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桜も咲き始め、清々しい風が吹きわたる土曜日(27日)、お昼はブラリと東日本橋「めん屋そら 曇天」へ。 都営新宿線「馬喰横山」駅A3出口から地上に出ると、目の前は清洲橋通り。その通り向かいの左斜め向こう、白い看板を掲げたお店が見えます。午後2時過ぎ入店で6割ほどの客入り、注文は「らーめん」(700円)に「味玉のっけ」(100円)。丼は、約4分で到着。 では、スープを一口……豚骨と総州古白鶏(こはくどり)という銘柄鶏を10時間以上炊き上げたというベース・スープ、これが口の中で鶏と豚の優美な香りをふりまき、「濃厚にしてスマート」なコクを感じさせながら、サラサラと舌の奥に消えていきます。「濃厚」なのにしつこくなく、「スマート」なのに飲み応え十分。食材のせいか「鶏」のスマートさが強めに感じられますが、豚骨のコクもシッカリしており、両者相まって旨みたっぷり。カエシには、赤ワインや炙りエイヒレを使っていると聞きますが、不自然な風味は一切なく、白湯スープに絶妙のキレと塩加減を加えて、バランスも上々。 麺は中太ストレート、麺箱には「MANMARU」の文字があり、四つ木の製麺所のようで「中華麺家 まんまる」も直営している模様。コシは少し強めで、歯切れに独特の粘りがあり、なかなかの食べ応え。気取らない気さくな甘みがあって、スープの優しい鶏の風味によく合います。 具材は、角煮風チャーシューと、メンマ・ナルト、そして追加の味玉。チャーシューと言うか、ほとんどバラ肉角煮に近いものが3、4切れ入っており、これがなんとも下町風の甘辛な味付けで、気取らない美味さ。ただし、メンマ、味玉は平凡なもので、もうひとヒネリ欲しかったところ。 さて、卓上には「鯖」「鰹」「鰯」の3種の魚粉が用意されています。鶏の豊かな風味をたたえるスープだけに、魚粉の使い方には注意したいところ、能書き通り「大量に入れると魚臭く」なって、すべて台無し。私のおススメは、「鯖」2サジ「鰹」1サジ程度です。 ―――非常にハイレベルなスープ・カエシを使いつつ、麺・具材の味にはどこか「駄菓子」的な親しみやすさがあって、全体として「下町風」の飽きない味に、「さりげなく」まとめ上げられた一品。「俺の味が分かる奴だけ食えばよい」といった、どこか難解でスノビーなお店が多い中、この「分かりやすい」美味しさは特筆モンです。リスペクトするなぁ、こういう一杯……こういう「さりげなさ」こそ、「本当に実力のある証拠」ですな。
都営新宿線「馬喰横山」駅A3出口から地上に出ると、目の前は清洲橋通り。その通り向かいの左斜め向こう、白い看板を掲げたお店が見えます。午後2時過ぎ入店で6割ほどの客入り、注文は「らーめん」(700円)に「味玉のっけ」(100円)。丼は、約4分で到着。
では、スープを一口……豚骨と総州古白鶏(こはくどり)という銘柄鶏を10時間以上炊き上げたというベース・スープ、これが口の中で鶏と豚の優美な香りをふりまき、「濃厚にしてスマート」なコクを感じさせながら、サラサラと舌の奥に消えていきます。「濃厚」なのにしつこくなく、「スマート」なのに飲み応え十分。食材のせいか「鶏」のスマートさが強めに感じられますが、豚骨のコクもシッカリしており、両者相まって旨みたっぷり。カエシには、赤ワインや炙りエイヒレを使っていると聞きますが、不自然な風味は一切なく、白湯スープに絶妙のキレと塩加減を加えて、バランスも上々。
麺は中太ストレート、麺箱には「MANMARU」の文字があり、四つ木の製麺所のようで「中華麺家 まんまる」も直営している模様。コシは少し強めで、歯切れに独特の粘りがあり、なかなかの食べ応え。気取らない気さくな甘みがあって、スープの優しい鶏の風味によく合います。
具材は、角煮風チャーシューと、メンマ・ナルト、そして追加の味玉。チャーシューと言うか、ほとんどバラ肉角煮に近いものが3、4切れ入っており、これがなんとも下町風の甘辛な味付けで、気取らない美味さ。ただし、メンマ、味玉は平凡なもので、もうひとヒネリ欲しかったところ。
さて、卓上には「鯖」「鰹」「鰯」の3種の魚粉が用意されています。鶏の豊かな風味をたたえるスープだけに、魚粉の使い方には注意したいところ、能書き通り「大量に入れると魚臭く」なって、すべて台無し。私のおススメは、「鯖」2サジ「鰹」1サジ程度です。
―――非常にハイレベルなスープ・カエシを使いつつ、麺・具材の味にはどこか「駄菓子」的な親しみやすさがあって、全体として「下町風」の飽きない味に、「さりげなく」まとめ上げられた一品。「俺の味が分かる奴だけ食えばよい」といった、どこか難解でスノビーなお店が多い中、この「分かりやすい」美味しさは特筆モンです。リスペクトするなぁ、こういう一杯……こういう「さりげなさ」こそ、「本当に実力のある証拠」ですな。