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「中華そば(大盛り)」@大貫 本店の写真 先日、中華そば 無限の移転前初訪の際、「大貫の中華そば食いて~」
ですよ(笑)。通算、10回と頂いてないのに、「この辺に来ればここ」
となっているのは、「魔力」迄は言わなく共、私には「忘れられない味」
なんでしょう。前回は「支店」で頂きましたから「本店」は随分久しぶり。
 この日、11:30前到着。改めて見ると、店内が全く見えないスリ硝子、
知らない人は自動ドアをPUSHするのを躊躇いそうですから、変えた方が
良さ気に思えます・・。いえ、「あんたあっこでラーメン食べてたやろ~」
知り合い等にバレない様にわざと見えない様にしてるのでしょうか?(笑)。


 その11:30、ノーゲストでしたが、私の入店後直ぐから近所のおじいさん、あばあさんから営業中の会社員さん等々、
続々と入店し、各組み1テーブルづつ全席が埋まりましたから、大した人気ですよね~。

 注文は決まってます。「中華そば大盛り」。お値段、大台の1,000円ですが、「この店の相場」って感じで
CPどうこう言いませんよ。大体、「これが食いたくて」それを求めて来てるんですから!。
因みに他客9割が800円の「中華そば」、それに「炒飯」付ける率が高く、約1割が2番人気の「ちゃんぽん」。
しかし年寄りは金持っとるな~って正直思いますよ(笑)。全員「麺類」の注文ですから、もう「中華屋」と違いますな。
この街ではこの「中華そば大」が一杯千円、ラーメン5杯分で30分、後ろめたい遊びが出来ますから、
人間が安いのか?このラーメンが高いのか?そのバランスが不思議な街でんな(笑)。
愛想のイイ中華屋奥さん達の明るい接客を聞きつつ待つ事5分少々・・・

     
    
   
           赤茶色のスープから昇る優しい香り、

                まる~く可愛いキクラゲ、「癒されるな~。」



 「最古の中華そば」・・・なんて古臭さ迄は感じません(笑)。
特に変わった香りも、重さも油も感じません。たまに見受ける豚骨醤油っぽい色ですが、全然違う事を周知な私的に
「よ、久し振りやん!」、それだけですよ(笑)。




===  麺  ===<「足踏たまご麺」と云う、ウェービーな中太ストレート>
 
 ザ・中太麺と言えそうな、関西では太めな18番くらいをイメージする太さで しっかり黄茶色な色目、
ユルユルとしたウェーブ、ややタレ黄身なエッジ、そして「手切りか?」なんて思える細い麺がちょっと混じる
混合麺線(笑)が外観上での特徴でしょうか。

 現代的な「つるつる」とは違う、昔的な軽~いザラ感有りつつのつるり感で今となっては「良い」とは言えない滑り、
喉越しながらスルつると吸上げが良く、崩れないウェーブで啜り上げ時にビュルルっと振動して心地良いし
その雰囲気ボリュームで口内に飛び込めばワイルドな軽い「暴れ」感すら楽しめます。
噛み込んでは、


       派手な印象の無い、何処か落ち着きすら感じる、

          「ヌチっ」とした全体均一硬度の粘り潰し・・頬張り食べたいタイプです・・。


 大きな特徴は有さず共、普通~多めな加水を感じる少し「ヤワめ」とも言えるタッチ。
「たまご」をしっかり感じる様な風味迄はございませんが、馴染んだ様なヤワプリ感がてウマい麺ですよ(笑)。
ボリュームあるのに、食べ易い、それがこの重さレスなスープと大変良くマッチしている、そんな麺と感じます。



          
=== スープ ===<古き良き味・・では済まされない完成度>

 写真では「濃厚醤油豚骨」な「重い」とか「濃い」に見えましょうが、その実、全然違います。
ごく軽~いトロとサラリ同居の「サラトロ」とした滑らかなタッチ、そして少ない油分はお年寄り人気の必須項(笑)。
端的に味の特徴を羅列すると、

