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12月20日。この日を逃したら2月まで食べられない為、期待の新店に強行する。勝本の3号店。最初の2店舗は素材に拘った正統派のラーメン・つけ麵を提供していた。今回は元スープに塩を直接入れ調味する為、カエシは使用しないという変わった趣向。シャッターズを目指してこのお店に向かうもいつもと違った道からのアクセスとなった為、少し迷ってしまい10分過ぎる。お店に着いたらさすがは注目店。外待ちちょうど20人。後続もだんだんと増えてくる。さらに行列の長さを見て回避する者も多数。お店に沿った行列と道を隔てた反対側の行列。PPになった時には12:10だったので、丁度60分待ち。お店の人に呼ばれ、店内へ。席数は6。お寿司屋さんのカウンターのよう。厨房はさほど広くない。だけど店員さんは4名。うち一人は人員整理を中心としている。入り口から2番目に座る。丁度店主さんの目の前。案内係も席が空いたからその人数分お店に入れるという事ではなく、この時期、コートを脱いだり色々で席に座った時点で次の空き席の人を招き入れるという徹底ぶり。一人は麺上げ専門。店主さんはチャーシューを切って、サラマンダ(上火専用オーブン)に掛けたり、他の切りものをしたり。もう一人はホール係。1ロットは2杯。お店の雰囲気によりお客さんもしゃべることが出来ないのか、BGMと作業音だけが響き渡る。滅多に感じられないこの空間に緊張感すら漂う。しばらく店主さんの所作を見ているうちにモノが高台に。写真撮影の許可を取り、実食。まずはスープから。スープ表面には厚めに張られた鶏油。透き通って底まで見えるくらいの透明度のある黄金色のスープがキレイ。スープの素材は鴨・名古屋コーチン・生ハム・イタヤガイ・ローストキノコ・ドライトマト・昆布・干し椎茸。皆さんがレビューに上げている通り。初動に軽い酸味。ドライトマトから来るもの。スープを黄金色にしているのもドライトマトが影響しているだろう。グルタミン酸がたくさん含まれている。動物系は鶏系が辛うじてわかる位だけど、その他は何かが突出しているわけでなく複雑に旨みが絡み合っていて何の素材を使っているか言われても分からない。ただ、使っている素材がみな旨み成分の強い食材の寄せ集め。当然全体の旨みが強いが、塩梅は控えめに抑えている。素材から見てもフレンチのコンソメっぽくもあり、中華の上湯っぽくもありでスープ自体も今までのラーメンスープらしくもない。が、鶏油を使用することでラーメンらしさにうまくまとめている。続いて麺。麺は浅草開花楼の細麺ストレート。細麺でありながら感じるしなやかな食感と軽いコシ。麺量は120gとの事だけど、スープ量が割合多めで、不足感はない。具材。チャーシュー、めんま、ねぎ、味玉。チャーシューはバラ肉。2枚。店主がその都度切り、サラマンダーに掛けるが本来の焼き色を付けるというよりは温め効果によるものと思われる。厚めにカットされたものでかなりジューシー。チャーシューには野生ペッパーが振りかけられている。黒胡椒より風味が抑えられたもので、しっかりと黒胡椒の辛味が効いている。メンマはほんのりと和風ダシに漬けられたもの。ネギも凄く細くカットされていてここでも職人技を確認することが出来る。味玉は大玉で黄身がねっとり。こちらも和風ダシに漬けられていてこれまた美味い。食後に水出し加賀棒茶を出してくれた。色味はすごく薄くて水っぽそうな感じだったが、華やかな香りが漂いすごく旨みの強いお茶だった。スープは他では頂けない独創性のあるもの。具材も仕事が細やかで精度が高い。麺は少な目ではあったが、不死鳥カラスさんとの共同制作麺との事でこれまた傑作。そしてラーメン屋では味わう事の出来ない接客と厳かな雰囲気による良い意味での緊張感。勝本の店主が本気でミシュラン(ビブグルマンではなくて)を狙って来たな、という事を感じさせるお店。今のうちに行かないといろいろ騒がれて食べるのに苦労するお店になるね。
