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以前一度来てルック商店街を往復して探したのに見つからず、諦めて「はやしまる」に流れたことのあるお店。
今回は「三平ストアの向かいの焼き鳥屋の裏路地」と正確に頭にインプットして来訪。駅から少々歩きますが、
連休初っ端のこの日、「高円寺びっくり大道芸2010」と題したパフォーマンスが街の其処彼処でやられていて、
マッタリした休日昼時の雰囲気を楽しみながら向かうことができました。大人の隠れ家的立地のスタンドバー風
のお洒落な店舗、先客は小さな子連れの夫婦と若いカップルで5人、空席3のうちのひとつに滑り込みます。

注文はたんたん亭系ならば看板と思われるミックスワンタン麺。券売機はなく、口頭で伝えて後会計になります。
真っ白な器にカエシと鶏油を入れて、麺の茹で上がり直前にスープを注ぎ、平笊で湯切りしながら綺麗に方向を
揃えて折畳んだ中細ストレート麺が盛り付けられ、海老・肉ワンタン各3個、チャーシュー1、穂先メンマ2、
海苔1、水菜と笹切り葱が少々のトッピングを載せて出来上がり。高台から降ろして、まずは端正なルックスに
うっとり。この時点で見るからに、というかスープから立ち上る香りが「こりゃ美味そ~!」と告げています。

黒の蓮華で掬ってスープを一口。ムムッ何これ?八雲やいしはらで感じた和風な出汁感とは明らかに異質、輪郭
のハッキリした硬質な味の塊を2つ3つ重ね合わせたような不思議なニュアンス。でも、とんでもなく美味しい。
紹介記事等から推測するに鶏ガラ主体に豚骨少々、魚介・乾物系とセロリなどの香味野菜といった素材の旨味を
濁りを排除して重ねたのだろうけど、店主は洋食経験もあるとのことで、もしかすると業務用濃縮フォン・ド・
ヴォライユか何かを使っているのかも。見た目はたんたん亭系なのに味わいはかなりオリジナル、私が戴いた中
では「ちゃぶや96年式正油」のクッキリした味の重ね方が近いかもしれません。

中細麺は最後は緩くなってしまいますが、絶妙な茹で加減で中盤までコシを保持、小麦の風味もあって美味しい
です。脂身少ないロース肉チャーシュー、柔らかな歯ごたえの穂先メンマは個人的に好み。粗く崩したむき身の
プリプリ感が味わえる海老ワンタン、肉汁と一緒に胡麻油が染み出てくる肉ワンタン、どちらも本当に美味しい
のが6つも入って、少ない麺量の物足りなさをカバーしてくれます。海苔・水菜・葱の脇役もちゃんと機能して
いて細部まで一切スキがありません。値段とボリュームを除き、味わい的には完璧な一杯、90点を献上します。

帰りにラーメン横丁を覗いてみましたが、4店とも並びが出来ていました。10~20分待ちで入れそうでしたが、
「風武」「はやしまる」への再訪、「じゃぐら」「田ぶし」「峰」等々への初訪でまた来ることになるでしょうから
と今回はスルー。というか、2杯目を食べて1杯目の素晴らしい余韻を消したくなかったのが本当のところです。
ご馳走様でした。

投稿 | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんにちは

お久しぶりです
素晴らしい一杯のようですね
>見た目はたんたん亭系なのに味わいはかなりオリジナル
これはかなり気になるフレーズ
チャンスを見つけて追随します!

PSネコちゃんのご冥福を謹んでお祈り申し上げます
因みに家の子もたて続けに亡くなってしまいました
悲しい事ですがお互いがんばりましょう!!

B級グルメ | 2010年5月2日 14:44

B級グルメさん どうもです。

このお店、開店当初より最近になってから、皆さんの評価も上がってきてますよね。
はじめは洋風テイストに振りすぎてコンソメ?なんて言われていたものが、
徐々にラーメンらしさとの折り合いをつけて今の鬼気迫る完成度に至ったのかなと思います。
追随の際には、場所が分かりづらいので気をつけてください。

猫の件は、いつも気にかけていただいて、ありがとうございます。
B級グルメさんのとこのメインちゃんたちも亡くなったなんて あまりに悲しいですね。
でも、お互い気を落とさずに頑張りましょう。

men2 | 2010年5月2日 15:23