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2/9(土)、久しぶりの遠征。ターゲットは土浦の名店「小櫻」さん。天気予報は午後から雪とのことで早めに都内を出たのに、道順を間違えたり駐車場を探したりで手間取ってしまい、結局着いたのは12時過ぎ。既に20人ほどの行列で、小雪舞うなか1時間待ちになりました。流石に茨城随一の人気店ですね。

注文は、RDBで安定して評価が高かったえび香油魚醤ラーメン。行列中に見た説明書き(キトサン飼育鶏の産みたて卵だとか)に絆されて味玉をプラス。友人K氏は、MRI検査で血栓が3つも見つかって奥様からラーメン連食禁止令が出ているにも拘らず、小櫻麺と創作麺(チーズ風味みそラーメン)のダブルオーダー。海老の香りが食欲を刺激する店内で、食材や製法へのコダワリをこれでもかと訴求する罪作りなPOPを前にして禁欲節制を貫くのは困難というもの。ましてや昼時、空腹を堪えて1時間待った後だけに。周りでもダブルオーダーする人が結構いたようです。

黒基調の壁に間接照明、そこ彼処に飾られたビートルズやMLBのコレクションアイテム、窓のないダイニングバーのようなお店の雰囲気を楽しみながら待つこと10分、隣席ご夫婦のえびつけ麺が先に到着。つけ汁から立ち上る強烈な海老の香りと極太縮れ麺は見るからに美味しそう。ひと口目で「う〜ん、旨いねぇ」の声が聞こえてきて、こちらも我慢の限界、早く食べたいよ〜となったところで私達の分が運ばれてきました。

名は体をあらわすの言葉通り、えび香油と魚醤スープが主役のラーメンです。スープの上の方だけ掬うとレンゲの中が透明になるくらい、分厚いえび香油の層が表面を覆っています。なのに脂のクドさを全く感じないのは、エクストラバージンオイルを使ったという油の質の良さと熱々で最後まで冷めないスープ温度がなせる業でしょう。魚醤は秋田のしょっつる、連想される生臭さや塩角はなく、柔らかで奥行きのある醤油味になっています。茶褐色の粉末は霞ヶ浦名産のえびまごでしょうか?スープ全体を支配する香ばしい海老の香りと重層的な味わいが、「海老の旨み」に向けて収斂していく様は実に見事としか言いようがありません。

このスープ、一度味わったら癖になる魔力がありますね。今これを書きながら、昨日の今日なのに早くも「また食べたいな」と思い始めている自分がいます。海老と言えば縁や@池袋や静岡で食べた桜海老ラーメンを思い出しますが、これほどの魔力は感じませんでした。私達のような遠征組だけでなく、地元のリピーターが途絶えずに行列になるのも頷けます。

麺は低加水ぎみの中太ストレート。もう少し弾力がある方が私の好みですが、スープの吸い上げ重視なら致し方ないところ。バラ肉チャーシューの脂身は苦手なので少し残しましたが、赤身部分の味わいはかなり美味、脂好きには堪らない逸品でしょう。長くて食べ応えのあるメンマは私好みで結構お気に入り。青菜と葱はこってりスープに対する程良いアクセント、特に葱がスープを引き立てる重要な役割を担っているように思いました。味玉は薄味で少し残念でしたが、卵自体の品質の良さは感じられました。

採点は、独自素材の持ち味を活かして纏め上げた海老魚醤スープの素晴らしさを評価して89点。
麺や具の一部が私個人の好みと少し違っていたため90点台には届きませんが、海老好きには太鼓判つきでお勧めできる一杯だと思います。友人の小櫻麺と創作麺はスープを少し戴いた程度なので採点できませんが、こちらも水準以上の味わいではありました。

隣席の海老つけ麺も美味しそうでしたし、濃厚海老出汁@喜元門にも未練を残しているので、次回は小櫻−喜元門の海老連食ツアーでも企画してみようかな。どうですか?K氏さん。

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