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3/5(水)、初訪。‘ちゃぶ屋・ラーメン界のイチローこと森住康二’の名が一世風靡したころ、私はラー食から
離れて和そばやうどんに嵌っていましたので、三河島時代はもちろん、リニューアル前のちゃぶ屋の味も未体験。
そんな訳で、創業当時の味を是非体験してみたいと昼の部を訪ねました。こちらのラフな服装が恥ずかしくなる
ような制服姿の店員さんに注文を済ませて、厨房に目をやると森住氏の姿。麺とスープを自ら担当していました。
木金土の夜の第3部(22時〜24時)にしか厨房に立たないと思っていただけに、嬉しい誤算です。

戴いてみた感想は、スープ・麺・具が高水準でまとめられた、実に見事な醤油ラーメンでした。
スープは、醤油のやや強めの塩気と香り立ち、鶏系の出汁の旨み、焦がし葱の香ばしさ、たっぷりめのオイルの
四重奏ですが、その奥に素材を丹念に重ねた出汁の厚みが控えています。しかも、これだけ味を重ねながらも、
ひとつひとつの輪郭がクッキリとしていて雑味や濁りを感じさせないところに、作り手の美意識のようなものを
感じます。美味しいです。

自家製麺は、滑らかな啜り心地の細麺ストレート。森住氏自身が麺上げ・湯切りしたお陰か、噛むとフックリと
した独特の歯応えが印象的、咀嚼していくと小麦の風味が滲み出てきます。スープの絡みも申し分ありません。
啜って・噛んで・味わう、それぞれの過程で何かを感じさせてくれる美味しい麺です。

具は、大ぶりの薄切りチャーシュー1枚、細切りメンマ、葱2種、(モヤシ)。脂分が溶け出して柔らかくなった
チャーシューの味の浸みた肉の旨みが秀逸で、メンマの硬めのコリコリ感も良かったです。
モヤシの記憶は曖昧で、HPのらぁ麺の写真には載っているものの、確か私が戴いた一杯には無かったような。
具の構成が前の方(タナカラーメンさん)と同じだった気がするので、もしかすると深夜の部の森住氏バージョン
を戴いたのかもしれません。

採点は88点。素材から器までこだわり抜いた森住氏本人が作る一杯は、流石の完成度でした。
お客を少し緊張させるお店の雰囲気や、B級グルメを忌避するかのような姿勢には堅苦しさを感じないでもない
ですが、650円で高品位のラーメンを提供してくれる点は素直に歓迎したいと思います。

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