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このレビューは移転前のものです。

「味玉ら〜麺」@麺屋あらき 竈の番人の写真 今日(2日)のお昼は船橋へ。駅周辺の雑踏を南へ抜け、スクランブル交差点を過ぎると、少し穏やかな町並みに。このあたりから急に、海からの風を感じる。肌に心地よい乾いた風に、少し秋を感じますな……と、ふと右に目をやると「竈の番人」営業中、しかも入り口近くの、風通りのよい窓際席が空いている……気づくとすでに食券購入、注文は「味玉ら〜麺」。
 厨房は若きご主人が一人で切り盛り。手鍋で温めるスープが煮立たぬよう、途中で火加減を調整する細やかさ。20回前後も湯切りする丁寧さ。ご主人の「ひたむき」な姿勢に、ただ感心。
 では、スープを一口……実に深みのある、練り込まれた味。前面に出る魚介スープは、煮干しの風味を節系の旨みが引き立てる、骨太の味わい。醤油のカエシで引き締まった豚骨のコクを、鶏ガラが丸く包んで魚介の旨みと渾然とさせる。引き込まれるような魅力を放つ、香りと味だ。「煮干、鰹節、豚骨、鶏ガラ、醤油」という誰もが使う食材から、努力の積み重ねで未踏の領域を目指そうという、ご主人の心意気を感じる。そして、目指す「予定調和」の領域に、そろそろ達しつつあるのではないだろうか。
 チャーシューもメンマも味玉も、文句なし。ただし……課題の一つは麺。プツプツとした食感を楽しめるが、スープと馴染ませる方向に行くか、味と食べ応えをさらに重視するか、練達のスープに対して設定が少し中途半端に感じる。
 もう一つの課題は、ごくわずかに感じるスープの「苦み」。煮干しの苦みでも、焼き干しや動物系の苦みでもないようだ。あるいは「するめ」の苦みかとも思うが……感じるか感じないか程度の淡い「苦み」。だが、アクセントになっている玉葱の甘みが、スープに馴染むのを少し邪魔している。
 しかし、あのご主人には、この味はまだまだ通過点に過ぎないのだろう。やがて課題も解決されると確信させる、ご主人のひたむきさに、5点おまけ。

(蛇足)時々奥から顔を見せる奥さん(?)は、清楚な美人で要注目 !!

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