  
   ・色目から想像つかない、軽い「酸味」由来の「シャープ」な味わいと「すっきり」余韻が支配。

   ・鶏?等動物中心と思えるも、野菜他色々、全てが渾然一体な「これ」と言えない「丸い」コク出汁。
          
       
       簡略すると「すっきり」「シャープ」「酸味」「渾然一体」がキーワードとなります。


 旧来から、きっと進化しながら生き延びて来たスープ、当然「魚介」なんて関係無しな世界観でしょうが、
「昆布くらいは入ってそーな味やな・・」とか考えつつも、その「何が」と言えない渾然一体な仕上がりにお手上げで、
もうね、途中から1.5倍の大盛りスープ量、ズバズバ掬い飲んでましたよ。(途中少し入れる「酢」が尚嬉しい(笑))
兎に角、

 昨日今日、頑張って作った「凄い」出汁では成し得ない、「長年」かけて纏まった渾然一体滋味&すっきりキレ味
                                        ・・・とお伝えしたい
 



===トッピング類===<叉焼、キクラゲ、メンマ、ネギ>

 この大盛り、別に欲しくないけど「叉焼2倍」らしい(笑)。
バラと呼べるタイプのその数7~8枚で、断面積は小さい物の、肉厚カットに「心意気」を感じます。
そして「昔ながら」を感じる、しっかり味付け。赤味部はしっかり固さがあるも最近では濃いと思える、
「甘い」とは違う「醤油的塩分」主導の味がジュワジュワと染み出す・・・。
最近の素晴らしいチャーシューを思うと、端的にそれらより「固い、辛い」と思えるネガさかも知れませんが、
「スープとのバランスを考えて薄味ジューシー」・・なんてお料理な事を考えない、
何とも「存在」をアピるこの味わいが逞しいし、スープがすっきり系なのでこの「しっかり味」でもブツからない・・。

 もう、主役、と言うかこの一杯のトレードマークとなる「丸いキクラゲ」。私的にアイドルですよ(笑)。
その辺に売っているのをモドしても、絶対こんなに「プリプリ」タッチで柔らかくないでしょうから、
きっとこのキクラゲはセレクトした物を使ってるんでしょう・・・「味」は当然無しですが、その食感が可愛らしい。

 対して、全く普遍的な板メンマ。これも濃い目な色目ながらスープと同じ傾向の「すっきり」味で中々味良し。
柔らか目な「ニャクっ」とした噛み感は最近となっては「逆に」新鮮でもあります。


 トッピング類全般に、「華やか・凄い」は無く共、各々の仕事がキッチリ出来ており、トータルでこの一杯に馴染む。




=== 総  評 ===<全ての「纏まり」で達成される味・・生き残り続けるでしょう>

 麺・スープ1.5倍、叉焼2倍のこの「大盛り」、スープの多さが目立ちますが、いえいえ、楽々完飲させましたよ!。
自分的判断指標で「この量」を嫌にならずに飲んだ時点で、細かい事抜きに「出来がイイ」と身体が覚えます(笑)。

 ボリューミィながらとっても食べ易く、「食った」満足感を植え付ける麺、
兎に角すっきりとした味わに感心すらするスープながら、「他人行儀」な「出来すぎ」感の無いスープ等、
トータルで「懐かしい」と言うより「古き良き」とも感じ、これは無くなっていけない「完成された味」にすら思えた。

 最初にこの店を訪れたのは電話回線のインターネットで見つけたおおよそ10年くらい前と思う・・。
その時の印象、「まあ、イケるけど普通やな・・」もしも点数を付けたらきっと、65点位の心象だったと記憶します。
それがこの近辺に「いいラーメン」が無い事も有るし、「割りとイケる」と思う内、2回、3回と来る事となり、
その回数と比例して「好き」になっていった「付き合い初めて解った」みたいなお付き合い(笑)。

 ですから、この店に初訪で、ある程度の高得点を付けれる方は正直、私は「解るんですね~。」と凄いと思えます。
暫く前、直ぐ傍に180円ラーメンがあったけど、今はもう無い・・・。
「180円」のラーメンが潰れて「800円」の中華そばが生き残り、今日も「馴染みの客」で賑わう
「最古?」なお店の紡いだ歴史が繰り出す「すっきり纏まり味」、滅多に出来上がる味ではないと改めて感じました。




