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11:45頃訪問。他客は4-5名程だった。店内は適度なスペースを有しており、厨房に向かう1列のカウンターと、幾つかのテーブル席が設けられている。新店らしく非常に清潔にされており居心地の良い空間だ。女性にも抵抗無く入れる事だろう。男性2名による切り盛りで、接客は非常に良好。

興味を惹かれた本メニューを選択。辛さ調整可との事で、「辛めで」と頼んだ。暫く待って配膳。

スープは、ベースは醤油清湯のようだが、表層を程々の量の辣油が覆っている。
飲んでみると、辛さは程々のレベルで、ピリ辛以上激辛未満といったところ。自分としては、「辛め」にして正解だったようだ。
そして、それ以上に大きな特徴、ポイントとなっているのが、シャープにして実に心地良い酸味だろう。個人的には、何ともクセになってしまいそうな味わいが形成されている。あまり好きでない「薬膳的」ニュアンスも感得されるのだが、酸味の御蔭で実にキレが良く、全く嫌味の無い飲み口がもたらされているのが有り難い。
ベースの醤油スープは、上述の各要素と見事なまでに調和。全体として薄っぺらさは皆無だが、非常にスッキリとした味わいに仕上げられており絶妙だ。個人的に、「無化調」という点には何ら重きを置いていないのだが、この一杯に関しては、それが見事なまでに生かされていると思う。
そのままでも十分以上に旨いが、卓上のセルフ挽式黒胡椒、五香粉を使用しながら食べ進め、最後まで全く飽きる事は無かった。

麺は、ほぼストレートの中細麺。若干の黄色味を帯びている。
食べてみると、茹で加減は丁度良く、適度なコシと歯応えを有している。ツルツル&シコシコ食感が心地良く、咀嚼と喉越しを存分に楽しむ事が出来る。しっかりとした良質の麺だ。スープとの相性も申し分無し。
量はやや少なめか。空腹時だと、この一杯だけでは、ちょっと物足りなさを覚えてしまうかもしれない。

具として、店のウリとなっている角煮酢豚が真ん中に盛られる。ほんのりと甘みの効いた本格中華の味わい。キッチリと柔らかく煮込まれており、丁寧な仕事ぶりが伝わって来る。文句無しの旨さだ。
メンマは、太いものが2本。柔らかめに仕上げられており、甘みの感じられる味付け。この一杯にはよくマッチしていると思う。
丼箸に適量盛られる肉味噌は、少量ずつスープと一緒に口に運ぶと実に味わい深い。
パクチーは、特有の鮮烈な風味が、スープの味と絶妙にマッチング。
他に、細かく刻まれたニラも非常に良い役割を果たしている。

幾つもの個性的な要素が詰め込まれているが、全体としての調和は見事と言うしか無いだろう。お店の「本気度」がよく伝わって来る作り込み具合だ。酸っぱいものが好きな自分としては、かなりの中毒性も感じられた。是非、他メニューも食べてみたいものだ。末永い営業を願いたくなる新店。

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