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3年ぶりくらい、2回目の訪問です。
前回は<塩>をいただいたので、今回は表題のメニューをお願いしてみました。

カウンターの上に貼られているポップが泣けますねー。
「昭和歌謡ショーは化学の子ではありません。時間という調味料を添加してありマス」
そんな控えめな言い方に反して、かなりスゴイですよ、この<中華そば>。

昔ながらの中華そば、をしているのは見た目だけです。
濃いめの醤油色をしたスープからいただいてみると、すっきりさっぱり。
ベースは鶏ガラと各種の節の魚系でしょうか。
塩分はまろやかで、グイグイとレンゲが進みます。

この<中華そば>には、昔ながらの昭和の味、という副題が付いています。
しかしながら、昭和の時代にこんな中華そばが存在していたとは思えません。
化調のカの字も感じさせない、滑らかで穏やかなスープです。
そんじょそこらの昔ながらの中華そばとは次元の違う世界です。

クリーム色をした中細の麺も、カン水の匂いをひとつも感じさせません。
舌触り滑らか、コシのある麺で、量も160グラムくらいでしょうか、けっこうあります。
肩ロースのチャーシュー2片、細切りメンマ、ほうれん草、ナルト、小さめの海苔
といったトッピングは見事なまでに脇役に徹しています。

卓上のミックスペッパーが目に入らなかったくらい夢中で完食して、
お店を出た後にこのメニューの凄さを実感しました。
駅に向かって歩き始めると、口の中と身体の中でダシの風味が暴れまくります。
食べ始めた頃の穏やかなスープの印象はすっかりなくなって、
ダシの猛烈な勢いに襲われるような感覚に陥ります。

結局、ダシの余韻は食後2時間くらい続きました。
「やまぐち」さんや「KABOちゃん」のレベルですよ。
普通ないですよね、昔ながらの中華そばを食べて、そんな思いをすることって。

前回も感じたご主人のにこやかな接客も素晴らしいと思いますし、
またすぐにうかがって<塩>と塩だけに許される<〆ごはん>をいただきたいと思いました。
塩は、スープも麺も具材も、醤油とはすべてが違うそうです。

夜はビルボードライブ東京でトータスのコンサート。
スティーヴ・ライヒの音楽を5人でやってるような、超絶カッコイイ演奏でした。

投稿 | コメント (6) | このお店へのレビュー: 6件

コメント

やはりまいける(休業、FBに友リクを)さんも好きでしたね!
ああ。私も行きたい。場所が場所なんでなかなか行けてませんけど。
この店は大好きです。たしかお孫さんのおじいちゃん頑張ってっていう絵がありましたよね。
そんなところも含めて大好きです。
巣鴨界隈ではどうしても蔦に目がいきがちですが、
どうしてどうしてコチラも凄いです。

masa@連食★脱ラオタ完了 | 2014年5月9日 06:09

どうも。
ここいいですね。
雰囲気も好きなんです。
時間という調味料を添加・・これは初めて知りましたw
店主さんの気骨が見えます。
この周辺は本当にいい店が増えました。
また中華そばも食べたくなりました^^

右京 | 2014年5月9日 10:36

masaさん、こんにちは。
いやー、しばらくご無沙汰しちゃって申し訳ないです、という美味しさでした。
その間に、白醤油のらーめんとか、白醤油のタンメン、もメニューに加わっていました。
その絵は見かけませんでしたが、厨房の角にギター・ケースがあるのは変わらずでした。
遅れを取り戻すべく通わないといけません。

右京さん、こんにちは。
雰囲気、いいですよねー。
5席のカウンターって「灯花」と同じだと気付きました。
ほんと、店主さんは穏やかそうな方ですが、気骨たっぷりな方なんでしょうね。
中華そば、また行かれてみてください~。

ども~
こちらの中華そばも好きなのですが、以前あった王道の醤油がいつのまにか?変わってたのには驚きでした(汗)
個人的に好きなルートで、こちらから大塚(巣鴨新田)を久々に・・・と少し企んでます♪

一日三食ラーメン | 2014年5月10日 09:56

一日三食ラーメンさん、こんばんは。
そうでした。
以前は<王道の醤油>ってメニュー名でしたよね。
結局そちらはいただかないまま、になってしまいましたが、
今の<中華そば>で十分美味しいです。
久々に、いっちゃってみてください♪