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「煮干らぁ麺(750円)+味玉(100円)」@Japanese Soba Noodles 蔦の写真Japanese Soba Noodles 蔦。本年1月26日にオープンした新進気鋭の店主の勢いがまぶしい店です。なかなか行くことが出来ませんでしたが、この蔦の大西店主はまめにブログをUPしていて、開店前の出来事からほとんど毎日のように綴っていますね。麺やスープの微妙な修正のことなんかも全部開示してます。ブログのサブタイトル、

生涯ラーメン一本勝負
今は地上に生える草もいつかは空を翔る鳥のように。

いつかは鳥のように、と大志を抱いて船出したJSN蔦。開店するや一気に話題店になり、某ランキングではあの東十条のほん田まで抜いて1位に踊りでるという離れ業までやってのけます。幸い?東京に行ける状況ではなかったので事態を静観し、騒ぎも落ち着いたこの日ようやく店主に会いに行ってきました。開店から既に3ヶ月経っていました。

お店は巣鴨駅から歩いて1,2分の路地裏にありました。写真でさんざん見ているお店の外観。外まで行列かと思っていましたがお店に着いた時点では行列なし。ラーメンを食べて外に出たときは4,5人並んでいました。間がよかったようです

小料理屋のような入口には涼しげな暖簾がさがっています。格子戸を引いて入店。店内はすっきりとまとめられ店内に入っても小料理屋のイメージが重なります。厨房には店主と片腕助手の2人体制。片腕となる男性についてもブログで言及していて、頼りになる男として登場しています。

食券を先に買うシステムでした。店主がいろいろ試作をしているのは目を通していましたが、どんなメニューがあるのかは予備知識なし。暢気なワタクシです。券売機に書いてあるボタンメニューを見て、びっくりのサプライズ。醤油味の煮干ラーメン1本で勝負している店という先入観は見事に修正を迫られます。そこにあったメニューは、

醤油らぁ麺と煮干らぁ麺。え~、どう違うの?醤油らぁ麺には煮干が入ってない??

メニューでは煮干出汁だけのお店ではなかったのでした。醤油らぁ麺というのが気になりますが、少なくとも煮干らぁ麺は煮干出汁でしょうから、こちらを選択します。

煮干らぁ麺(750円)+味玉(100円)

あとから分かることになりましたが、煮干らぁ麺は魚介のみのスープで、醤油らぁ麺は動物系が合わさったスープだそうです。それが分かると、今度は両方を食べ比べてみたくなります。カウンター上に置いてあるアディショナル調味料は唐辛子と胡椒のみ。この胡椒だって、店主がブレンドして作ったものなんよ。店主の麺作りを見ていると、やっぱりエネルギーがまだ尖がってますね。いいことです。まだ船出したばかりでやりたいことも試したいことも山のようにあって。

不如帰、燦燦斗といったお店とも親交があってやっぱり目指すところが垣間見えてきますね。勉強にも抜かりがなく、魚雷、凪西尾、嵐風、伊藤などやっぱりねというお店にもまめに顔を出してますね。店主は代々木七重の味めじろの出身。やがて待ち望んだ1杯が出されました。

チャーシューはロースとバラの2種類。めんま。のり。刻み葱。味玉、の布陣。先ずはVIPのスープから。煮干の旨みが十分に抽出されていて実にうまい。煮干の持つえぐみ部分のワイルドな部分を前面には出さず、あくまで煮干が持っている旨み成分を引き出して、これはくせのない穏やかな煮干出汁ですね。飲んでいるとほっとした気分になって、やはり基本は和風。

店主が、店のスープの基本になるのが鴨汁であると喩えで言っているのを読んだことがありますが、それはかえしの甘い部分の説明として非常に分かり易い得心のいくものです。醤油の説明では、小豆島産古式天然醸造生揚げ醤油、と書かれてます。一般の醤油との違いは知りませんが、このスープがうまいことは確か。昆布もよく機能しており、煮干の主役を食わない格好の魚介が味の厚み出しに貢献しているようです。

表面の脂が標準以上に多く、この脂はチー油と煮干油のように感じましたが実際はどうなんでしょうか。この脂層もかなり味の輪郭作りに貢献してる印象です。脂ッ気がなくなると、味がうすっぺらに感じるかもしれません。絶対にそんなことはしないでしょうが。こうやって煮干フレーバーを味わっていると、また情熱的なラーメン行脚を始めたくなってしまいます。

麺、さすがにうまい。自家製麺。細打ちです。加水低め、茹で加減かため。麺の風味の良さは特筆ですね。麺作りでいろいろアドバイスをもらったり、試作してる様子のブログがありましたが、これが到達した麺でしたか。スープとの相性もいいと思いました。この麺あっての、と言えるでしょう。

チャーシューは2種類とも自信があってどちらにも決めきれずに2種類にした、と思わせるほどうまいね。真空と炙りの技を駆使しての傑作。最近は食べる方の知識もかなりなんで、その上をいくのは容易じゃないでしょ。めんまも存在感ありました。食感重視、味重視とどちらの表現を採用しても合っていますね。

いきなりこのラーメンから船出をすれば、そりゃあ話題店になるでしょう。あらためて煮干ラーメンのうまさを再認識しました。う~、青森で喰い倒れたい!!

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