 「又、来るか?」・・・「はい!」・・最近、「気が向いたん」を頂いていて、久し振りにこの一杯が欲しくなり、
訪店を決めたら未採点・・で、採点しましたが、随分期間が空いた今回が一番「旨い」と思えましたから!。
そして、たまに来ていつも「中華そば」ながら、あんかけの「チャンポン」、「ワンタン麺」が気になって仕方無い。
採点するかどうかは別にして近々にそれらを頂く事を心に誓いました(笑)。


 点数付けに当たっては、訪問前から70~は固かったのですが、この優しく逞しい一杯、もう80点~です。
で、心象「絶滅危惧種保存の為」(笑)、90~も厭わないのですが、危惧しなくても繁盛してらっしゃるし(笑)、
私は気にしなくてもCPからそれは無理。そして、この優しくもシャープな味わいは計らず共「パンチ」とは違う、
「纏まり」で食わせるタイプ故、「濃厚・凄さ・崇高」等々無い味わいは「食べ歩き」派には訴求力が弱い
と思える事を丁寧に勘案し、この中盤でお願い致します。



        「歴史」ってもんを感じる「出汁の渾然一体感」!、


          ズルズル頬張れる太麺、スパスパ飲めるスープが素敵!、


            その実中々に複雑な味わいを「すっきり」纏める巧さもありまっせ!。          

 

 御馳走様でした!。
これからも「この味」を守り続けて下さいね~!。ネギ、もう少し沢山入れて欲しいなぁ~・・。あとティッシュもね。

投稿 | コメント (12) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんばんは~
おぉ、創業100年店ですね!

>現代的な「つるつる」とは違う、昔的な軽~いザラ感有りつつのつるり感
自家製でしょうか、なんとなく分かるような、分からないような…
>色目から想像つかない、軽い「酸味」由来の「シャープ」な味わいと「すっきり」余韻
これも何となく分かるような、いや、違うような…

とりあえず行かないと分かりませんね。

立秋 | 2010年12月18日 00:34

 今日は。コメ等おおきにです。立秋さん。
>これも何となく分かるような、いや、違うような…
~うふふ。・・・でしょ?!。「豚骨」とか「魚介」とかね、「深み」がどうとか全く表現が難しい味ですよ。
 一つ言える事はこの色目で「すっきり」してる「軽い酸味伴う醤油味」って事です。
 そして、「私は好き」と確実に言える事です(笑)~。是非立秋さんのご採点を見たいですよ!。

昼飯専門 | 2010年12月18日 11:27

こんにちは。

「すっきり」
「シャープ」
「酸味」
「渾然一体」
私がレビューした時はここのスープを表現するのが難しかったのですが、
パシッと秀逸な単語で評されているところに脱帽です。

ここ、美味しいです^^

pvs aka duff | 2010年12月18日 12:01

こんばんは。
くうう! 私もそろそろ頂きたかったところなんですよ~
昼飯専門さんのコメントみていたら、もう我慢できません(笑)
明日はヒゲイヌ(こちらも久しぶり)の予定でしたがこちらにします。
そういえば他のお客さんのチャーハン率とても高かったような・・・きになるなあ。
でもラーメンだけで精一杯なもんで(汗)

ktos | 2010年12月18日 18:55

こんばんわー、とまそんです。
「またお会いしましょう!」的なそのビジュアルは、どこかで見たな・・・・と思ったら、今日の昼食「サッポロ一番みそラーメン」に似ているなと思ってしまいました。スープカラーだけですが(笑)。
創業100年というのは、ただそれだけで畏敬の念を覚えます。場所が尼崎というところも、この一杯が地元に支えられているのだなぁ~と愛情も覚えますし。

>10回と頂いてないのに、「この辺に来ればここ」となっているのは、「魔力」迄は言わなく共
=>10回をさらりと簡単に述べてしまう昼専さんもすごいなと思いますが、僕も自然と応援モードになってしまいそうな雰囲気を感じてます。
 



