なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「塩こんどる」@らーめん こんどる屋の写真5/29(木)夕、休日に「メトロ42」を鑑賞に東京へ。珍しいロシア製パニック映画は意外にもドラマとしても面白く十分楽しめた。昼は「油そば専門店 GACHI」後の連食予定も、2軒目が混み過ぎて上映時間がヤバいので断念、腹が減ったので夕ラーの連食に出撃。

その1軒目がこちら。「ラーメン凪 炎のつけめん 西新宿店」の後に出来た「ヤシオマス」なる川魚をベースにしたラーメンを出していると言う事で、メチャ気になっていた店。1階は既訪、辛いモノ好きとして前店も狙っていた店だったが、魚介好きとしては川魚も印象深い「鮎ラーメン 二子玉川店」との比較の意味でも気になるところ。

17:00着、1階の扉を開け、狭い階段を上ると先客1名、と思ったら、若き店主の様で「スミマセン、今開店準備中で、、、」と言う事。「じゃ、外で待つ?」にも「ここでも良いです」と言うのでカウンターに着座。店長、盛んに開店準備の遅れを詫びるが、こちらは時間があるので「全然よいよー」で、店内券売機で狙いの表題を選択しスタンばる。

準備の傍ら、店内観察。何でも黒板によると「ヤシオマス」とは栃木県日光産の模様。更には同県大田原産の「那須白美人ねぎ」を使っていたりと、店主は栃木県の出身らしく、郷土愛を感ずる。更には麺も自家製「熟成」細ちぢれ麺と言う事。また、「炎のつけめん、復活」ともあり、こちらも興味を覚える。そして待つ事10分、着丼。

ビジュアルは、チャーシュー、メンマ、ホウレンソウ、ノリ、刻みネギが、油浮きのある薄茶色っぽい塩スープに載っている。

スープから。ふわりと香る「ヤシオマス」ベースのスープは、ガラだしも合わせられているかもしれないが、川魚特有の土の香りがするもので、生臭さは無く違和感も無い。この鮮魚系の香りは節系や煮干しといった海の魚の乾物系の風味とは全く違い、ニジマス、イワナ、ヤマメといった信州人ならば食べ慣れた川魚に共通する風味と味わい。合わせられた塩のカエシはやや強めで、川魚特有の土の香りを上手く支えている。個性的で食い手を選ぶところもあるが、私的には実に美味いスープである。

麺は断面長方形で、白っぽいちぢれのある中細麺。茹で加減はやや硬めで、表面はツルツルしており、ツルシコとした固着感のある食感がチョイと珍しい。個性的な川魚スープにも負けない自家製麺特有の個性がある。美味い麺である。

具のチャーシューはピンク色をした豚ロースチャーシューで、レアチャーの様なしっとりとした食感と肉の美味さを併せ持つもの。デカイ上に厚みもあり、実に美味い。メンマは佃煮のようなしっかりとした醤油の味付け。濃い色の割にはしょっぱさが無く、サクコリ感があって美味い。ホウレンソウも歯の部分の緑の味が濃厚。塩スープに合う。ノリは小型。件の「那須白美人ねぎ」は硬さがあり、爽やかなネギ感が好印象。

スープもちろん完飲。川魚をベースにした「こんどるラーメン」、そのスープは身近なもので例えるならば「ニジマスの澄まし汁」にも通じる様な奥ゆかしさを思わすもの。他に「醤油」「味噌」があるが、川魚には塩焼きが合うので、相性の良さは「塩」と断言したい。

後客無く、店は混んどる訳では無かったが、食後に意外と気さくな若い店主との会話の中にも、最近の流行である鶏白湯に対しての反骨心に共感を覚え、川魚ベースのラーメンという珍しい食材へのストイックな姿勢に同じ海無し県民として好感を覚える。川魚スープとしては「鮎ラーメン 二子玉川店」に匹敵する個性的な美味さがある。賛否両論があるようだが、信州人ならば、絶対美味いと思える「川魚系塩ラーメン」であった、、、

投稿 | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんにちは

川魚をダシに使ったラーメンというのは初耳です!
アユなどの川魚を食べ慣れてない自分からすると、独特の土の香りというのがどんなものなのかも全く分かりませんが、
その個性的なスープに負けない個性的な麺、美味しい具材など素晴らしい一杯だったようですね。
魚といえばほぼ100%海水魚という固定観念のある自分からすると淡水魚は未知の領域ですね。
上京した折にはまた参考にさせてもらいます。

純米無濾過生原酒 | 2014年6月4日 09:52

純米無濾過生原酒さん、コメントありがとうございます。

そうですよね、富山湾を擁する県民ならば海水魚ですもんね。
実は安曇野は「ニジマス」の養殖も盛んな場所であり、川魚は身近なのです。
「ヤシオマス」も「ニジマス」の品種改良らしく、共通の味わいが美味かった。
多少のクセはありますが、印象的で美味い「川魚ラーメン」でしたね、、、

チャーチル・クロコダイル | 2014年6月4日 19:44