいしいけどキムチ嫌いの人にはきついかな。ほっといてくれ!

そんじゃあ、この行列が真実を伝えてやろうか、ってことに。

お店に入るとすぐ券売機があり、先客が食券を買っているところでありました。3人客でごそごそ相談しながら購入。はやくどけっつうの、もう。やっとどいたので、券売機のメニューが見えるようになりました。中華そば、チャーシューメン、ざる中華にライスがあるだけ。ここはデフォルトの中華そば(700円)でいくかな。紙の食券を手にして店内に入ると、すぐの左手に冷水器があって横に常盤貴子(24歳)が立っていて食券を回収しています。最近テレビに出てますか、って聞こうと思い、バチンと視線をからませてから食券を渡し、だまって、カウンターの空席である椅子番号7番に着席しました。自分のあとにもお客さんが接続しており、常盤貴子も忙しいので、会話は後にしましょう。

お店は、カウンター、テーブル、小上がりがあって結構な人数が入れる大きめの器です。なにせ、青森県ナンバーワンの人気店なんですから。駐車場のスケールからも、この位の座席数が必要なのでしょう。

カウンター席は等辺に近いL字になっていて、そのLの角にマンガ本ラックがあり、入店してくる男の90%はマンガないし新聞をとってから着席します。マンガを見てラーメンを待つ、のは分かりますが、店内を見渡すとマンガを見つつラーメンをすすっている姿が多く、そんなにおもしろいマンガが今日本にあったのかと。食べているときに新聞を離さない客も2人いて、これが弘前流なのかと得心したわけです。

お客の入店が途切れたときに、常盤貴子が水を配ってくれました。またバチンと視線をからませてから、次のお客さんへと送りだします。なぜかって?ちょっと新聞を熱心に見ながらラーメンをすすっている男がいましたので、なにか、おもしろい記事でもありますかあ、と聞こうとした瞬間の出来事で、常盤貴子の登場と新聞への質問が同時勃発になってしまい。やむなく彼女の仕事優先を選んだわけです。やっぱり偉いわ、自分って。

そう言えば、店内の煮干しの匂いですが、くんくんくん、とわんこになれば気が付く程度。普通に居たのでは、普通の空気でした。そんなめちゃめちゃ煮干し工場じゃあないですよ。

カウンターの置き台が高いので、調理のようすはおもいきし立ってそんで膝を曲げるくらいじゃないと見えません。どうやら、男一人で注文に応じ作製中の様子ですが。どんなラーメンが登場してくるのかなあ、楽しみに待つことにします。それまでは、デジカメをいじって、常寿司の太巻きの写真を再生してみたりして、時間をつぶします。

10分位経ったでしょうか。オーダーの中華そばが常盤貴子の手によって運ばれてきました。何か言われましたが、はい、とだけ答え、今はこの地球上にラーメンとオレだけ。

ほほう、これはなるほどすごいラーメンですね。鼻を思わず近づけると、間違いなく強烈な煮干しの匂いがしますが、攻撃的発散をしているわけでもありません。スープは灰黄土色というか黄泥色というか迫力の色をしていて、スープの量はたっぷり。いくぞ~。

れんげでスープをすすってみると、これがまあ、完璧にうまい。いや~、これが煮干し日本一の味ですか。味は濃厚ですね。スープ自体はさらっとしていて、いわゆるしゃば系ですが、味の濃さと言うか奥行きと言うか、煮干しが複雑なあじを演出してます。えぐみも感じますが、これ、えぐみがあった方がうまいっす。れんげ1杯で足りなくて、数杯連続していただきました。あとを引く味です。もっと飲みたい、もっと飲みたいって、きりがありません。こんなに煮干しスープがおいしいとは思ってもみませんでした。これが、豚さんや鶏さんの骨に負けるなんて信じられません。コストや手間を考えると動物系の方がラクなのかなあ。定年後ラーメン屋をやるなら、濃厚煮干し系にしよう、って単純に結論づけました。

