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まずはじめに「ラーメンとは嗜好品であり、好みによる」ということを
申し上げておきます。

ズズズーー ブルンブルンッパツン ゴリッゴリッ ズーッ ぷはー!
これはうまい!!!
ここまで美味い、愉しい、完成度の高いと感じられる一杯にも
なかなかお目にかかれないかもしれない。
「麺恋処」という所がそれを際立たせる。
おそらく「らーめん いそじ」では、
ここの中華そばの良さを見逃していたかもしれない。


店内に入ると、良質な鰹の香り、そして微量の柚子の香りが充満している。
この感じは、「麺や 七彩」以来だ。ベースの出汁には期待できる証拠。
注文を告げ、待つ事5分程。
柚子の有無を聞かれる。自分は問題ないのでデフォ状態にしてもらう。
店主が麺を湯きりする。蒸気のかかる所で麺の温度を下げずに、
しっかりゆっくり30秒ほど湯を切る。
その仕草はまるで、中華鍋をスローモーションで振るうように。
そしてご対麺~。
正直第一印象はそれほど高いわけではなかった。
多少白濁したスープ。そこから顔を出す麺、柚子。
チャーシューが乗り、刻み節らしきものも乗っている。葱はざん切り。
早速スープを頂く。
クリーミーでありながら、甘ったるくもなく、くどくもなく、
且つ塩辛くもなく、濃厚でなくあっさりしながら主張しすぎないタイプ。
鰹を中心とした魚介の旨味も主張しすぎず、意外と大人しい。
柚子の存在が際立って見える。ここは判断の分かれる所だと思う。
この感じだと、麺との絡みが勝負のようだ。
…ズズズーー ブルンブルンッパツン…!
っなんだこれは?!!!
麺が踊るように口の中に吸い込まれていく。

蕎麦やラーメンを極限まで味わう為には「啜る」力が必要で、
この点においては多少女性には不向きかもしれない。
(しかし、最近は女性で男性より上手く啜る上級者もよく見かける)
楕円形断面でコシがあり、心地よく程よいノビを持ち合わせ、旨味も充分ある。
ラーメンであったので香りは味わえなかったが、非常に面白い麺だ。
麺を啜る時に麺の重量とノビにより、骨振動で麺が踊っていることを再認識する。
確かに麺とスープの絡みは通常のものより少ない。
しかしこれは、ここの麺に恋する機会を与えてくれているのかもしれない。
最小限のスープの主張と麺への絡み。
ここも判断の分かれるところだと思うが、「麺恋処」という観点から見ていくと、
それは計算された物であり、そしてウリだと思う。
多少歯応えがあり、食感の楽しいメンマと共に麺を食しても面白い。
ブルンブルンいう麺の音からゴリッというメンマの音、味の変化をしっかり知覚で愉しむ事ができる。
味変のないラーメンにて、ここまで愉しませてくれる一杯はなかなかないだろう。
最後のスープまで美味しく、愉しく頂きました。

総じて、味は勿論、芸術点も非常に高く、最高の一杯だったと思います。
店を出る時に集中豪雨に会いましたが、Singing in the rainでも歌いながら、
雨に打たれながら帰宅しました(半嘘)。

満点をあげようかとも思いましたが、(それも悔しいし)なかなか欠点がみつからないので、
「柚子の量」が少しだけ多かったというところで減点させてもらいます。
(あと一、二切れ少なければベストかな?)
つけ麺の方も味わってみたいと思います。
ちなみに9/20~23までは休みに入るようなので来店の際にはご注意を。

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