勝本の3号店。
最初の2店舗は素材に拘った正統派のラーメン・つけ麵を提供していた。
今回は元スープに塩を直接入れ調味する為、カエシは使用しないという変わった趣向。
シャッターズを目指してこのお店に向かうもいつもと違った道からのアクセスとなった為、少し迷ってしまい10分過ぎる。
お店に着いたらさすがは注目店。外待ちちょうど20人。後続もだんだんと増えてくる。
さらに行列の長さを見て回避する者も多数。
お店に沿った行列と道を隔てた反対側の行列。
PPになった時には12:10だったので、丁度60分待ち。
お店の人に呼ばれ、店内へ。
席数は6。お寿司屋さんのカウンターのよう。厨房はさほど広くない。だけど店員さんは4名。うち一人は人員整理を中心としている。
入り口から2番目に座る。丁度店主さんの目の前。
案内係も席が空いたからその人数分お店に入れるという事ではなく、この時期、コートを脱いだり色々で席に座った時点で次の空き席の人を招き入れるという徹底ぶり。
一人は麺上げ専門。店主さんはチャーシューを切って、サラマンダ(上火専用オーブン)に掛けたり、他の切りものをしたり。もう一人はホール係。
1ロットは2杯。
お店の雰囲気によりお客さんもしゃべることが出来ないのか、BGMと作業音だけが響き渡る。
滅多に感じられないこの空間に緊張感すら漂う。
しばらく店主さんの所作を見ているうちにモノが高台に。
写真撮影の許可を取り、実食。
まずはスープから。
スープ表面には厚めに張られた鶏油。透き通って底まで見えるくらいの透明度のある黄金色のスープがキレイ。
スープの素材は鴨・名古屋コーチン・生ハム・イタヤガイ・ローストキノコ・ドライトマト・昆布・干し椎茸。皆さんがレビューに上げている通り。
初動に軽い酸味。ドライトマトから来るもの。スープを黄金色にしているのもドライトマトが影響しているだろう。グルタミン酸がたくさん含まれている。
動物系は鶏系が辛うじてわかる位だけど、その他は何かが突出しているわけでなく複雑に旨みが絡み合っていて何の素材を使っているか言われても分からない。
ただ、使っている素材がみな旨み成分の強い食材の寄せ集め。
当然全体の旨みが強いが、塩梅は控えめに抑えている。
素材から見てもフレンチのコンソメっぽくもあり、中華の上湯っぽくもありでスープ自体も今までのラーメンスープらしくもない。
が、鶏油を使用することでラーメンらしさにうまくまとめている。
続いて麺。
麺は浅草開花楼の細麺ストレート。
細麺でありながら感じるしなやかな食感と軽いコシ。
麺量は120gとの事だけど、スープ量が割合多めで、不足感はない。
具材。
チャーシュー、めんま、ねぎ、味玉。
チャーシューはバラ肉。2枚。
店主がその都度切り、サラマンダーに掛けるが本来の焼き色を付けるというよりは温め効果によるものと思われる。
厚めにカットされたものでかなりジューシー。
チャーシューには野生ペッパーが振りかけられている。
黒胡椒より風味が抑えられたもので、しっかりと黒胡椒の辛味が効いている。
メンマはほんのりと和風ダシに漬けられたもの。
ネギも凄く細くカットされていてここでも職人技を確認することが出来る。
味玉は大玉で黄身がねっとり。こちらも和風ダシに漬けられていてこれまた美味い。
食後に水出し加賀棒茶を出してくれた。
色味はすごく薄くて水っぽそうな感じだったが、華やかな香りが漂いすごく旨みの強いお茶だった。
スープは他では頂けない独創性のあるもの。
具材も仕事が細やかで精度が高い。
麺は少な目ではあったが、不死鳥カラスさんとの共同制作麺との事でこれまた傑作。
そしてラーメン屋では味わう事の出来ない接客と厳かな雰囲気による良い意味での緊張感。
勝本の店主が本気でミシュラン(ビブグルマンではなくて)を狙って来たな、という事を感じさせるお店。
今のうちに行かないといろいろ騒がれて食べるのに苦労するお店になるね。