乗っていたネギのみじん切りがざくぎりになっていて、これがまたチョーうまいんだなあ。ねぎの味が辛いくらいにしっかり残り、このネギくささと煮干しのコラボレーションは絶妙です。ネギと一緒にスープをすすると、まあ桃源郷に行って来たような錯覚にみまわれますよ。塩加減もちょうどいいです。

めんまがまたうまいな。こりっこりして、しっかりしたしなちくの食感を残し、味付けもうまい。これが自家製のいいところですね。不揃いな大きさの枕木めんま。塩漬けからつくったのかな。チャーシューは、モモ肉ですが、しっかり味が付いていて、これは好みではなかった唯一のものです。ちょっとしょっぱすぎ。こんなにちゃんと味付けする必要があるか、というテーマの国際会議があるなら、そんな必要はない、に一票投じたいと思いました。

麺がまた秀逸です。中太のちじれ麺で、茹でのたくみさが効いていますね。旭川ラーメンの麺に似ていて、もっちり系で結構食べた感じがする麺でした。200g以上はありそうです。スープがシャバ系のあっさりタイプなのですが、煮干しのだしの粒子がある大きさを持っているようす。したがってスープは水分と細かな粒子の混合状態になっており、れんげのすくいによっては、スープの色が変わります。これは、すごいぞ。乳化のように均一な分子レベルの混合ではなく、煮干しの粒がスープの中で浮遊している感じでもあります。そのスープと麺がいい相性で、このラーメンには、かなりの吸引力がありました。

総合的には、どこか懐かしい感じのラーメンで、煮干し強烈ラーメンという感じではないです。子供も何人も家族と一緒にいましたが、子供が大好きな味ではないでしょうか。このお店に関しては、レビューとかコメントにあまりに先入観が強くて類型的な感想だけが先行している気味がありますが、ふつうにものすごく旨い、ふつうにものすごくだしのきいたラーメンであるという感じでありました。

普通だけに毎日食べたいし、おもしろいマンガがあるなら、マンガとラーメンを同時進行させても何ら違和感のない、大げさにありがたがることもなく、日常のうまいラーメンの位置づけでいいのではないかと思います。

その意味で今回93点はつけたいと思いましたよ。特殊、特別だからではなく、なんでもない普通にだしを利かせた、普通に麺にこだわったラーメンという見方をすれば、それは実はありそうでも探せば全くないに等しい貴重なラーメンであることに気づくはずです。だから、ノット・リプレイスアブルなのであると思いました。この普通においしい煮干しラーメンにとって代われるラーメンは、ありそうでない、と高く評価します。

投稿 | コメント (4) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

どうもです

いや~旨そうですね。寿司の後はラーメン・・・うらやましい。
またメンマは私が好きな枕木系じゃないですかぁ。
この手のラーメンが食べられる店って伊藤くらいしか知らないですが
ちょっと食べたくなって来ちゃいました。

UNIA。 | 2009年6月17日 09:24

UNIA。さん
毎度です。
はい、極楽でした。
うまかったです、ここの煮干し。ひさびさ、本物のかんどーかな。
いい点つけましたが、さすがスーパーコンピューターです。
おすすめの1番に伊藤が入ってきました。笑っちゃいます。人間コンピューターが
入ってんだろ、って。地方の素朴なラーメンは、やっぱり原点なんですね。
何の進化もいらないわい、という気持ちでした。

行列 | 2009年6月18日 01:21

まいど~

流浪ってますな~ 羨ましいでござるよ~
かなりニボそうな感じで、久米にぼしファンにはたまらんですわ~ww
でも常盤貴子の方がええな~ww

ジン1971 | 2009年6月19日 18:03

ジン1971さん
地方ですね、本物のオンナノコ。
視線あそびがまだ生きてます。みなさまのお越しを待ってます。
どうして上京するとふつうでなくなるのかなあ。ふつうが希少価値なんて。
にぼもいきいき。アタマ、ハラワタがうまいんだからほけるなって。
このやろう的うまさに、交通費のもと取れました。大成功。

行列 | 2009年6月19日 20:42