連コメ恐縮です。
>写真では「濃厚醤油豚骨」な「重い」とか「濃い」に見えましょうが、その実、全然違います
かなり気になります、おっしゃるとおり「濃厚」にしか見えませんから。
行きたいですが、阪神尼崎からだと微妙に遠そうですね。
21:00までというのも、ハードルが…
来年行ければいいですが。

ktsdc | 2010年12月18日 23:21

こんばんわ。ご無沙汰しております。
>年寄りは金持っとるな~って正直思いますよ(笑)。
持ってますよ~。というか、貧富が激しいとSW(夫:ソーシャルワーカー)は言いますね。
なんか、味のあるお店ですね。噛めばかむほど味がでるじゃありませんけど。(酢昆布みたい(笑))
なんか、応援したくなるお店ですネ。

TOMOKO | 2010年12月19日 22:45

 今晩は。コメ等、おおきにです。pvs aka duffさん。
>ここ、美味しいです^^
~判って頂いて・・と云うか、食べてそう思ってらっしゃって嬉しいです・・・。「私も」なので。
 色んな皆さんの「好み」があろう共、ま、この店が「話題」にならないのは判る味ですが、
 「話題」の味や飾りは要りませんよね~。風潮に流されてはいけませんね・・・。

昼飯専門 | 2010年12月19日 23:02

 今晩は。毎度おおきにです。ktosさん。
>明日はヒゲイヌ(こちらも久しぶり)の予定でしたがこちらにします。
~「新しい味」か、ここの「勝手に出来た味」(すんません)・・・。
 もう、新しい味は「そこ等に」幾らでも有りますよ~。

昼飯専門 | 2010年12月19日 23:04

 今晩は。コメ等いつもおおきにです。とまそんさん。
>今日の昼食「サッポロ一番みそラーメン」に似ているなと思ってしまいました。スープカラー・・
~おおっ?!、確かに「みそ」に似てる色目ですよね!。
 そして、「サッポロ一番みそらーめん」ですから~!!。因みに私は「サッポロ」系では「塩」派(笑)。
 でも、「そうや、アレのみそもイケたな~。」って妙な事を思い出しましたやん!。
 私の「袋入り麺」の作り方哲学・・・「麺を湯掻いた湯にスープを入れんな!」(笑)。
 最低でも、いつも麺とスープは別です(笑)。きっととまそんさんも・・・かな?。
 (実は野菜を炒めてからスープを投入する「神座」風を作っては子供にも食わせてる私です・・)
 すんません。インスタント談義になって(笑)・・・。

昼飯専門 | 2010年12月19日 23:09

 今晩は。コメ等、毎度おおきにです。ktsdcさん。
>行きたいですが、阪神尼崎からだと微妙に遠そうですね。
~う~ん、この地域、アクセスの偏りが有りますからね・・・・。
 でもね、「死ぬまでに」現存する最古の「中華そば」、食べて見て下さいね~。
 「カドヤ」あたりと比べて、全然、「普通」に感じますし、そう感じる方が多いのも判りますが、
 「きんせい→弥七→無鉄砲→麺哲→玉五郎→谷町きんせい→JET」とか、人気の一杯を連発しまくってから、
 「もう、和風とかつけ麺飽きたわ・・」となってからふと食べて見て下さい・・・・きっと「良さ」が浮き彫りになりますよ!。

昼飯専門 | 2010年12月19日 23:15

 今晩は。コメ等おおきにです。AKIさん。ちょっとご無沙汰でしたね~。
>なんか、味のあるお店ですね。噛めばかむほど味がでるじゃありませんけど。
~何となく、その通りな様な、そうとも違う様な・・・・「何故って?」・・・
 いや、結構「噛めばかむほど」でもなく、「普通な感じやけど、この味無いな~」ってすぐ判りますから!。
 世間のメディアにちやほやされず、その「千円」の高いハードルで好きな客を守って欲しいもんです・・。

昼飯専門 | 2010年12月19日 23:18