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「白旨にこにこワンタン麺」@中華soba いそべの写真<静かなJAZZが流れて落ち着くワンタン麺>


 ・・・・などといろいろ昔を思い出したある日、夕方の蒲田駅をぷらぷら。外出直帰と洒落込みます。蒲田は本当にいい店が多くて迷うのだけど、意外と未訪問の「麺バカ息子」へでも足を伸ばそうかとも思ったのだけど、ここのところ二郎の影響か胃が少し重い。重いのだけど腹が減ると言う矛盾を抱えます。ということで、ブックマークを紐解いて探し当てたのが一駅移動先の「中華soba いそべ」さん。東急多摩川線矢口渡駅から、改札出て3秒で着きます。こういう駅近もポイント高し。


 入店すると手前に製麺室。奥へ行くと落ち着いたカウンターが伸びます。清潔感と大人らしい落ち着いた空間が気持ち良い。BGMは、定番中の定番だが、静かにJAZZが流れる感じ。地元の壮年夫婦がカウンター隅で揃って静かにすするのが、和みの象徴のようでもあります。お冷が運ばれて胃薬を飲もうとするが、水がうまかったりする。カウンターに置かれているレンゲの揃え具合などを見ると、結構几帳面なご店主かも。それは仕事にも表れているようでもありました。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/235190917





【塩ダレ以上に柔らかい白醤油!鶏豚と煮干しのバランスも最高!】


 配膳の瞬間でもう「美味いに決まってる」と思わせる迫力みたいなものを感じます。いや、完成美というやつか。その麺顔はまさに美顔でして、スープの透明度、麺の色白さ、ワンタンのゴージャスさに、チャーシューとメンマの質実さ、そしてトータルにバランス取れた配置など、非の打ち所がありません。もはやオーラ垂れ流し状態。

(麺顔アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/235190804

 スープの鶏系の油の浮きが宝石みたい!そんなことを思いつつレンゲで啜る私は下品と思えるほど卑屈に思えてしまいます。さてその味わいはと言うと、しなやかであり円やかな味わい。一見塩系と見えがちですが、白醤油のなせる技。塩気の尖りが一切ない反面、薄味でもなく、しつこくもない。鶏豚の煮出しが丁寧なのだと深く思わせてくれる逸品です。

(スープアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/235190835

 しかもほのかに甘みがあり、食して行くうちにくせになる。あとを引く。魚介の使い方が絶妙と思われ、鶏豚を邪魔しないように寄り添う一体感が見事!まさにハイバランスのスープ感覚です。


 意外とゆずと糸唐辛子は、あまり主張せず大人しいニュアンス。最後は青ネギがかなり浮かんで、飲み干しながらザクザクと奥歯で潰して完飲した次第!







【美しすぎる白い地肌!ゆったりしたアルデンテ感覚が堪らん!】


 麺がまた上品! 加水はやや高めと言う感じですが、とっても綺麗なストレートと色白さが印象的。箸でリフトすると光沢感が再認識されます。口当たりが異様に軽くて汁の持ち上げもなかなか。すすり上げて、内頬と喉越しを駆け抜けるシルエット感がたまりません。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/235190866

 また、茹で加減がニクいほどピントが合っている!ハッキリ言ってアルデンテなのだが、パツパツだと全体感を壊すように心配になるところを、軽い感じのアルデンテに仕上げております。耐熱度もそこそこあるため、最後まで一定したアルデンテ感覚を楽しめます。


 同時に密度感もちょっとある。前歯での千切りはヌツヌツとしながらも、グルテンの風合いも淡く放つ。奥歯ではヌチ!と一気にプレスすると潰れるのだけど、スープの味気も含んだ炭水化物感覚が美味しくてなりません。大盛り100円アップ! すごいお得かも!







【王道の二種ワンタン!非の打ち所なし!】


 トッピングに一切の妥協なし!さすがは八雲の威厳も影に感じます。エビワンタン二個と肉ワンタン二個のにこにこワンタン! エビワンタンは、プリッとしたホールのエビの歯ごたえも与えつつ、プリプリしたすり身餡が薄い塩味でメチャメチャ旨し! 肉ワンタンは、生姜を感じさせないのに、シンプルな肉味と塩気、そして粗い粒の歯応えが魅了的です。皮は、透明感あって肉厚のもの。煮崩れせず、むしろスープを吸い取っては、高速に滑り抜けて行きます。嗚呼最高レベルのワンタンなり!

