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評判は聞いていた、壱六の塩。
壱六家のラーメン(定番の醤油豚骨)に関しては、未だ当たりを引いたことがない。
きっと自分には、直系の味のほうが合うんだろな。

とはいえ期待は高ぶる。
好みではなかったとはいえ、あの家系豚骨スープが塩ダレと合わさったとき、どんな一品が生まれるのか。

店は狭いが、店外から光が差し活気も相まって窮屈な感じはしない。
ラーメンはすぐに来た。


…うまい。
濃い目の醤油ダレと合わせた時でさえもバクバクと主張するあの豚骨スープ、
あれが姿かたちもそのままに、なんともにこやかな表情で俺の舌に話しかけてくる。

タレと豪快に煮込んだ豚骨が暴れまくり、ギリギリのパワーバランスで以って丼の中で共存するのが家系醤油豚骨、だと勝手に思っている。
しかしなんとまぁこのスープ、塩ダレと仲良くやっている。
というかこのダシにあってこのスープ、というか、やっぱり醤油をぶつけ過ぎると負けてしまうのかな。
そして優しく豚骨に語りかける塩ダレ、このマイルドなタレがわずかに気弱さを残す豚骨スープと見事な好相性を示してくれた。そう分析してみた。
タレは塩の刺々しさと甘さの交じる旨み―化調が利いている気がしないでもないが―を味わうことができる。いかにもラーメンのタレ!という感じだと思う。タレ単品では味わってないけど。
きりっとした醤油とは違い、どんなスープでも包みこんでくれる“優しさ”がここにある。そして見事な調和。
ちなみに化調は使い方次第で肯定する立場です。
丼の中は真っ白い。おそらくこの店の豚骨スープの本来の色。
家系では寸銅の時点で茶褐色を帯びるスープもあるが、この店のそれは綺麗な白さがある。
じんわりとくる味わいはわずかに九州トンコツを思わせる。
とはいえ太麺の食感やスープのわずかなざらつきは、家系のアイデンティティーを残している。

ただ1つ言うと、食べれば食べるほど化調の主張が強くなってくるように感じる。
塩気と、隠された脂っ気が意外と重い。
円やかさのせいで最初は感じることなく食べられるけど。
まぁ最初の一口の衝撃への慣れだと思えば何とも思わない。

蛇足な話だけど、一口めで思わずライスを注文した。
このライスが…うまくない。
なんとも家系らしいじゃあないか、と受け入れたけど。


うまいけど、麺量より食後の胃は重く、量を間違えるといい感触で店を出られるかどうか。
個人的には中盛+ライスでギリギリ。
今度は並盛でいいなぁ。

でも凄くうまかった。ごちそうさま!

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