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雑居ビルの一階部分、奥へと続く通路の入り口付近にイタリアンらしき小奇麗なレストランがあり、その奥に赤提灯。最奥部に経堂ラーメンがある。カウンターのみの細長く狭い店であり、油染みて雑然とした典型的ラーメン屋である。50代後半かと思われる年配の男性店主と40代位の男性店員が切り盛りしていた。店主は気さくな雰囲気の人物で、常連客との会話の合間に仕事の一工夫などについて店員と言葉を交わしていた。店員の方もくだけた様子で応じていたが、店長に対する敬意は決して無くさぬ言葉使いであり、良き師弟関係のように見受けられる。このようにアットホームな雰囲気であるが、この店長が少々食わせ者である(それについては後述)。今回普通の味噌ラーメンを注文したのだが、「味噌は辛くする?甘くする?」と店長が聞いて来るので、今回は甘くしてもらった。これがこの店のスタイルのようである。具はモヤシのみ、水に晒したモヤシをさっと寸胴のスープに潜らせる。こんなもんで大丈夫なのかと思ったがこれはシャキシャキして存外良かった。麺は中太ストレートだがずっしり重い食感で、うどんのような存在感だ。二郎の麺を細くしたような感じと言ったら想像出来るだろうか。スープの味噌味がかなり濃いので、この麺は丁度良い。味噌ラーメンらしく油はかなりの濃さで、スープの上に層を成している。このためスープは最後まで熱い。スープ表面には黒胡麻が振ってあるが、油と味噌の強烈さで風味は殆ど消えてしまっている。前述した通りスープと一緒にモヤシを炒めていないので、野菜の甘みと味噌が混ざってマイルドになる要素に欠けるのが難点だろう。その為、味噌のしょっぱさが立ってしまっている。食べ終わり勘定を払う段になって、店主が私に「味噌、丁度良かった?」と聞いて来た。まさかしょっぱいとも言えないので「丁度よかったです」と当り障りの無い返事をしておくと、「うちはラードも味の素も使ってないからね、油は全部胡麻油」との事。その割には胡麻の香りが全くしないのは不思議である。あれだけ層を成すほど油を用いているにも関わらず、である。味の素を使っていないのならば、スープを作る際に匙ですくっていた白い粉末は何だったのであろうか。
雑居ビルの一階部分、奥へと続く通路の入り口付近にイタリアンらしき小奇麗なレストランがあり、その奥に赤提灯。最奥部に経堂ラーメンがある。カウンターのみの細長く狭い店であり、油染みて雑然とした典型的ラーメン屋である。50代後半かと思われる年配の男性店主と40代位の男性店員が切り盛りしていた。店主は気さくな雰囲気の人物で、常連客との会話の合間に仕事の一工夫などについて店員と言葉を交わしていた。店員の方もくだけた様子で応じていたが、店長に対する敬意は決して無くさぬ言葉使いであり、良き師弟関係のように見受けられる。
このようにアットホームな雰囲気であるが、この店長が少々食わせ者である(それについては後述)。
今回普通の味噌ラーメンを注文したのだが、「味噌は辛くする?甘くする?」と店長が聞いて来るので、今回は甘くしてもらった。これがこの店のスタイルのようである。具はモヤシのみ、水に晒したモヤシをさっと寸胴のスープに潜らせる。こんなもんで大丈夫なのかと思ったがこれはシャキシャキして存外良かった。麺は中太ストレートだがずっしり重い食感で、うどんのような存在感だ。二郎の麺を細くしたような感じと言ったら想像出来るだろうか。スープの味噌味がかなり濃いので、この麺は丁度良い。味噌ラーメンらしく油はかなりの濃さで、スープの上に層を成している。このためスープは最後まで熱い。スープ表面には黒胡麻が振ってあるが、油と味噌の強烈さで風味は殆ど消えてしまっている。前述した通りスープと一緒にモヤシを炒めていないので、野菜の甘みと味噌が混ざってマイルドになる要素に欠けるのが難点だろう。その為、味噌のしょっぱさが立ってしまっている。
食べ終わり勘定を払う段になって、店主が私に「味噌、丁度良かった?」と聞いて来た。まさかしょっぱいとも言えないので「丁度よかったです」と当り障りの無い返事をしておくと、「うちはラードも味の素も使ってないからね、油は全部胡麻油」との事。その割には胡麻の香りが全くしないのは不思議である。あれだけ層を成すほど油を用いているにも関わらず、である。味の素を使っていないのならば、スープを作る際に匙ですくっていた白い粉末は何だったのであろうか。