(ワンタン)http://photozou.jp/photo/show/1985094/235190816

 チャーシューは二種。鶏と豚もの胸とももか? これは贅沢オーディナリーと言うか、伝統的と言うか、弾けないけど確実に旨さへと引き込む定番の旨さですな。薄味をスープを浸して食う。そして素材の味わいが楽しめる喜び。少しだけでも二種あるところが切なくもあり、お上品でもあります。

(チャーシュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/235190827

 メンマまでもが上質! 極太材木メンマが二本で堂々としたもの。繊維がきめ細かくて薄味。とっても柔らかい一方で、シャクリと小気味好く容易に千切れるところが快感! これで酒を流し込むのがたまらなく好き!







 総じまして、「君は薔薇より美しい・・・・そんなワンタン麺!」と言う感想でしょうか。見栄えも味も(薔薇食ったことないが)。いや〜久しぶりにいい店を開拓したと言う感覚。食後のなんたる優越感。美しいものを食べ続けるだけの人生に憧れるわー。その一方で二郎も捨てがたいのだが、人間とは矛盾をどうしても抱え込む生き物みたいです。花冷えも緩んで春もさて本番か。仕事も人生もこれからが本番である。なんてね〜〜。ということで・・・・なので詠います!



   上着脱ぎ
   ゆったり気分に
   誘われて



   穏やかスープ
   春の海なり



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

投稿 | コメント (9) | このお店へのレビュー: 10件

コメント

ども~
蒲田周辺ですとラー食以外にも気になるお店がたくさんありますね
ワンタンメン
個人的で申し訳ないのですが、メニューにあると頼むことが多いです。
でも頼んでから「そうだ、猫舌だったわ・・・」と思うのです・・・
アホですな・・・

はち ~減量中~ | 2016年4月14日 08:15

どうもです!

美しいビジュアルですな!
食欲がそそられます!

じゃい(停滞中) | 2016年4月14日 08:53

おはようございます。
いそべ 流石の名店出身だけあって 美味しいですよね。
黒は始まっていましたか?

mocopapa(S852) | 2016年4月14日 09:23

もう大田区辺りの麺事情は、さっぱり…。
しかし、ここも凄い平均点!って、八雲出身!
ルックスはまさに八雲、麺の方向性はオリジナルでしょうかね、
師匠とは違うようですね。
基本の思想・技術がしっかりしているからこその
独自の進化でしょうね、駅のすぐ前という点は多賀野さんにそっくり!流行るでしょうね。

ところで、「アルデンテ」、
「茹で上がり前の芯の残った状態」を意味するはずのこの言葉が
どうも「茹で上がりの状態の一種」を表す表現として常用されていることに
一種の引っ掛かりを覚えている私です。本当にすみません。

GT猫(ひっそり活動中...) | 2016年4月14日 10:07

こんにちは。
気になっているお店ですが、美味しそうですね!
矢切ならぬ矢口の渡し、行ってみたいです。

おゆ | 2016年4月14日 10:38

こちらはもちろんBMしています。
八雲さんは無化調ではないので、
どう違うかも確かめてみたいですね。

NORTH | 2016年4月14日 10:53

こんばんわ~

コレは綺麗な麺面ですね~!
この手のラーメンは大好きなので機会があったら食べてみたいです!

バスの運転手 | 2016年4月14日 22:19

こんばんは~
八雲の無化調版といったところでしょうか。八雲好きにはたまらないですね。
スープや麺だけでなく、二種のワンタンとチャーシューも素晴らしい出来栄えのようで。
早速BMです。場所が少々厳しいですが追従したいです。

KJ7 | 2016年4月15日 00:39

こんにちわ~

祝コメありがとうございましたm(_ _)m
コチラは八雲さん出身なンですねぇ~。
一気に興味が沸いてきましたわ~♪

たく☆ | 2016年4月15日 09:27