中華そば 末広の他のレビュー
チャーチル・クロコダイルさんの他のレビュー
コメント
どもです。
コチラ、個人的には「中華そばの王様」ですわ。どこか(笑)のパクリっぽいですが、マジでそう思いますよ~
あぁ、間違えた「女王様の中華そば」だ≡≡
NAS | 2014年9月13日 10:12NASさん、コメントありがとうございます。
人からは「濃厚ラーメン好き」と見られている私ですが、実は一番好きなラーメンはこれ。
週一でも良いくらいだけれど、いつも車が停められない、、、
チャーチル・クロコダイル | 2014年9月16日 18:13
チャーチル・クロコダイル










こちらの店はかれこれ30年以上前からぽつらぽつらと通っている店。ここの「中華そば」は、私の幼き頃、近所の食堂で食った初めての「中華そば」の味とダブるものがある。その店はとうの昔に閉店したのだが、その美味かった「昭和の記憶の味」がここにある。人に「一番好きなラーメンは?」と聞かれると、私は迷わず「末広の中華そば」と答える。
12:05着、先客15名以上、3人して空いたカウンターに着座、後客10名以上。カウンターはとびとびだったが、ここの客は全てが常連客、ちゃんと3人分座れるように席を移動してくれる。このあたりも互いに知らぬ者同士なのだが、さり気無い人情を感じさせてくれる。こちらの常連さんは人のいいおっちゃん、オバちゃんが多いのだ。
壁のメニュー(店内写真)を検討、消費税で100円ほど上がった様だが仕方ない。同僚は私の勧める「わんたんめん」と「チャーシューメン」を、私は定番の‘中華そば(大)’をオバちゃんに注文。厨房にいるオバちゃん達も30年前からの変わらぬ面々、大女将がいないのが寂しいが。満員の客の注文も、3人のオバちゃん達は手際よく回している。そして待つ事4分、着丼。
ビジュアルは、縁どりが赤いチャーシュー3枚、メンマ、ノリ、刻みネギが、淡い琥珀色の醤油スープに乗っている。こちら、スープたっぷりなのがいいのだ。
「中華そば」の場合はレンゲが無いので、丼に口をつけてスープをひと口。油浮きのほとんど無いアッサリとした醤油のカドの取れたカエシに香る煮干しの味わいと課長のウマミ、これこそ私の記憶に根付いている「昭和の中華そば」の味わいなのだ。今時の洗練された「ラーメン専門店」では決して味わう事の出来ない「昭和食堂の中華そば」の味わい。もう言う事は無い。
麺は縮れのある細麺。30年前から変わらぬ大鍋で湯掻いた麺は、やや硬めの丁度いい茹で加減。「わんたん」だってこの鍋で麺と一緒に茹で揚げると言う荒技、心なしか麺にそのわんたんの味も移っている様にさえ思える。始めは硬めの食感も、食べ進むうちに徐々に柔らかくなっていくのも、これまた味わいのひとつ。私的には愛着を覚える美味い麺なのである。
具の赤縁チャーシューはこちらの定番品。ところどころに脂の乗った柔らかな豚モモ肉は、薄味付けの塩味で、噛めば噛むほどに豚肉の美味さが滲み出てくる逸品。これが実に美味いのだ。楊枝で一本一本裂いたメンマも塩抜きだけの本来メンマの味が楽しめる、これまた好みの品。量も多めにあるのがウレシイところ。ノリも決して高級品を使っている訳では無く、庶民的な風味のもの。長らくスープに置くと、溶けだすので早期に食うのがいい。多めの刻みネギが、辛みを伴いこのスープの薬味にハマる。
スープは丼に口を付けてグビグビと完飲。本日は基本の「中華そば」でイッタのだが、私の求める「昭和の中華そば」そのもので、煮干しと課長が無ければ成立しないパーフェクトな味わい。私的には舌での味わいはもちろんのこと、記憶の中で懐古的な昭和の味わいを彷彿させてくれるこちらの「中華そば」は脳内での味わいを楽しむ事の出来る逸品なのだ、、、