なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

トレードマークのトレンチコートとマスクのいでたちで、一月ぶりの訪問。
思えば、最近はつけ麺か二郎系しか食していませんでした。

でも、実はここは私の原点。
まだ駆け出しジロリアンの頃、二郎(支店ではなく三田本店)の小ラーメンすら食べ切れなくて先輩に怒られたり、ロットを乱して落ち込んだ時に、よく独りでここのラーメンを食べに来たものです。

なーんか、ほっとするんですよねぇ・・・ここのラーメンて。

久しぶりに帰ってきた店の概観は、当時とまったく変わらず、
懐かしいような照れくさいような気がしました。

ドアを開けると、すぐにあの懐かしい顔が迎えてくれました。

「やぁ、お帰り!すっかり立派になって。いつもテレビで応援してたよ!」

と、満面の笑顔の中国人の店員さん。

「ただいま!ごめんね、ずいぶんご無沙汰しちゃってさ」

私も笑顔で返す。

「出世なさったジロリアンさんが今更この店に何の用だ!?」

厨房の奥から料理長が、しかめっ面を覗かせた。

「ご、ごめんなさい!色々忙しくて・・・」

慌てていると、料理長がクスッと顔をほころばせた。からかっていたのだ。

「元気にやってるなら、それでいいさ!よく帰ってきた!」

胸を撫で下ろすと、熊のような料理長の腕にきつく抱きしめられた。

そんなシーンを想像しながら、ラーメン麺硬めを注文しました。もちろん、いつもの半ライスつきで。

久しぶりに食すますたにはとても美味。
まずはそのスープ。どっしりとした豚骨ベースに様々な香味野菜がブレンドされ、蠱惑的薫りが鼻腔をくすぐる。表面に浮かべられた大量の背脂も魅力的だ。
そして麺。まるで初潮を迎えていない少女のしっとりとした柔肌の如き喉越しは官能的ですらある。
舌に乗せるとそのまま消えて無くなってしまいそうなほど、柔らかく仕上げられた焼豚。
清涼感溢れる九条ねぎは鮮烈なアクセントとして全体を引き締めている。
その全てが絶妙なバランスで見事に融合している。
ここまで完璧に調和が取れたラーメンは珍しい。まるで交響楽団の演奏を聴いているようだ。

いかんせん、私には細麺というのがいただけない。特にここの麺は伸びやすく、硬めで頼んでもすぐに腰がなくなる。硬め好きの諸兄には麺茹で60秒(通常2分半)をお奨めする。ちなみに秒数指定してもあまり硬めで出てこないのが難点ではあるが。
チャーシューも薄く、全体のボリュームに欠ける。あくまでジロリアンの私にはの話だが。

とはいえ、このラーメンが私に癒しとなるのも事実。
またしばらく二郎巡りが続くので、中々来ることができないが、きっとまた帰ってこよう。そう、二郎でロット乱しや麺残しの失態を演じてしまったときに。

ご馳走様!すっかり板についた店員への会釈を忘れず、店を後にした。今日はこの後に、ラーメン大の池袋店にお忍びで訪れてみるつもりだ。

投稿(更新) | コメント (0) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

まだコメントがありません。